10/03 スランプと才能

 すみません……

 どエライスランプです……


 自主企画『構成力をつけよう①』にご参加いただいてる暗黒星雲さん……すんません……

 読んだんですが、まだ突っ込んで考えられておりません。


 皆さまも、よろしかったらご参加よろしく。


 暗黒星雲さん自主企画参加作品


『その家には悪魔がいる』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886622576


『永遠の出会い』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887132451



 私は……


 ……。


 なんでしょうね。

 言葉に出来ない状態っす。


 自分の能力の低さに愕然としつつ、

 エネルギーの枯渇も感じつつ、

 他の作品をインプットして充電と思ったら逆にダメージを喰らい、

 仕事もサボり気味で……


 これ、成長途中なんですよね。

 自分で分かってるんですが、キツイっす。


 クリエイターの成長には段階があって、

 先に目が肥えるっす。

 すると、自分の作品が下手に見えるようになる。

 その目に自分の腕が追いつくように努力する。

 自分でも納得のいくものが書けるようになる。

 ふと立ち止まって他の作品や色んなものに触れる。

 目が肥える。

 自分の作品が下手に見える。

 以下、エンドレス。


 つまり、自分の作品がチープに見えるのは、眼識(※)がついてきたって事っす。


 この段階では、自分の作品と他の人の作品がどう違うのか、具体的に差異を見つけて、その差異が埋まるよう努力するしかないっす。


 努力しかないっす……


 努力しかないんですよ……


 ぐぅ。



 才能才能って良く聞くんですが、

 才能ってとても漠然とした言葉だと思っています。


『才能』とは、つまり『優れた作品が具体的にどう優れているのかが意識無意識関係なく分かる力』と『優れている部分を吸収して発現させる能力』だと思ってる。


 クリエイターで天才って言われている人達は、その能力が高くて、能力を発揮するまでの時間が短い人の事、だと思ってる。


 私は天才でも秀才でもない……ぐぅ。

 なので、酷く時間がかかる。


 構わない。

 時間がかかるのは。

 私は富は欲しいが名声は要らない。

 むしろ名前は埋もれていたい。

 有名になっても顔出しなんて絶対に嫌だ。

 作品だけ人の心に刺さればいい。


 ただ……この審美眼と自分の能力の差がキツイ……

 このキツイ時間が長いのがツライ。

 書いても書いても気に入らない。


『魔女の宅急便』で絵描きのウルスラがスランプの事を言ってますが、まさにその状態。

 キキもスランプに陥っていたね。

 今までは、何も考えずにただ飛べていたのに、突然出来なくなる。


 それを、心の底から『飛びたい』と思ったことにより、スランプを脱します。

 ウルスラの助言通り。


『描くのをやめて何もしないでいると、突然描きたくなる』


 と。


 いや、私ならんのよね。

『数多の誰かの物語』の第1章と第2章は、実は10年ぐらい前に書いた作品。

 つまり、『書きたい』と再度思うまで10年かかったのだ。


 私は、小説を書くのが好きなのではなく、

 もっと漠然と

『何かを形作る』のが好きなのだ。

 それが、小説であれ、漫画であれ、ゲームであれ、パズルであれ、その形は問わない。


 仕事も、システムエンジニアである。

 そう、仕事がシステムエンジニアであるが故に

『物を作りたい』というか欲求が仕事で多少満たされてしまう。

 例えそれが、自分の作りたいものではなくても。


 じゃあ仕事だけしてればいいじゃん、となりそうなところだが。


 仕事は仕事だ。

 やりたい事だけやっていればいいワケじゃない。

 だから、鬱憤がたまる。

 その鬱憤のはけ口が、イラストであったり小説である。


 なのに。


 今は正直、書くことがツライ。

 満足のいく仕上がりにならない為、余計にストレスが溜まる。


 ぐぅ。


 カクヨムはネット世界だ。

 だから、カクヨムを利用する人は『作品が書きたい』人が多い。

 書きたくない時はネット上には出てこない。

 だから、目につく人は、そのほとんどがエネルギーに満ち満ちている。


 キラキラして見える。


 例え荒削りでも、エタっても。

 書けない私より数段素晴らしい。


 何も書けない私より……


 カクヨムコン まで時間がない!!

 サバコンですらあんなに時間かかったのに!!

 この状態は無理だ! ムリムリ!

 でも、年一のお祭りに参加できないって!!

 何の為にカクヨム参加してんだよォ!!



 焦りしかない。

 なのに、エネルギーが枯渇して動けない。


 オラに……オラに元気を分けてくれ……



 精神衛生が悪い理由は分かっている。


 サバコン中間発表がそろそろだからだ。


 諦めてる。

 分かってる。

 頭では。


 でも心がついてこないんだよ!

 打たれ弱いからさ! 怖いんだよ!

 今まさに、ぶちのめされようと腕が振り被られていて、その腕が振り下ろされるのを、今か今かと戦々恐々として待ってる時なんだよ!!


 殴られたら痛い!

 分かってる!

 参加したら殴られる(=落選を目の当たりにする)のは分かってた!

 でも、参加したかった!

 でも殴られるの嫌!

 痛いの怖い!

 弱いから、殴られたら暫く復活できない!!

 ヒィィィ!!


 ……と、いう状態。

 まさに、生殺し。


 そう、落選が恐ければ参加しなければ良かったんだ。

 でも、参加しないとお祭りは楽しくない。


『酸っぱいブドウ』の心理を発揮して、スネながら斜めに遠目に眺めるのなんて、現実世界だけで充分だ!!


 殴るなら、一思いにサッサと殴りつけてくれ!

 この時間が一番苦手なんだよ!!



 ……忘れよう。

 自主企画立ち上げといてなんだけど、少し、時間ください。


 ネタは少しずつ練ってます。

 いる? その裏設定、っていうトコまで考えてます。


 それを、形にするまで、少し時間をください……


 それまで、頭空っぽにして書ける話を書くかもしれないですが、リハビリだと思って生暖かく見守っていて下さい……



 と、いうか。

 センスのかけらもないのに、鼻歌を楽譜に直す無料アプリを落として遊んでます。

 気が……紛れるのならなんでもいいや……



 今日はここまで。



*** 用語解説 ***


【眼識】

 物事の良し悪しや、真偽を見極める力。

 普段つかわねェーこの言葉。

『眼識』って言っても「え? 鑑識?」「カンジキ?」って返ってくるわ。

 ちなみに『審美眼』は、美しいものを識別する力。眼識、の方が意味が広い。と、思う。

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