4月26日① ※ネタバレ注意

 婆ちゃんの家に逃げ込んで、最後の反撃に出るのは決まった。


 問題は、どうやって未来人に追い込まれるか。


 圧倒的な力と未来技術の前に、手も足も出なくてひたすら逃げるだけ。


 それをどう面白くするか。


 そうだなぁ。


 今思いついてる未来人の攻撃で危険そうなのは……


 ・LINEなりすましで、妹おびき寄せる

 ・少年一度攫われ洗脳されて帰されて、主人公を襲う


 洗脳って、どんぐらいもつのかな?

 多分、せいぜい数時間だと思う。

 そんな強い薬は危険過ぎて使えない出来ないだろうし……

 あ、そもそもこの『洗脳できるモノ』がどうしてあるのか考えてなかった!


 未来の世界でも勿論洗脳目的では使われていないだろう。そんな危険な未来は嫌……


 多分……違うんだ。

 もともと洗脳するためのものじゃない。


 考えていたのは、脳の前頭葉を麻痺させて、理性と判断能力を低下させて『洗脳する』、という事だった。


 そう、そもそもコレ、きっと『脳を活性化させる』為の薬なんだ。

 例えば、認知症の進行低下の為に医療目的で使われてるの。

 ただ、その薬の量を増やすと、逆に麻痺させてしまう。

 つまり未来人は、倍の量を一気に投与する事によって、逆に脳を麻痺させて洗脳に使ってる。

 薬もたくさん使えば毒になる。

 毒も薄めて使えば薬になる。

 昔の人の知恵だね。


 まぁ、どのみち、未来人はコレもどっかの病院から盗んできたんだろうなぁ。



 よし。

 んで、この薬によって味方が洗脳されてしまう。

 まさかの味方が洗脳って、やっぱ結構エグいよね。

 コレを、お婆ちゃんの家に逃げ込む直前イベントに持ってくるか。


 ああ、LINEなりすましもココに持ってこよう。




 未来人が、姉のLINEなりすましで、主人公を呼び出す。(その場に姉とかアンドロイドいない)


 主人公、少年にだけ告げて、のこのこ誘き出される。

 姉とアンドロイドが戻ってきた時に、少年罠だと気付いて主人公を追いかける。


 そして、主人公が未来人に捕まりそうになった時に、少年が庇って逆に捕まる。


 主人公、急いで姉とアンドロイドの所へ戻る。


 んで、みんなで未来人の所へ行く。

 少年一人で倒れてたので助け出す。


 アンドロイドと姉は、また敵の場所を探りに出かける。

 主人公と少年二人きり。

 少年、目が覚めて主人公を襲う。


 寸でのところでアンドロイドが助け出す。

 少年を気絶させて事なきを得る。


 少年が洗脳されてた事をアンドロイドが突き止める。

 一時拠点にしていた場所などもバラしてしまっているかもしれない。

 逃げなければ。


 ……という事で、婆ちゃんの所に逃げる、という流れになる。


 で、ドヤァ!!!




 最初、洗脳対象を姉と少年で悩んでいましたが、少年をサブ主人公とする事に、途中で考え直しました。

 なので彼が被害者になります。

 彼にも色々辛酸を舐めてもらいますよ。

 ははっ。

 頑張れ少年。




 さて。

 という事で。


 次は、少年洗脳イベントの前についてを考えるよ。


 この時は、各自の自宅ではなく、一時拠点に逃げ込んでいた設定にしてました。


 あ。少年祖父も一緒にいる事にしたいなぁ。

 最終決戦では、祖父の力も存分に使って欲しいから。

 大人もいるので、ホテルなどに宿泊もできるし、素泊まり出来る民宿みたいな所に逃げ込んでいた事にしよっかな。

 恐らく、少年祖父は70代前半ぐらい。

 団塊世代なのでエネルギッシュですよ。


 あと、何故主人公と少年を置いて、大人達が外出していたか、ですが(祖父も居てもいいけど)。


 見守りシステムにハッキングして、未来人の位置を特定しに行っていた、ってのはどうかね?

 恐らく見守りシステムってハッキングされないような仕組みになってるんだけど、そこはすみません企業さん。ハッキングさせていただきます。

 あと、個人宅の玄関先やコンビニ前のカメラね。

 ネット経由になっているこれらの中には、パスワード設定せずに使われているものがあるのですよ。

 それを使う。


 ただ……探し出してどうしようとしていたか、ですね。


 位置把握出来ても逃げるしか出来ないんであれば、むしろ閉じこもって防衛戦した方が戦い方としては有利です。

 そうしなかった理由が必要ですね。


 なんだろ……


 何か反撃の手段を手に入れたのかな?


 子守しか出来ないアンドロイド(見掛け倒し)と、座り仕事で運動不足の姉で、どう反撃するつもりだったのか……


 あ。

 そうか。この時点では『未来人を、すっごい過去か未来に送り返す方法』を思いついていたんだ。


 そもそも『タイムリープする機械』について、全然考えてなかった……


 持ち運べる大きさじゃないと『アンドロイドが何回も使う』事が出来ないんだよね……

 そんな小型軽量化に成功してんのかなぁ……

 凄いね。

 いや、そうじゃない。

 逆や。

『やっと人間ぐらいの大きさをタイムリープされられる程の大きさに出来た』んじゃないかな?

 機械に接触している物体を移動させる機械。

 仕組みは知らん!

 サイバーセキュリティの外側じゃ!!

 手のひらサイズか、テレビのリモコンぐらいの大きさで!!


 そうか。


 敵の機械を奪う事に成功した。


 アンドロイドが持つヤツはテストタイプで複数回使用可。


 未来人が持っていたのはプロトタイプで2回のみ。つまり、行って帰ってこれるもの。


 だから、未来人のは使用回数が残り1回になっていたので、これを使って未来人を強制的にタイムリープさせる事を思いついた。


 いい感じじゃない?!


 どうでもいいけど、アンドロイドと未来人、2人に侵入されて盗まれるって、開発した企業のセキュリティが心配だよ……

 あ、アレかな。

 未来人が盗みに入って大立ち回りしている隙に、アンドロイドがツルッと入ってテストタイプ持ってっちゃうの。

 漁夫の利ですね。

 やるな、アンドロイド。多分たまたまだろうけど。


 敵のタイムリープ機械を手に入れたから、それを使って相手に反撃しようとしていた。

 その為に未来人を探していた。

 よし。

 そうしよう。



 あとは……一時拠点にどうして移動してきたのかを考えないとね。


 一時拠点がそもそもどんな場所にあるのかも同時に考えよう。


 主人公・姉の自宅は、多分強襲されて逃げたんだと思う。

 前のあらすじにも書いたけど。

 どうでもいいけど、着の身着のままで逃げたとして、自宅開けっ放しは怖いなぁ……空き巣とか。かといって、ご丁寧に施錠して逃げるとかアホっぽいし。

 あ、その事を主人公に言わせる?

 そしたら『アンタの命の方が大事でしょうが!』と姉に怒られたりしてね。


 あ、あと、LINE乗っ取りの為に、姉のLINEが乗っ取られる描写が必要だなぁ。

 コレは、少年洗脳イベントの前に、布石として置いとく必要があるねぇ。

 ただ、乗っ取られた事を妹が知らない必要があるから、描写には気をつけないととね。



 前のあらすじにも書いたけど、主人公の自宅から逃げた後に行くのが少年の家。

 少年の家に逃げる事により、祖父を仲間にしたいけど、そこから逃げ出す理由も必要だ。


 少年の家は町工場でもあるから、長居出来ない。

 迷惑掛けられないし他にも人がいるし。

 なので、すぐに移動する事にしよう。

 次の移動場所が一時拠点?

 ……いや、その前に姉の家がある。

 姉は一人暮らししている。

 その家に逃げるだろう。

 じゃあ、一時拠点が姉の家か?


 うーん……何処にするかは『何故そこに逃げてきたのか』の理由がないと決められないなぁ。


 一時拠点に逃げてきた理由。


 まず、そこにした理由は、未来人に見つかりにくい場所だったんだろう。

 未来人に見つかりにくい場所ってどんなじゃ?


 うーん……

 うーん……

 うーん……


 ダメだ……思いつかない。


 まずは、未来人が行いそうな攻撃方法を考えよう。

 まだ出てないヤツ。


 未来人の武器に『人を一時的に洗脳する』ものがある。

 恐らく使用回数に限度はあるだろうが……少年に使う1回分は確実に残されている。

 薬を使用する事を考えると、バカスカ使えないだろうから、未来人も使いどころを考えるだろう。

 なので、不特定多数をたくさん洗脳して一気に襲わせる、なんて事はしないハズ……


 あ、でも、それは


 だから、なるべく人が少ない所へ逃げたとか?


 うーん……

『キタコレ!』になかなかならないなぁ。

 違うのかなぁ……


 他の未来人の攻撃方法。


 武器はありそう。

 恐らくスタンガン。銃タイプの針が飛び出すヤツ。あ、テーザー銃っていうんだ(ググった)

 あ、でも日本だと銃刀法違反になるって。

 多分未来も変わらないだろうな。

 だからきっと違法所持。

 恐らく通常スタンガンも持ってる。

 現代のテーザー銃はワイヤーが繋がってるタイプが主流だけど、未来のは空気圧で発射する弾丸型、ワイヤーがないタイプ。今もあるけど、60年も経てば、もっと改良されてるだろうな。


 あと、未来っぽい武器も欲しいなぁ……


 ……未来っぽい武器ってなんじゃ?


 未来っぽい武器……

 未来っぽい武器……

 みらいっぽいぶき……


 もっとSF映画見とけば良かったッ……


 悩みつつ、次に続きますよー。

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