第92話 漢の二人のやんごとなき姫殿下(20)
自分達の兄や叔父であり。強力な後ろ盾でもあった何進大将軍を十常侍達に暗殺されたことにより。
現皇帝閣下であった劉弁殿下と、その母である何太后殿下は、宮廷内での力を失い。
と、いうか?
魔王董卓仲頴の持つ涼州の巨大で強力な将と兵馬の力を得ることができなかった御二人……。
劉弁殿下と何太后殿下は、前世の李儒(理樹)の邪な策を承認、了承をした魔王董卓仲頴達の手に寄って闇へと葬られてしまう。
でッ、逆に劉協王子の方は、魔王董卓仲頴を威風堂々、凛とした。勇んだ態度で退け、魔王の舌を唸らし。
『協王子こそ! この漢の王──。皇帝に相応しい方だ!』と言わせ。認められて、魔王董卓仲頴の後ろ盾──支援を受けて。兄である劉弁殿下に代わり。皇帝の座についたと言った逸話がある。
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