編集済
>なんで過去が変わったのに、そこから先の未来へ帰ったら自分だけが変わらず他の状況だけが変わった未来なんだろうって。
「君の名は。」はそこら辺を考慮しているんでしょうかね。未来が変わると記憶が無くなっていきますし。
また、シュタインズゲートだと記憶を継続して有する能力(リーディング・シュタイナー)は主人公である岡部だけが持っている設定でした。
そのため、岡部が言っている事を周囲は理解できず、岡部は孤独と絶望に苛まされるという展開は中々胸にくるものがありましたよ。
>トランクスに至っては、変えたはずの過去は過去で、未来に戻ったらそこは『もともとの未来』でしたね。
ドラゴンボールは未来分岐型の過去改変なので、過去を変えても「トランクスがやってきた世界(未来α)」は変わらずに、「孫悟空が病死しない世界(未来β)」が新しく別にできるってタイプです。
また、最後にトランクスが帰った世界は母であるブルマの待つ未来αであって未来βには行っていない=タイムパラドックスは起こらない、という考え方のはずですよ。
受け売りではありますが、タイムリープなどの過去改変には主に4パターンがあると言われています。
①過去を変える事で未来も変わる。
もはや説明不要。一番の王道パターン。
②過去も未来も変えられない。
「自分が過去に行った」という出来事ありきの未来であるため、未来は変わらない。この間話にも出ていた「12モンキーズ」が近いですね。
③過去を変える事で未来が分岐
先ほど述べたドラゴンボールのタイプ。過去を変えても未来が分岐する(パラレルワールドができる)だけで元の未来は変わらない。
④経緯は変わるが大筋は変わらない。
細かい経緯は変わるっても大筋の未来は変わらない。
例えば、Aという人物が死ぬ未来を変えたくて過去に飛んでも、自動車事故から電車事故へ死に方が変わるだけでAさんは必ず死んでしまう、など。
複数の設定を組み合わせた考え方もできるので、参考にしてみるといいかもしれませんね。
【追記】
いえいえ、お気になさらず!
むしろお忙しい中閲覧頂けて、こちらこそありがとうございます。
コメントは暇な時に気が向いたら程度で大丈夫ですので。
作者からの返信
橘様
コメントありがとうございます!
うお!
丁寧に色んな情報を記載していただいて、とても助かります!
今回のタイムスリップ(死語)の案に、色々組み込ませていただこうかと思います。
そういえば。
タイムリープをモチーフにした作品は、現実に起こり得るであろう不具合をうまい具合に隠して、
「この作品のタイムリープ設定はコレ!!」と、一種開き直っていますよね。
その「強さ」が、タイムリープものを書くには必要なのかもしれないですね。
細かいところを突っ込む人は(私のように)絶対いるので、「だから何? このストーリーでそんなツッコミはナンセンスだ!」と言い切れる強さ。
欲しい……
今回も、色々な情報をありがとうございました!!
そうえば。
橘様のコンテスト考察の小説、毎回「ほほう」と唸りながら読ませていただいているのですが、簡単にコメントできず、色々思ってはいるんですが、現在ただひっそりと応援している状態ですみません!
橘様が考察している内容について「私もそう思う!」という部分がありますので、余裕ができたら……余裕ができたらコメントさせていただきます!
応援コメント、ありがとうございました!
ラストシーンからお考えになりたいとのことでしたので、そこへあつく繋がるといいですね^^。つまりは、クライマックスと考えてもいいのでしょうか?
血を見る死に方は、ちょっと苦手な私ですが、やられ方なら色々とありそうです。
作者からの返信
ましろこゆき様
コメントありがとうございます。
私が1つの作品を書ききれる理由がまさにソレで「馬の鼻先ににんじん」です。
一番書きたいシーン(ラストシーン)があるから、書ききれるんです。
だから最後から考えるんですよね。
そうです。つまり、クライマックスから考えると、そこへ向けて話を頑張って構築できるようになるのです!!
血は正直私も苦手です。
なので、今回本編でもあまり血の描写はありません。
痛いのは嫌……
ただ、やられ方・負け方は色々あると思うので、あとは技量の問題ですね!!
コメントありがとうございました!