第260話 【撃破!】李儒(理樹)と内気な姫殿下(1)
「典韋さん! 許褚さんは! 魔法スキル【猪突猛進】の発動をお願いしますー! 目標はぁあああっ! 前屈みとなっている巨人兵の顔をめがけてお願いしますー!」
そう、只今、
こちらの様子を険しい顔。
「グッ、ググッ、グギャァッ!」と。
自身の顔を上げ、奥歯を強く噛みしめ。
歯痒い顔、不満のある顔、険しい顔で、奇声を上げつつ、こちらの様子を窺い、睨みつけてくる巨人兵の鋭い眼光に対して。
彼は最後の下知を甲高く、声を大にして叫ぶのだ。
威風堂々、凛とした姿勢で下知を、三國志の中でも最高の武力を誇る、上位ランク者ランキングベスト10に必ず入る。
オークの悪来典韋嬢とオーガの許諸嬢の二人の戦姫へと、先程紀霊将軍が
「あいよぉおおおっ!
悪来典韋がいつものノリで笑みを浮かべ、明るく、明るい声音で
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます