第113話 李儒(理樹)と内気な姫殿下(14)
未だ足りぬ! 足りぬ、のだ! 相手は、あの魔王董卓閣下なのだから。他人の意見、女性(ひと)の話しや意見は安易に聞き入れない。聞き入れないのだ。
いくら優秀な……。
もう、それこそ? 三國志時代に大活躍、後世、未来へも名を残し馳せた賈詡殿の弁舌、説明を持ってしても。
相手は後漢の魔王董卓仲頴だから安易には聞き入れてはくれない。
まあ、それぐらい彼女、董卓閣下にしてみれば李儒(理樹)は大事な物なのだろうと言うことになる。なるのだから。
やはり李儒(理樹)は強硬な姿勢と態度──。瞬時、俊足に行動をとるしかない。ないのだ。
そう、このまま、己の彼女、妃さまを強引に押し倒してしまう。
そして馬乗りを決行──。荒くれ、暴れ牝馬を大人しくなるようにロデオをしながら調教──。
李儒(理樹)の下知や嘆願を素直に聞く、肉人形にするしかない。ないのだ。
麗しいダークエルフの少女、董卓仲頴をね……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます