第254話 【初めての総指揮】李儒(理樹)と内気な姫殿下(4)
そう、賈詡嬢が、自身の主の不甲斐無さに、「はぁ」と溜息をもらし。
いつまで経って、戦姫達と戯れて、軍を統括しない、主に向かい。
「
自身の頬を可愛く膨らませながら、『プンプン』と、嫉妬心込みで不満を申せば。
「本当ですよ。
「──于禁の言う通りだ!
于禁は自身の腰に手を当て、
于禁の不満に続くように、俺戦姫さま事、夏候惇が相変わらず、自身が握るグレイブを掲げ! 振り落としの連撃を埴輪の巨人兵へと繰り返しながら攻撃しながら
「……袁術卿の敵もとらないといけないのだろう。
との台詞も、夏候惇は付け加えてきたのだよ。
それを聞けば
彼は真剣な趣でコクリと無言で頷けば。
「ふぅ、はぁっ!」と、大きく深呼吸して、一間おけば。
「──只今より! 袁術卿と紀霊将軍の弔い合戦を始める! みなは直ちに敵巨人兵へと集中攻撃ー! 狙うはぁっ! 崩れ、破壊しかかっているー! 巨人兵の左足ー! 直ちにみなはぁっ! 巨人兵の左足へと一斉! 集中攻撃を実行ー! おこなうようにー! 攻撃開始ー! 撃てぇえええっ!」
◇◇◇
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