5月1日 ※ネタバレ注意
昨日までで見えた課題。
『主人公の葛藤』
『イベント毎の起承転結』
構想を始め、丸一ヶ月経ってから気づいた致命的問題。
あらすじが完成する前に気づいたのが、不幸中の幸いか。
このエッセイを読んでる方は、なかなか先に進まない事に、イライラしてるだろうなとは思っていますが……
すんません。
いつも話を書き出す前に、私はこんな、あーでもない、こーでもないをするのです。
もどかしくてスミマセン……
まず、致命的問題①
『主人公の葛藤』
今回の小説は、ストーリーを通しての彼女の成長物語にしようと思っていました。
なのに。
エッセイを読み返してみたら、思いついてる小ネタでは主人公が色々しているけれど、それ以外に主人公の動きや葛藤についての記述がありません。
つまり、周りを自分の好きなキャラで固めてしまったせいで、主人公が目立たなく、かつ、守られるだけの存在になっていました。
守られるだけの14歳の少女が好きか?
と、問われたら、間違いなく答えは『NO』
私は努力型の主人公が好き。
って事は、今考えてるストーリーの流れじゃダメって事ですよ!!
活躍しろ主人公!
葛藤しろ主人公!
成長してくれ主人公!
まぁ……させるのは
考えてなかった……
このサイバーセキュリティを通して、
『主人公がどう成長するのか』
恐らく、事件発生前は普通の14歳の女の子だった筈ですよ。
特に目立った特技もなく変わった性格でもなく、頭も飛び抜けて良いわけでもない。
特筆すべき点があるとしたら、
『アンドロイドが未来から来た』
『未来人が自分を殺しに来た』
という、通常有り得ない状況を理解して受け入れられる柔軟性がある、といった事ぐらいか。
今の時点ではね。
まぁ、信じざるを得ない状況では有りますが。
うーん……
なかなか思いつかない。
主人公の性格など、キャラ付けが出来ていないからか……
キャラ付けは、ストーリーの流れの根幹にも関わる。
主人公が取るであろう行動と判断が、ストーリーの流れを左右するからだ。
あれ?
私は今まで、どう小説を作ってたっけ?
『描きたいラストシーンを思い浮かべて、そこに登場しているキャラをピックアップして、肉付けしていく』
って感じか。
今回はそうしてないなぁ……
なんでだっけ?
ああ……『入れたいサイバーセキュリティ技術』から、ストーリーを組んでるからだ。
……そりゃ難航するワケだ。
いつのも自分の小説の書き方と違うから。
結局そこにまた戻るのか。
でも仕方ない。
自分で書きやすい方法を取らないと、つっかえて右往左往して時間が無駄になる。
今回みたいにな!!!
と、いうワケで。
まず、主人公がどんなキャラでどう成長して欲しいのかを考えてみます。
普通の14歳の女子中学生。
年の離れた姉がいる。両親も健在で、何不自由なく生活できている。
趣味はプロレス鑑賞。特にヘビー級が好き。
ただ、試合を直接観戦しにいくのではなく、テレビで見るレベル。まだ試合を観に行った事はない。
男性の好きなタイプは『ヒゲゴリマッチョ』
つまり、普通の芸能人とかアイドルにはあまり興味がないかもしれない。……変わってんなぁ……
スマホ保持。
ただ、保護者ロックがかけられてる(※恐らく姉からの入れ知恵)
良い意味でも悪い意味でも危機感がない。
身長体重は平均値だが、体型を気にし始めるお年頃。もっと細くなれたら……と、きっと鏡の前でクルクル動きながら考えている。
でも姉から『ダイエットなんぞまだ早い!』と言われて、反発心は持ってるかも。
スマホではLINEをはじめ、様々なコミュツールを使っているが、メインはLINEとインスタ。
ただ、恐らく美的センスが大多数の女子中学生からズレている為、「いいね」が付きにくい。
可愛いものより、ゴツいモノの方がきっと好き。
学校には気になる男の子がいるかなぁ。
でも、きっとそれは、小説に登場する少年ではなさそうだ……何故なら彼女の好みからかけ離れているから。
……というか、おらんやろ。ヒゲゴリマッチョの男子中学生……
もしかしたら、将来プロレスラーになりそうなガタイの大きな男の子とかが気になっているかもしれない。
でも、小説には出すつもりないから……気になる人はまだいないって設定の方がいいかもしれなぁ……
もしくは、先生、とかね。
少しオマセなのかもしれない。
でもまだ、恋に恋する年齢。
『ヒゲゴリマッチョに優しく抱擁される』事を夢見てる(※実際アンドロイドにそうして貰ってるかも)かもしれない。
なので、少年が洗脳されて襲われた時……
その時初めて、少年が『自分とは違う≪男≫という生き物なのだ』と理解するかも。
そのせいで、少し男が怖くなりそうだなぁ……
少年と体格にほぼ違いはなくても、力は歴然とした差が出て来る頃だ。
恐らく、力では抵抗できない。
その『力で屈服される恐怖』を、少年洗脳イベントで感じるかもしれない。
そう……だよなぁ。
この頃から、『男と女は違うのだ』という明確な意識を始めるだろう。
その事を誰かに相談するかな。
姉は理解者だ。
でも、多分姉は言葉や態度がキツイく、恐らく普段の考え方も男性のソレに近い(※仕事柄)
姉は相談されたら、悩みをバッサリ切り捨ててアドバイスしてしまう。
『話を聞いてほしい』時の相手としては、姉は不適合。
……アンドロイドに、ぽろっと相談するイベント挟もうかな。
比較的両親には可愛がられており、ちょっと溺愛気味。親と結構歳が離れているから。
おそらく……両親は50代前半ぐらい。
なので、いつもは姉が説教するのだろう。
両親が甘くなってしまうところを、姉がビシッと言ってしまう。
主人公にとっては、姉は憧れである反面、説教じみた面倒くさい人、なのかもしれない。
両親や姉が、色々率先してやってしまう為か、主人公は比較的受動的人間で、人にやってもらう事が当たり前になってるかもしれない。
今回のこの事件で、自分から行動する事を覚えて欲しい。
誰かに守ってもらうだけじゃなく、
自分で自分を守れるように。
サイバーセキュリティに通じる意識だね。
なので、事件の最初は、物事を決めるのも判断するのも、全て姉とアンドロイドに委ねてしまっている。
それではダメなのだと途中で気づいて、自分から行動できる人間になって欲しいな。
14歳なりでいいから。
……各イベントには、それを入れたい。
あと、恐らく、まだ自分の将来について全く考えていない。
自分が得意とするものも分からず、好きな事もまだ刹那的なものが多そうだな。
未来の主人公は『養育についてロジック化』できた程なので、複雑な物事を紐解いて整理する能力にはきっと長けているのだろう。
……それが、この事件にどう役立つのか……
……もしかしたら、最終決戦の反撃作戦を考えるのは主人公なのかもしれない。
それぞれ各人の特性を生かして反撃方法を思いつき、それを説明する事ができる。
いいね、『主人公』っぽい。
しかし。
突然明瞭に作戦をスラスラ言えるようになるのは不自然だし、今まで決定権を持っていた大人たちが簡単に納得するのは不自然だ。
話の途中で『お? コイツ出来るな』と思わせる何かが欲しい。
それが、タイムリープ機械奪取イベントか、その前ぐらいから徐々に入ってきた方が面白そうだなぁ。
タイムリープ機械奪取イベントは、最初は未来人からの攻撃を防いでいたら偶然タイムリープ機械が敵入った、という設定で考えておりました。
しかし。
主人公の成長の片鱗を見せる為、そして、逃げてばっかりじゃ不自然なのではないか、との思いから、ちょっと内容を変更しようかと思います。
……どう変更するかはこれこら考えるよっ!!
今日はここまで!
なんか行ったり来たりで話が進まず申し訳ないです。
以上!
締切まで、あと約4ヶ月。
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