第7話裁判3・不倫
「裁判が始まりますので、皆さん法廷にお集まりください」
俺たちは法廷へと向かった。
「それでは裁判を始めます。まずは被告人を紹介します」
被告人の映像が映る。被告人の男は目を閉じたまま身動き一つしない。
「この者は不倫を行いました」
裁判長の話にユウナが即答する。
「有罪っ!!」
「物分かりの良いお嬢さんですね」
にやけた顔でアスモデウスがいう。
おいおい、ユウナ。お前はどっちの味方なんだ?
確かに被告人はすべて救いがたい奴らではあるが、有罪にしたら俺たちも死刑なんだぞ……と思ったが死ぬ夢を見ているのは俺だけだからユウナには分からないのか。
……そんな事を考えている場合ではなかったと考えを切り替えようとした時だった。
「ち、ちょっと待ってくれ。人は不倫を行うものなんだよ。体が求めているんだ」
そう主張したクラトをユウナが冷たい眼差しで見て言う。
「最低っ!!」
「な、なにが最低なもんか。女性だってそうだろ?」
「そんな事なぃ。信用を裏切るのはいけない」
「だ、だから信用とかじゃなくて、規律がおかしいんだろ?」
ユウナとクラトのやり取りを見ていて、ユウナは信用を裏切られたから引きこもりになったんじゃないかと思った。
信用するのも信用されるのもなかなか難しいものだ。人はある程度で妥協して生活していて完璧なものはない。信用なんかで悩んで引き籠ったら答えは永遠に出ないだろう。
クラトの指摘の件だが、俺たちが今までやってきた形、つまり『社会が悪い』に落とし込むことが出来ているので、ひとまず様子を見る事にしたい。あまり俺だけが目立った動きをして悪魔たちに目をつけられても良くない上に、やるだけ非難されるので割に合わない。
「君、規律がおかしいと言うのなら、せめて納得できる説明が欲しいのだが、説明してくれるね」
そう言うアスモデウスにクラトが答える。
「ふ、不倫は体が求めている。食事も体が求めている。食事をしてはならないという規律は守れるか?」
「食事をしてはならないなんて規律を守れる訳がないですね。それは死ぬのと同じこと。とても悲しい」
ベルゼブブがうんうんと頷いて答え、クラトがベルゼブブを指差し言う。
「か、体が求めている事を規律で縛ることなんて出来ない。だから無罪だ」
今回の裁判はこのまま何もしないうちに勝ってしまいそうだと思っていた時、いつも悪魔たちが笑みを浮かべているのだが、今回はアスモデウスだけがクククと笑っている。
「有罪を主張する方はいますか?」
裁判長の言葉にアスモデウスが手を挙げて答える。
「申し訳ない、あまりに滑稽だったもので。お聞きしますが、本当に体が求めているものでしょうか。一生不倫しない人だっているのではないですか。必要だというのなら全員やっていないといけないのではないですか?」
「い、いや、しかし人それぞれあるだろうし。中にはそういう人もいるんじゃないかと……」
しどろもどろになりながら答えるクラト。
悪魔一体からの同意を得られた辺りはなかなかいい線いっていると思ったがそう簡単にはいかない。
「被告人の体についてですが不倫をしなければならないという体ではありません」
裁判長がクラトの言葉を直ちに否定する。いや、そんなこと言わないでも分かるよ。それに対してさらに反論を続けるクラト。
「そういう体だと思う事は自由じゃないか」
「そんなに『自由』が重要なのぉ?」
デスワード『自由』に反応したのはまたしてもレヴィアタンだ。
こうなると介入せざるを得ない。俺はとりあえず話を引き延ばしに掛かる。
「待った。自由かどうかは兎も角、規律に間違いがあれば問題ないはずだ」
「だから今、体に合わない規律だという話になっていて、体が不倫を求めていることの説明になっているのだろう?」
話を戻そうとするアスモデウスに俺は言う。
「俺が主張したいところはそこじゃない。そもそも大昔には規律がない。つまり規律が作られたこと自体に疑問が残る」
「あ、そういうことね。確かに何故出来たか分からないわね。どこからともなく生まれた規律よね。規律ができる前は一夫一妻制なんてないだろうから、それまでは不倫なんてあるはずがないものね」
俺の意見に賛成したのはサホだ。
「ソーだ、ソーだ。一夫一妻制なんて止めちゃえー」
勢いに便乗するレナ。一夫多妻制を望んでいるというより、この流れに乗っているだけの様に思える。せめて説明をしてくれると有難いのだが。
それはそうと、一夫一妻制を否定できれば、不倫の問題は解決される。
「ほうほう。ならば、不倫の何が問題なのかな? まさか、何も問題はないのに他人を責める材料にしているのかい?」
アスモデウスの問いに即答するベルフェゴール。
「ケケケ。結婚するからだろう? 結婚なんて形式をとって愛がある事にしたいだけさ。人間ってやつは愛のない悲しい生き物だからね」
「愛があるから結婚するんだ。愛がなければ結婚なんてしない」
そういうのはレナだ。さっきからレナのいう事はなにを目的としているのかよく分からない。愛は肯定するが一夫一妻制は否定するということなのか?……勢いだけと言う事もあり得るのでレナの考えは無視するほうがいいかもしれない。
話が変な方向に向かっているような気もするが、それを止めたのはベルフェゴールだ。
「ケケケ。それは今は関係ないね。むしろ愛があって不倫しているのはもっと質の悪い事じゃねーのかい」
「ンなっ」
言葉に詰まるレナ。愛を肯定しようとして逆効果になっているが、しかしレナの話は続く。
「結婚は愛があるから結婚すると信じている。でも、それ以外にも経済的……。その、子供……子育てとか……」
レナが子供とかで言い淀むとは……。ギャップがありすぎて笑える。その後うまく話を続けられないレナ。話が変な方向に進んでいたのは言いにくいワードだったからなのか。レナがそんな奴だったとは予想出来なかったな。
ベルフェゴールによって邪魔されたが、アスモデウスの質問は『不倫の何が問題か』だから、レナの言いたい事は『経済的な問題』となる。
「あ、あと性病ってのもあるんじゃないか」
レナの言葉が尻すぼみになっていたためクラトが問題点を追加してきた。
「うんうん。どちらも問題であって規律にするに値するよね。という事だから有罪でいいよね」
アスモデウスが満足げに首を縦に振って言った。
レナとクラトが頑張って発言していたのは分かるのだが、アスモデウスは不倫がどういう問題を抱えているのかの理由を聞いてきたのだ。だが俺たちはその理由に対する反論も同時に言わなければいけないのだがレナとクラトはその事を分かっていたのだろうか? レナとクラトの驚く顔がその答えを物語っている。そして、俺はその反論をしなければならない。
「性病なんて避妊具を使えばいいことだし、子育てなんて経済的に余裕のある人なら問題ないはずだ。だから無罪だ」
「ケケケ。とうとう愛すら否定しちまった様だな。結婚してても不倫して良いってか。まあ、愛なんてないんだからそうなるわなぁ。ケケケ。だがそれだけが問題じゃねーぜ」
ベルフェゴールが続けて説明をしようとした時、アスモデウスが話に割り込んでくる。
「ちょっとベルフェゴールさん、僕の出番を取らないでくれるかな。それでなくても僕は控えめな性格のせいで影が薄いのですから」
「ケケケ。すまねえな。じゃ後は好きにしな」
「全く。ベルフェゴールさんは怠惰担当なのに勤勉なんだから」
そう。このベルフェゴールは怠惰と言われているはずなのに勤勉なのだ。そしてヒントもくれた。言動から味方という感じはしないが敵という感じでもない。
「まずは貴方の品性を疑いますね。
破損する場合だってあるので避妊具で性病が完全に防げる訳ではないですよね……それは思い違いがあったのかもしれませんが次の事は許しがたい。
『経済的に余裕のある人』とあなたは今しがた言いましたが、少子化問題の際に適正な人口があると言った事を忘れたのですか? あなたが言ったのですよ。そんな裁判毎に主張を変えるなどあっていい訳がありません」
俺は自らの過ちに後悔した。俺は『性行為は体が求めている』を前提として考えていたが、この考えでは人口増加の問題が出てしまう。
「待ってくれ俺が間違っていた」
「もう遅い。一度発言をしてしまったらその修正は出来ない」
俺の懇願はサタンによって否定され、静まり返る法廷。
「誰か無罪を主張出来る人はいますか。いないようでしたら有罪とします」
裁判長が最後の確認を取る。誰か無罪を主張してくれという思いも虚しく裁判長が口を開く。
「よろしい。それでは有罪」
俺たちは裁判で負けた。その時、悪魔たちは姿を消した。
何が起こったのかと思った瞬間、俺の後ろで声がする。
「ケケケ。愛なんてない。分かってるね君。そんな君は、他の奴らが死んでいく様をじっくりと見ていくがいい」
俺は振り返ろうとするが体がはなにかに縛られていて動かない。
サホがレナがユウナがルミがクラトが俺の目の前で殺されていく。
「やめろー」
俺には叫ぶ事しか出来なかった。そんな俺の後ろにいたベルフェゴールが回り込んで前に歩いてくる。
ベルフェゴールと言えば便器に座っていたはずだが、今その便器に座っているのは俺だ。便器に体を縛り付けられているのだ。
「ケケケ。とても残念だけど君も殺さないといけない。そうそう、忘れちゃいけないよ。愛なんてないって事をさ。ケケケ」
「殺す相手にそんなことを言ってどうする?」
「? ケケケ。悔しいだろ? それを自覚して死んでくれる事に意味があるのさ。あばよ」
ベルフェゴールが何かした瞬間、俺の体は便器に吸い込まれていった。便器に吸い込まれた際、一瞬だけ息苦しさを感じたがその後すぐに意識を失ってしまったため体は痛みを感じなかった。
くそ。また悪夢か。こう毎度、毎度、夢を見ると言うのもなにか可笑しな気がする。俺はここに来るまで本を見ながら寝るなんて経験したことがない。それどころか実際に裁判に参加して……というのは寝ていた事に対する言い訳でしかないのかもしれないが、本を見ながら寝たという気が全然しないのだ。
今更ながら、性病に関しては病気であり個人の問題だ。結婚とは全く関係のないものだ。
問題は経済的な問題の方だ。
夢の中でベルフェゴールは愛を否定しろという。しかし、愛を否定するという事は育ててくれた両親の愛情はどうなるのか。愛を否定する事は出来ない。分からない『愛』もデスワードなのかもしれない。悪魔たちが認めない、でも俺たちが好んで使う言葉。
結婚と言うものに疑問を持った事自体に問題はないと思う。しかし、どうあるべきなのか、そこが分からない。
「裁判が始まりますので、皆さん法廷にお集まりください」
俺はまだ考えが纏まらないまま法廷へと向かわなければならなかった。
「それでは裁判を始めます。まずは被告人を紹介します」
裁判長がいつもの様に裁判を始める。そこから必ず夢と同じ展開になる。
時間が欲しい俺は、今はただ考える。俺が動かなければならない、クラトがデスワードを発するその時まで。
「そういう体だと思う事は自由じゃないか」
「そんなに『自由』が重要なのぉ?」
予定通りのレヴィアタンの言葉。俺はこの時を待っていた。
「待った。そんな話よりもっと決定的な主張をしたい。そもそも結婚というものは初めからあったものではない。結婚自体に問題があるので、不倫というものは意味をなさない。よって無罪を主張する」
「そんな話ですってぇ! ちょっと……」
「レヴィアタン。気持ちは分かりますが、まずは詳しく説明を聞かせて頂くとしましょう」
裁判長がレヴィアタンの発言を制止する。レヴィアタンは顔を歪ませて黙る。
俺はここまでの間に考える時間があった。
引っ掛かる点は、養育に関する『経済的な問題』、いじめの裁判で出てきた『教育』だ。
「結婚という制度がなぜ作られるに至ったかを考えれば分かる話だ。
そもそも大昔は子供がどうやって出来るかが分かっていない。結婚という規律はそれを知った後でしか作る事が出来ない。大昔は子供を群れで育てていた。
ところが、現在は子供を社会では育てなくなった。経済というものが出来る様になったからだ。そして、現在は経済が社会の中心となっている。経済中心の社会では結婚という制度が必要だったという事だ。
これまでの裁判の結果を踏まえると結婚という制度に問題が出てくる。
経済に関しては少子化問題の際になにかがおかしいと指摘した点だ。しかし、まだ俺にはそれが良いか悪いか未だ結論は出せないので決定的とは言えない。
だが教育に関してはいじめ問題の際に重要であるとした。よって社会が子供を育てるべきなのだという点はハッキリしている。
ただ、教育に日常生活も含めて考える必要がある。経済的な差が教育に影響するのは間違いのない話だからだ。例を挙げると金持ちの金の使い方と貧乏人の金の使い方は違う。どちらが適正かは分からないが教育に差がある事だけは間違いない。
経済の何がおかしいかは分からないが、子供を育てるべきは社会である。そうする事で結婚という考え方が意味をなさなくなり、不倫という概念がなくなる。よって無罪を主張する。
以上だ。何か質問があるか」
俺の説明を聞いたレヴィアタンが呻きならがのたうち回る。
「レヴィアタン。お静かに」
裁判長が嗜めるもレヴィアタンの動きは止まらない。その姿を見ながらベルフェゴールが言う。
「ケケケ。オメェ。背中痒いんじゃねーのか」
「そう、そうなのよぅ。痒いのよぅ」
「ケケケ。そりゃ大変だ。オメェに暴れられたんじゃ溜まらねーからな。背中掻いてやるぜ。なあアスモデウス」
ベルフェゴールがレヴィアタンを指差しながらアスモデウスに言った。
「なんで僕!? 僕がレヴィアタンに一番遠いのに」
「ケケケ。なんでって言われてもな。オレ怠惰。だから他の奴に仕事を押し付ける。どこも間違っちゃいねーな」
アスモデウスは渋々レヴィアタンのところまで歩いて行き背中を掻いて、また所定の場所に戻る。その間、裁判は止まったままだ。
レヴィアタンの様子から考えて、デスワード『自由』を回避された事が余程悔しかったのだろう。ひょっとすると『自由』と『教育』の間になんらかの関連があるのかもしれないが、差し迫った問題ではないので考えるのは止めておこう。
「レヴィアタン。裁判を再開してもよろしいですか?」
「いいわぁ。ごめんねぇ」
レヴィアタンは裁判長に両手を合わせてウィンクするが、裁判長は俺たちの方を見ている。その事に気付いたのかレヴィアタンはこちら見て睨む。
「有罪を主張する方はいますか?」
裁判長の言葉に手を挙げたのは意外にも悪魔ではなくルミだ。
「一つい~い?」
「ケケケ。俺たちが無罪に異議を唱えない中、質問をするとは何て勤勉な見上げた人だなアンタ。いいぜ言ってみな」
自らの顎を撫でながらベルフェゴールが言った。
「だからと言って~、不倫……って言い方はもう可笑しいかもしれないけど~その……行為を好き勝手にしてもいいってことなの?」
行為とは性行為のことだろうか? しかし、考えてもみれば色欲と言われるアスモデウスがこの指摘をしなかったのはなぜだ? 不倫の問題については解決済みだからか? そうだとすると嫌に律儀な悪魔だ。
「ケケケ。だそうだぜ。誰か答えてやりなよ」
ベルフェゴールが俺たちを見ながら言う。そうだった。答えるのは俺たちだった。ルミも余計な事をしてくれたものだ。
「それは、少子化の時の話にもあったように人口によるのではないかしら? 改めて考えてみると結婚には人口の調節という意味もあったのかもしれないわ」
答えたのはサホだったが、意味を理解していなかった。いや、俺が性的な方向に解釈しただけなのか?
「結婚~という規律ができた頃には~人口が既に問題になっていた~ってこと?」
ルミが確認の質問をする。ということはサホの解釈の方が正しかったのか?
俺が返答していたらアスモデウス以上の色欲というレッテルを張られるところだった。
「昔は作物も安定的には作れなかったはずでしょ。そうすると人口の上限は今より随分低いものだったのではないかな」
「な~るほど~。結婚……って~そこまで考えた事なかったな~。納得です~」
サホの回答に納得してないであろうルミ。
結婚……の部分は『結婚や出産については分かったけど、性行為だけするのは好き勝手でいいのか?』だったのではないかと俺は思う。不倫というと大抵は性行為であり、罪があるとすれば性行為だが、結婚が間違いになると不倫が無くなり、裁判の争点がなくなる。俺たちが不倫と性行為を密接な関係にあると考えていても無関係となる。
今回の裁判では無関係とされた性行為だが、そちらの行方は俺も知りたくはある。あるのだけど、その説明をしなければならないのは俺たちだって事に気が付いてくれて良かった。
「有罪を主張する方はいますか?」
裁判長が言った。
誰も手を上げない。しかし、悪魔たちの顔はより禍々しい笑みを浮かべている。
何度やっても慣れないな。俺たちが勝ったはずなのになぜ悪魔たちは笑う?
「勿論、ありません。僕が結婚という悪行から一人の女性を守ろうとした事を理解してくれてありがとう」
意味不明な事を言うアスモデウス。ふとルミの顔を見て思い出した。『アスモデウスは女性に憑りついてその女性と結婚した男を何度も殺す』つまり、結婚が問題行為と判断し、結婚相手を殺していたと、そうアスモデウスは主張しているのだ。
「ケケケ。異議はない。ただ、男女間の愛も、親子の愛も否定して、それらを社会に押し付ける。いいね。最高だね。俺も同感だよ。お前らは立派な悪魔になれるぜ」
ベルフェゴールが言った。結婚を否定した事で男女間の愛は否定したかもしれない。しかし親子の愛を否定した覚えはない。
「むぅ。悪魔になるつもりなんてない……」
ユウナが呟く。それが聞こえたのか悪魔たちはクククと笑った。
「よろしい。それでは無罪」
今回はある意味明確に答えを突き付けた気がする。
結婚を否定したのだから不倫という概念がなくなった。
子供を育てる為に必要な経済的なものは結婚という形ではなく社会全体が負担するべきとした。
そして、少子化の問題と合わせて、子孫は好きに作って良い訳ではないという事まで悪魔に提示し、悪魔は納得した。
法廷を出る際、レナは納得した顔で言う。
「ソっか。結婚なんて考えがおかしかったのよ」
「むぅ。結婚がおかしいなんて……」
「な、何なんだろうな。俺たちの信じていた規律って」
ユウナとクラトは信じていたものが裏切られたような絶望の表情で言った。
おかしい。悪魔を納得させるだけで良かったはずなのになぜ俺たちまで納得しているんだ。自由や愛の正しさを立証するのは難しい事だが、それらを考慮しないようにするとなぜこんなにも社会が歪んでいる? 自由や愛が必要だから? 悪魔のいう事の方が正しいのか? 俺が悪魔化しているからか?
何かか狂っている。
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