No.12『しなだれかかってきた彼女の身体は、雨と北風も相まって恐ろしく冷たかった』

「あ、あのっ! 穢谷けがれやさん!」

「ん? どーした」


 ずっとタイミングを伺っていたのか、今しかないといった感じで勢い良く俺の名を呼ぶたたり。祟に向かって首を傾げると、おずおずと前に出て来て俺に紙袋を手渡してきた。


「えと、おうちお邪魔させていただくお返しにっ、ケーキを買って来ました……」

「おぉー、ありがとな。飲み物と食べ物は買っといたんだけど、肝心のクリスマスケーキ用意してなかったから助かったわ」

「い、いえっ! きょきょ、恐縮ですっ」


 俺は祟をお礼を言い、紙袋からケーキの入った白い箱を取り出す。箱の中にはホールケーキではなくショートケーキやチョコケーキ、ロールケーキ、モンブランと個別でいくつかケーキが入っていた。

 これならクリームが苦手など好き嫌いがあった時にも対処可能だ。なんて気が利く娘なんでしょう。


「穢谷パイセン! 僕もこれ、レンチンでいけるピザとかチャーハンとか冷凍食品なんすけど、家にあったヤツ持って来たっす!」

「おーそうか。冷凍庫入れとけ」

「ちょ、祟パイセンと対応違い過ぎじゃないすか!?」


 買って来たって嘘吐いとけば素直に感謝してたけど、家にあったヤツって自分で言っちゃってるし。有り合わせ持って来た感すごいから、つい態度悪くしてしまった。俺は悪くない、持って来た夫婦島が悪い(考え方ゴミ)。まぁ持って来てくれただけ有り難いんだけどね。


「えー、何よこの流れ。私何も持って来て無いんだけど」

「良いんですよ朱々ちゃんは〜。今日は朱々ちゃんのためのパーティーでもあるんだからね〜」

「私のため……?」


 一二の発言に春夏秋冬は眉間に皺を寄せる。一二は大きな胸を張って得意げな顔で言った。


「そうですっ! クリスマス兼朱々ちゃんパーティーですっ!」

「えぇ、何それどういうこと……。私、祝われるようなことしてないわよ」

「まぁまぁ良いのっ! 祝うって言うよりあたしは朱々ちゃんのこと労いたいんだよぉ」

「はぁー?」


 一二の謎発言にちょっと不安げな様子の春夏秋冬。人間、自分は何もしてないのに変に良い待遇受けると心配になる。不安そうな表情になってしまうのも仕方ない。

 だがずっとモヤモヤした気分でパーティーに参加しているのも気持ち悪いだろうから、俺は春夏秋冬へ一二の考えをヒソヒソと説明してやった。


「前に言っただろ、一二が何か役に立てないかって言ってたって」

「あー、そういやそうだったかな」

「うん。それで嫌がらせ直接やめさせることは出来ないけど、クリスマスパーティーって名目でお前にゆっくりしてほしいみたいだぞ」

「なるほど、そういうこと。でもそれ、私に言っちゃって良いの?」

「まー別良いだろ。あと一二だけじゃなくて、今日来るヤツらみんな同じ気持ちだから。それはまぁ、わかっといてほしい」


 徐々に小さくなってしまった俺の言葉に、春夏秋冬はニヤニヤと口角を上げる。


「ふ〜ん、そっかそっか。……それって穢谷もそうなの?」

「そーだよ。俺も気にかけてないって言ったら嘘になるからな」

「そう……ふふっ、ふふふ」


 何故か口元を手で隠して笑い声を漏らす春夏秋冬。嬉しそうに目を細めている表情からは、春夏秋冬の素の部分が垣間見えた。その素の部分は俺の春夏秋冬のことが嫌いじゃないところだったりもするわけで。


「あ、そう言えば一番合戦いちまかせ先輩と月見つきみ先輩は?」

「うわなりくんはジムに行くそうなので遅れて来るそうです〜」

「好きだなーあの人も」


 運動、スポーツの名が付くものは全て毛嫌いしている俺にとって、一番合戦さんのジム好きは理解出来ない。と言うか一番合戦さんに限らず、自ら体を動かすのが好きだとか抜かす人間の気持ちは一切わからない。


「月見親子はお母様の方がバイトが終わり次第来るらしいっす」

「こんな日までバイトなのね。旦那さんに今の月見先輩を見せてあげたいわ」


 まぁこんな日までって言っても、しないと食っていけないからな。よもぎを妊娠したと告げた瞬間逃げたという俺も顔負けなクズ旦那さんに月見さんのバイト漬け生活を見せたら一体どんな反応を示すのだろう。

 いや、クズと勝手に断定するのは良くないか。逃げたのにも何か理由があるのかもしれない。金銭的に二人を養っていける自信がなかったとか、自分が子供を育てる器であるとは思えなかったとか、デキ婚と呼ばれたくはなかったからとか、妊娠中はヤれなくなるからとか。……理由考えてみたけど、結局どれもクズという一言に終着してしまう。すまん逃げた旦那さん、やっぱり貴方はクズのようです。


「揃うまでお菓子食べたりしときましょうか〜」

「そっすね!」

「一応メインとして鍋の出前取ってるから、腹は空かしとけよー」

「へぇ、穢谷にしては珍しく気が利くのね」

「ふっ。だろ?」

「まぁ、あたしが葬哉くんにお願いしといたんで、ふぎゅっ!?」

「いいか一二、これは俺が俺の意思で頼んだんだ。わかるか?」

「ひゃい、ふぁかりましたぁ」


 春夏秋冬からのお褒めの言葉が無しにならないよう、俺は真実を話そうとした一二の口を咄嗟に塞いだ。そして俺の命令に一二はコクリと首を縦に動かした。さすがは我が愛後輩、先輩命令に従順でよろしい。きっと俺みたいなヤツがパワハラ上司とか言われるんだろうな。

 ま、とにかくそんな感じでクリスマスパーティーは開始した。ポテチやらお菓子をテーブルの上に広げ、飲み物も準備し、全員揃う前の第一回乾杯が行われた。音頭を取ったのは幹事の一二。『クリスマスパーティー楽しみましょ〜』という簡単なものだったが、シンプルイズベストで良い。

 一通りお菓子を堪能したのちに、夫婦島が最近メイド喫茶でメイドさんとよくやるゲームと言って『愛してるゲーム』をしようと抜かしてきた。正直ちょっとどころじゃなく流行遅れだと思ったが、物は試しでやってみた。ゲームがどうなったかは割愛させてもらう。ちなみに俺は大満足で終わった。

 それが終わると一二は炭酸ジュースをまるで酒かのごとく呷り、働いている風俗の愚痴をこぼし始めた。文句ばかり付けてこないでほしいとか、無理な要求はやめてほしいとか、せめてチ◯コだけは洗ってきてほしいとか。そんな風に客に対しての愚痴が止まらなかった。『愛があれば良いんですよ〜』とか言ってた時とは随分と違っていて、もしかするとそれは一二のセックス中毒が和らいでいる証拠なのかもしれない。一二も成長(?)しているのだろう。あと祟が一二に店に誘われ、顔を赤くして戸惑っていた様子は実に祟らしくてほっこりした。

 二時間ほどが経って一番合戦さんがやって来た。運動してきたから猛烈に腹が減っていると言い、夫婦島の持って来た全ての冷凍食品は一番合戦さんの胃袋へと収まった。それでも鍋はがっつり食うだろうから、それを見越して昨日来る人数の倍以上の量は注文しておいたのだが。果たして足りるだろうか。

 一番合戦さんが来てからはより一層騒がしさが増した。以前通っていたジムが潰れてしまったので、今は春夏秋冬も通っているジムに行っている話やお気に入りの筋トレなどなど、俺とは無縁も無縁な話が続いた。ただ、春夏秋冬が一番合戦さんの筋肉トークに意外とノリノリだったのが傍から見ててちょっと面白かった。

 そして一番合戦さんがやって来た数分後には月見さんとその娘、よもぎが到着した。バイトで疲れ果てた顔の月見さんに対し、よもぎの方は我が家を走り回り元気いっぱい。その様子に俺たちみんなが癒された(春夏秋冬を除く)。よもぎはすっかり女の子らしい髪の長さになり、最後に会った文化祭の時よりもたくさん言葉を喋っていた。と言うかもう普通に簡単な会話なら出来るようだ。『〜しようか』と言えば『うん』と答えるし、『どいて』や『欲しい』と自分から話しかけもする。今までずっと怖がっていた俺にもアプローチしにきてくれたのが嬉しいような寂しいような。小さい子が苦手な春夏秋冬はと言うと、相変わらず走り回るよもぎにビビりまくっていた。

 やがて太陽が沈みかける時刻になり、鍋が宅配された。鍋はこちらが用意しなくてはいけないが、スープやら具材やらを店側が用意してくれる宅配鍋。今回俺は初めての利用で若干不信感を抱いていたと言うか、鍋を宅配というのがあまり聞き慣れなかったから不安だった。しかし実際届いて現物を見てみると美味しそうな具材とスープの香りに食欲をそそられてしまった。ちょっと悔しい。

 鍋奉行となったのは俺と月見さん。焼肉とか鍋とかで焼いたり具材入れたりするのは普段ならお袋がやってくれているが、今回ばかりはメンツがメンツだ。夫婦島も一番合戦さんも食べることしか頭にないし、祟はこっちからよそってやらないと遠慮して食べないし、一二は鍋よりもよもぎとの遊びを優先するし、春夏秋冬に至っては仕方ないからやってやるかとおたまを握った俺を見てニヤニヤしていた。これまたちょっと悔しい気分になる。

 鍋を食べ終わった後は祟の買って来てくれたケーキの争奪戦。食い過ぎた、腹一杯で死ぬと言ってカーペットの上に寝転がっていた夫婦島と一番合戦さんもこの時ばかりはバッと飛び起きた。幸いにもクリームが苦手とかチョコ無理とか言うヤツもおらずにそれぞれ遠慮や配慮をし合い、ひとつずつケーキを選んだ。

 そして次いで今日二回目の乾杯。今回の乾杯の音頭も一二幹事がすることになった。うーんと数分頭を抱えていた一二は『昨日の夜考えて来たんだけど、ド忘れしちゃいましたぁ〜』と言った。その言葉にみんなが笑ってしまう。

 結局曖昧になった乾杯はそれで終わり、ケーキを食べることになった。ケーキの美味しさと先ほどの一二のド忘れの件もあって、みんなの表情を笑顔そのものだった。

 ただひとりを除いて。


「あれっ? しゅ、朱々ちゃん!?」

「え? なに?」

「ど、どうして、泣いてるの?」

「泣いてる……?」


 春夏秋冬は自分の頰に触れて初めて自分が涙を流していることに気付いたようだった。手で溢れ出る涙を拭い、春夏秋冬は首を横に振る。


「ごめん、悲しくて泣いてるわけじゃないの。多分……幸せだなって思って泣いてるの」


 みんな春夏秋冬を見て次の言葉を待つ。黙って、静かに、春夏秋冬の言葉を聞くために静寂を作る。


「私の居場所はここだったんだなって。私もよくわかんないけど、何となく気付けた気がする……。ありがとうみんな、本当にありがとうっ! 今私、すごい楽しくてすごい幸せ!」


 春夏秋冬は涙を流しながら、心底幸せそうな笑顔でそう言った。

 春夏秋冬のその気持ちには俺も同感だ。

 この数時間の間に俺は、俺たちはたくさん笑った。笑い合った。

 たくさんの話をした。他愛のない話、くだらない話、意味の無い話、愚痴や文句も。

 その全てがきっと人生の中で何か役に立つということはない。でも、俺はそれが無駄だったとは思わない。むしろこの時間がずっと続けば良いのにと、そんな叶いもしない願いが思い浮かぶほどに心の底から俺は今を楽しんでいる。

 幸せだ。幸福感で身体全体が満たされている。この気持ちは今までの人生で初めて味わった。これからも味わうことが出来るだろうか。


「あぁ、見て見て〜! 雪降って来たよ〜!」


 一二が窓の外を指差して黄色い声をあげた。俺の思考はそこで中断され、窓の外に目がいく。


「おっ。ホントだ。ほらよもぎ、見てみろ雪だぞ」

「ゆーき?」

「今年はホワイトクリスマスっすね」

「ま、この程度なら夜には雨に変わるだろうけどな」

「そうね。そうなる前に、そろそろ私帰ろっかな」


 春夏秋冬は頷き、自分のコートを手に取って立ち上がる。すると一二が黒と灰色の目を丸くして不満げな顔をした。


「えぇ〜! もう帰るんですかぁ!?」

「家主の穢谷が言うならまだしも、あんたがそのセリフ言う?」

「だってまだ七時半ですよぉ〜?」

七時半よ」

「ぶぅ〜、夜はこれからなのにぃ」


 と唇を尖らせる一二。渋々ながらも自分も帰るため荷物をまとめ始めた。今なら俺にも一二の気持ちがわかる。帰りたくないその気持ちが。

 しかし楽しい時間もいつかは終わる時がくる。名残惜しいが、もっといてもいいよなんて言うキャラじゃない俺は黙ってみんなの帰り支度を眺めることにした。


「んじゃ穢谷パイセンあざっした!」

「鍋美味かったぞ〜!」

「どういたしましてー。スープとか具材は店のものだけど」

「あ、あえと、おやすみなさいっ、です!」

「おう。おやすみ」

「片付けまでしていかなくていいか?」

「はい、大丈夫ですよ。洗い物するくらいの術はありますんで」

「けがえあバイバイ!」

「おー、またなよもぎー」


 皆、各々家の住人である俺に一言述べてから『お邪魔しました』と我が家を去って行く。ドアを閉める時に垣間見える背中が俺の中で寂寥感を掻き立てた。初めて見送りというものをしたが、思っていたよりも寂しい気持ちになるんだな。


「それじゃあ、あたしも帰りますっ! 楽しかったで〜す!」

「あぁ、俺も楽しかったよ」

「へぇー、今日は色々珍しいわね。穢谷が素直に楽しかったって言うなんて」


 お前に感化されたんだよとは口が裂けても言えない、恥ずかしいから。

 俺はそんな恥ずかしい感情を隠すように二人に手をあげる。


「じゃ、またな」

「えぇ。またね」

「良いクリスマスを〜」


 ひらひらと手を振る春夏秋冬と、ニッコリ笑って頭を下げる一二。俺は最後に二人を見送り、長いため息を吐いた。こうして我が家で開催されたクリスマスパーティーは幕を閉じたのであった。

 



 △▼△▼△




 みんながいなくなり、家の中には俺ひとり。なるほど、これも初めての経験だ。先程まであんなに騒がしかった室内が、一気に静寂で包まれてしまった。今は先程の雪が雨粒に変わり、窓に打ち付けてくる音だけが耳に響く。ひとりが気楽で好きだった俺が嘘のように、小さな孤独を感じている。特に鍋の洗い物をしている最中は一番虚しい気分になった。

 気を紛らわすじゃないけど、俺は風呂に入って疲れを取るべくお湯張りを開始した。楽しかったは楽しかったが、こんなに長い間人と話すことが初めてで疲労感も少なからずある。今日の風呂はさぞ気持ち良いことだろう。

 にしても、本当に楽しかったな。嘘偽りなく本心からそう思える。

 これはアイツらと友達になれたということなのだろうか。俺はアイツらと仲が良いと胸を張って言えるだろうか。東西南北よもひろ校長、俺はアイツらと青春を殺し隊になれたのだろうか。

 誰か俺に教えてくれないだろうか。

 いや、自分で結論を出すことから逃げてはいけない。だけどはっきりと関係性を断定しなくても良いとサイコ先輩に言われたこともある。

 アイツらは友達だと俺が勝手に決め付けていいのか。仲良しだと決め付けていいのか。

 難しい、実に難しい。俺が人間関係の構築を今まで怠ってきたせいだ。自業自得以外の何者でもない。

 何が正解で何が間違いなんだろう。俺はどうすれば正解に辿り着けるんだ。そもそも俺が今からアイツらと自分の関係性を決める行為に正誤があるのか? 

 俺がそうやって思考を巡らせていると、突然ピンポーンとチャイムが響き渡った。誰だ、二十時近いこの時間帯に一体何の用だ。少し訝しみながらも、インターホンのボタンを押して声を発する。


「はい?」

『穢谷、ごめん……家入れて』

「ん? 春夏秋冬か。ちょっと待てよー」


 インターホン越しに聞こえたその声はつい数十分前にも聞いていた春夏秋冬の声だった。なんで戻って来たんだろうか。何か忘れ物をしたのかもしれない。とにかく俺は急いで玄関へ向かい、閉めた鍵を開けてドアを押した。


「春夏秋冬!? お、お前、どうしたんだよ……」


 そこには確かに春夏秋冬がいた。だけど俺はその春夏秋冬の姿を見て驚いた。玄関扉の前で、春夏秋冬はこのどしゃ降りの雨の中、傘もささず髪も服もビショビショに濡らして立っていたのだ。俯く春夏秋冬は俺の問いに答えず、家の中に入ってくる気配も無かったので、そっと腕を掴んで玄関へ入らせようと引っ張る。

 すると春夏秋冬は引っ張った俺の方にふらふらと力無くしなだれかかってきた。俺はこの間の一二みたいにならないよう、しっかりと春夏秋冬の身体を受け止める。春夏秋冬の濡れた髪と服が俺の服へ浸透し、肌をじんわりと湿らせた。

 春夏秋冬は立っている気力も無いのか、ゆっくりとその場にしゃがみ込んだ。俺は明らかにおかしい春夏秋冬へ再度問いかける。


「おい、大丈夫か。なんでこっち戻って来たんだよ」

「う、ぅっ……父さんが、知らない女と結婚するって……」

「は?」


 ようやく口を開いた春夏秋冬は嗚咽混じりに訥々と言った。その言葉の意味が一瞬理解出来ず、俺は眉を顰めてしまう。


「父さんは、私の父さんじゃなくて……母さんもホントは、違くてっ……うぅ、グスッ。私は、邪魔だって言われて、それでどこにも行く場所が思い付かなくて……うっ、うわぁぁぁぁ、あぁぁ! あぁぁぁぁ!!」

「ちょ、ちょっと落ち着けって。取り敢えず風呂入れ、そのままだとマジで風邪引くぞ」


 泣きじゃくる春夏秋冬を立ち上がらせ、雨に濡れて凍っているかのように冷たくなった手を引き、風呂場へと連れて行く。一先ずそこで落ち着いてもらおう。話を聞くのはそれからだ。

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