9月8日 カクヨムコン 〜基本規定①〜

 カクヨムWeb小説コンテストとは。


 カクヨムでの祭りです。

 以上!!



 とか言ったら怒られそうですね。


 詳しくは応募要項を見ればいいので、この場では必要事項をピックアップしつつ、各部門の傾向や背景などを踏まえた考察をしていこうかと思います。


 まずは基本情報から。



 今回から、カクヨムWeb小説コンテストは、長編と短編の、大きく2つの部門に分かれています。


 今まで長編無理、となっていた方も、気軽に参加できるようになりましたね!


 ただ、規定がそれぞれ違うので、ちゃんと確認してから応募するようにしましょうね。


 重要なのでもっかい。


 応募要項はしっかり確認しようなっ!!


 簡単に応募できるからこそ、規定外で最初から選外、となる事が多そうです。

 それはあまりにも勿体ない事なので、隅から隅まで応募要項は読むのがいいぞ!!



 さて。


 まずは全体的な話から。


 応募期間:2018年12月1日〜2019年1月31日


 サバコンは正午が締め切りでしたが、こっちは日付変わるまでですね。



 カクヨムWeb小説コンテストには、サバコンと違い『読者選考』があります。


 読者選考期間:2018年12月1日〜2019年2月7日


 応募期間より一週間長いようです。

 たかが一週間。

 されど一週間、て感じですかね。


 あまりご存じない方にも、この魔の『読者選考』について簡単に解説したいと思います。



 *** 読者選考とは? ***


 カクヨムコンには、一般公募と違い、編集者選考の前に読者選考というものがあります。


 この『読者選考』をざっくり言うと。


 読者選考期間と言われる期間中に人気のあった作品が最終選考に残る


 です。

 読者選考中はランキングでその人気度が確認できる仕様となっております。

 また、普通のランキングと集計方法が若干異なるようです。

 ランキングの集計方法は公開されていませんので、想像でしないんですが


 ①フォロー数

 ②星の数


 この2つが関わっていることは、ほぼ間違いないと思われます。


 ちなみに、pv数は関係ないでしょう。

 じゃないと、エピソード数が多い作品の方が有利になるからね。細切れにすりゃいいってもんじゃないしねー(※お前がいうな)


 なので、外部検索サイトから飛んできて、ただ読んだだけの人はカウントされないと思ってください。



 で。

 なんで私が『魔の』読者選考、と言ったかというと。



 まぁ簡単に言うと、この読者選考を通過しないと、最終選考である編集選考の場には乗りません。


 例え、物凄く素晴らしく面白い作品でも、大衆向けではなかったり、読む人を選んだりマニアックだったり、応募期間ギリギリだったり、そういった作品は選外になる確率が非常に高い、という事です。


 公募の場合、応募されてきた作品は全て下読みされますが、このカクヨムコンについてだけ言えば、下読みされません。


 簡単に言うと、このカクヨムコンでは


 作品の面白さ以外の点に色々手段を講じないと、大賞は取れない


 という事です。



 え? 面白ければ自然と人気も出るんじゃないの?


 と思った初心者の諸君!!

 甘い!

 甘すぎるよその考え方!!


 カクヨムには現在、公開作品が7万点以上あるそうです。

 毎日のように新しい作品が生まれ、

 また毎日無数に更新されます。


 そんな中で。


 あなたの作品が目立つとお思いですか?!


 掲載しただけで読んでもらえるとでも?!


 縁もゆかりもない人が、数多ある作品から自分の作品を勝手に読んでくれるとお思いか?!


 甘い甘い甘いィィ!!


 ちなみに。

 ランキング上位作品は、常にランキング上位として表示されて、人の目につきやすくなります。


 人の目につきやすい

 →読まれるチャンスが多い

 →面白いと感じてくれる人の絶対数が増える

 →星やフォローがつきやすい

 →ランキング上位に居続ける


 という好循環を生む結果となり、


 逆に、ランキングに乗れない作品は、より読まれ辛くなり、ランキングに乗るチャンスも減るという

 悪循環に陥るのです!!!


 怖い!

 怖いわ読者選考!!!



 ちなみに。


 カクヨムではあまり作品を公開していない人でも、

 外部に絶大な人気を保持する作家さんは、この読者選考は強いです。



 じゃあ、無名の駆け出し作家にはチャンスはないのか、という話かというと、そういう事もありません。


 要はやり方です。


 一番良いのは、

 他の作家さんの作品をガンガン読んでガンガンレビューする事です。


 読んで感想を言ってくれた人を、ガン無視出来る人はそうそういません。


 レビューすれば、レビューされた作家さんは間違いなくこちらを認知します。


 人によっては、こちらの情報を確認しにきてくれます(※私ならほぼ100%)


 場合によっては、興味を持って、作品を読んでくれる可能性もあります。


 レビューした全員ではありません。

 でも、そのうち何割かは確実にこちらに興味をしめしてくれるはずです。



 相互レビューを嫌がる人も居ますが、

 私はコレはとても有効な広告手段だと思います。


 ただし重要な事は1つ。


 相手に過度に期待しない事。


 レビューしたのに反応がないと怒る人も中にはいますが、

 それってつまり、レビューする事の目的が、自分の広告だけになってるからですよね。


 レビューはあくまで、自分が読んだ作品を他の人にオススメする為のものです。


 そういう下心は相手にも伝わりますからね。



 あとは。


 すぐ読める短編を用意しておく事。


 いきなり、応募用の長編を読んでくれるとは限りません。

 長いと、読む時間も根気も必要になるからね。

 ……私だけかもしれんが。


 だから、私は短編を用意しておくと良いと思っています。


 自己紹介代わりの短編です。



 あとは、ツイッターやフェイスブックで広告したり。

 自分のブログなどを利用するのも手ですね。



 外部からファンを引き連れてくる人を嫌がる人も居ますが、

 主催者側からすると、既にそれだけファンがいる人の作品は、何か面白い部分があるワケですし、また発売後に売れる可能性の示唆にもなります。


 むしろ。

 やっかみだよォ!

 イケメンに嫉妬する、美人に嫉妬する事と変わらないよォ!


 ほら御覧なさい!

 私なんぞは自分の身の丈を知ってますからね!!

 ランキング上位の方々に嫉妬なんてしませんよ!

 ランキング上位の人たちとは、次元が違う・脳味噌の構成要素など全てが違う、むしろ多分ホログラムとか3DとかVRとか、そういった存在なんだと思っている。


 ……嘘嘘。

 嫉妬はするって。

 だってそれだけ面白い物が書けてるって事だからね。



 読者選考を突破する為に、まずは沢山の人の目に止まるようにする。


 この行動が、カクヨムコンでは途轍もなく重要になってきますので。


 皆さん、頑張りましょう。




 いかん!!


 読者選考の説明だけでかなり文字数を使ってしまった!!!


 という事で。


 次回は、他の基本規定についてを書いていこうと思いますー。


 以上!!





 ……やっぱり、カクヨムコンの解説をこのエッセイでやるのは違う気がする……。


 うーん……どうしよう。

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