第62話 幕間:その頃カイリキーは……

 今回は番外編です。長くなりましたが番外編を分割すんのもな~。と思ったんで分割せず出しました。すみません。




◇◇◇◇


 トウヤ達がカリニ村に向かって旅をしている間、カイリキーはトウヤが魔王になった原因の野盗たちが接触していた謎の存在、プリーストのナイについて調べていた。

 最初は部下に指示を出し、自分の領地内にまだそれらしい怪しい存在はいないか探らせたのだが、いなかったので次は過去からそいつの足跡をたどれないかと動き出したのだった。

 まずはトウヤが魔王になった屋敷からトウヤが作り出した過去を見るアイテムを使い、野盗の男がナイに会うために出かけた日に設定して後を追った。

 しかしこのアイテムには一定範囲内の過去しか見れないので、ある程度進んだら一回アイテムの発動を止め、現実に戻りさっき男が向かった先まで移動、そこからまたアイテムを使って過去に戻る。そうやって男の後を追う。


「っと、ここから先はまた後でだな」


 視界の先にはゲペルの街がある。カイリキーの姿は筋肉質な大男なので問題ないが、服装はヒザ上までしかないハーフパンツ。それと魔王として成長した中で生えた角を誤魔化すための覆面だけ。服や防具は動きの邪魔になるので付けていなかったのだが、さすがにこの状態で街に入ろうとしたら門番に止められるだろう。その前に最低限誤魔化す服を手に入れないと。


「と言っても今トウヤはいないし」


 トウヤが妹の依頼で旅に出るとツチミカドから連絡があった。だから今はトウヤの能力で服を作ってもらうのは無理だ。


「スピリットファームに行ってみるか」


 何か服の代わりになるものがあればそれでいいし、ないなら夜までそこで休ませてもらい夜の闇に紛れてこっそりゲペルの街に入る事も出来る。時間つぶししつつ、トウヤがどんなダンジョンを造ったのか見に行こう。そんなつもりでカイリキーはスピリットファームに向かう事にした。


 ◇◇◇◇


「ほう、これは……」


 入り口には巨大なバラのアーチ、その奥にはベンチや噴水に花壇の中には色とりどりの花々。地面には芝が敷き詰められ、寝転がるにも気持ちよさそうだ。ダンジョン内だというのに太陽の光のように輝く石が天井に等間隔で設置されている。


「ここは回復エリアか」


 中央の噴水から出ているのは回復薬だ。直接飲めば疲れは吹っ飛びキズは癒えるし、近くに座っているだけでも少しは効果がある。それと天井の光は気力を利用したものなのでこの光にも治癒を早める効果を期待できるだろう。

 そんな事からここは回復用のエリアだと判断した。


「それにしても、ダンジョン入ってすぐに回復エリアとは驚きだね。しかも一般人も多いんじゃないか?」


 芝生を走り回る子どもたちやベンチに座って話をしている奥様方、若者や老人など。とても冒険者とは思えない姿の人が大量にある。


「はい、人間と仲良くやるのがマスターのご意思ですので」


 突然カイリキーの横に現れた人物、一瞬前まではそこには誰もいなかったはずなのに。

 現れた人物を確認するとそこには顔をヴェールで隠した黒いドレスの女性。それが人の姿をしたモンスターだとカイリキーは女性から漂う気配から察知した。


「トウヤのモンスターか。このダンジョンのマスターを任されてるイバラだったか」

「はい、カイリキー様。マスターから話は聞いております。ここではお話しできない事もありますのでこちらに」


 お互いに会うのは初めての二人だが、トウヤからカイリキーと同盟を結んだことやイバラ達三姉妹の事は聞かされていたのと、カイリキーは自身の能力で、イバラはダンジョンの機能でお互いに相手のステータスを確認する事が出来るのでその正体はすぐに確認出来るため、無駄な警戒や戦闘が起きる事は無かった。

 イバラが現れてすぐに周囲の景色が変わった。ダンジョンマスターの権限で強制的にダンジョン内のどこかに移動させられたのだろう。レンガ造りの二階建ての家とどこまでも広がる畑。畑では七体のジャック・オー・ランタンが水やりや雑草取りなどの作業を行っている。


「ようこそおいで下さいました」


 家の中からカボチャ頭が中を浮かびながら出てきた。その浮かぶカボチャがイバラの手の中に納まるとカボチャは消え代わりに女性の頭が現れた。

 

「それがお前の本体か」

「はい」


 イバラはデュラハンというモンスターでモンスターの心臓とも言える核は頭に入っている。そしてその頭は体とは離れている。なので体がどれだけ傷付こうと、最悪消えさても頭が無事なら死ぬことは無いし、時間をかけて体を修復することも出来る。そう言う意味でカイリキーはイバラの頭を本体と言った。

 ちなみに普段イバラが付けているヴェールは首の上に頭が無いのを誤魔化すための装備で、ついでに体が見た事や聞いた事を伝え、頭からの声を届ける通信機の役割もしていた。


「改めましてお初にお見えいたします、私は0と1の魔王、トウヤ様の配下イバラと申します。マスターの盟友であります力の魔王……」

「長い、堅苦しい口上は苦手なんだ。そのへんでいい」

「はい。ではカイリキー様。今回はどのようなご用件で参られたのでしょうか?」

「街に入ろうと思ってな、服を貸してもらうか、それが無理なら夜までの時間つぶしをしようとな。ついでに主が変わってダンジョンがどう変化したか見てみようとな」


 カイリキーがダンジョンに来た目的を話す。


「そうですか、服ですか。少々お待ちください」


 首が浮かび上がり、体が家の中に入っていった。しばらくして二人の前に画面が浮かび上がった。


「これはどうでしょうか?」


 画面に写されているのはいくつもの服のサンプル。ダンジョンの力で作り出せるアイテムのリストだ。その中からカイリキーの気に入る服を選んでもらおうという考えだ。そのためにイバラの体にはダンジョンコアの所に向かってもらった。


「それじゃこれ頼むわ」


 その中から一つを選び作ってもらった。


「はい、完成まで三十分こちらでお待ちください」


 画面が消え、そこに魔力が集まっているのを感じる。さっき選択した服を作成しているようだ。

 カイリキーはレンガ造りの家のテラスに置かれた椅子に座った。


「紅茶をどうぞ」


 イバラの体が戻ってくると、カイリキーの前のテーブルに紅茶を置いた。


「クッキーもあるますよ」

「おう、サンキュー。でも出来れば酒が飲みてえな」

「すみません、貰ったお酒は全てタンザナイト様にあげてしまいました。ウチではお酒を飲む者がいませんので」

「おう、そいつは残念だ。で貰ったってのは? てっきりダンジョンの力で作ったか、そこの畑のものをつかって作ったのかと思ったぞ」

「そこの畑は妹の趣味です。それで出来た野菜はゲペルの街にさしあげてるんです」


 植物を育てているのはシンデレラの意思だ。最初は彼女は過去がジャックだった影響かカボチャを育てる場所を望んだが、だんだんと育てるものが増え、気付けば沢山の作物を育てるようになっていた。土いじりが好きな娘のようで、それはもう楽しそうに行っていた。

 しかし、育てた所でモンスターは食事が絶対に必要というわけでもない。処理に困っていた所、ダンジョンに来て修行していたゲペルの人達がお腹を空かせていたのでカボチャやトウモロコシでスープを作って渡した所喜ばれた。なので余っていた野菜をおみあげに渡したのが始まりで、今ではゲペルの兵が定期的に野菜を取りに来てくれるようになった。


「ダンジョンの環境のおかげで季節も天候も関係ない上、半月でなんでも育ちますので街の人も喜んでくれまして。それでお代を下さると言われたのですが、モンスターである私達にはお金は不要ですから断ったら、代わりに茶葉やお菓子、お酒なんかを頂きまして」

「そうかい。それはキザキがダンジョンマスターだった頃と全然違う付き合いかただな。入り口の人達も全員冒険者って訳じゃないんだろ」


 入り口の回復エリアには明らかに子どもや老人や何の装備も防具も持たない人など、およそダンジョン攻略に来たとは思えない格好の人間が大量にいた。


「はい、あれはゲペルの街の人です。あのエリアにはモンスターが来ませんし、回復の噴水の効果で美容やら健康にいいとかで散歩ついでに来て水を持ち帰る人が多いですし、広くて安全で自然もある子どもたちにいい遊び場だと人気で」


 トウヤがこのダンジョンでは死者の出ないように、一定以上のダメージを負った場合モンスターはダンジョンの奥、侵入者はダンジョンの入り口に送られるように設定されている。そのため入り口の回復エリアでは死ぬ寸前の状態からでも間に合うようにと噴水の回復効果を最大に設定してある。それがゲペルの街の人の人気となっていた。


「ははは、ダンジョンが子どもの遊びばねぇ~。面白い事になってるじゃねえか。やっぱり兄弟と手を組んだのは正解だったな」


 人間を大切にしようと思っているという事はまだ『身体強化』の影響で心がそんなに蝕まれていないという事だ。カイリキーがトウヤと会ったのはそれから一月ほど経ってからなので少しは侵食が進んでいるかもしれないが、その時に感じたのはまだ仲間想いの善人だと思えた。それからは『身体強化』を封印するように言ってあるし、トウヤもその通りにしているので大丈夫だろう。

 トウヤに関して問題になるのは魔王になる際に関わった謎のプリースト、ナイとトウヤに憑いているナビという存在。この二体がどこかの魔王に従いトウヤを利用して悪さを企んでいるのならそのシッポを掴み排除する必要がある。


(姐さんに会せるのはその問題が解決してからだな)


 信頼出来て協力体制を取れる魔王は少ない。それは最初はどんなにまともでも『身体強化』によって心を蝕まれていき、裏切り上等で狂暴な存在となっていくからだ。これは魔王としてのランクを上げなければいいという問題ではない。ランクが低ければ弱く、ゆっくりとした進行状況なだけで心の侵食は止まらない。

 実際に魔王になってから二十年、ずっと一か所に引き籠り何もしなかった魔王が急に暴走し力を求め周囲を滅ぼし始めたなんて事が過去にあった。

 だから確実に能力を封印出来るトウヤの『能力調整』は魅力的な能力なのだ。この能力があれば自分に何かあった時、彼女・・の事を任せる事が出来る。


(そのためにもまずはプリースト、ナイの正体を掴まねえとな)


 ナビの事はトウヤの近くにツチミカドを置いているので、何かあれば彼がなんとかするだろう。なので自分はナイの調査だ。

 カイリキーは次の行動を決めると紅茶をグイッと飲み干した。


「服と紅茶あんがとな。これは何か礼をしないといけないな」

「そんな、カイリキー様からお礼だなんて恐れ多いです。しかしもしよろしければ、食肉になるモンスターやミルクの出るモンスター、それも自ら増えるタイプの者が欲しいですね」


 モンスターは魔力が集まってできるので子孫を残すような必要がない。ほっといても勝手に魔力が集まれば仲間が増えていくからだ。そのため繁殖の機能は持たないのだが、中にはそういった機能を持つモンスターもいる。スピリットファームだと殺した人間の体を乗っ取り仲間にしてしまう動く死体リビングデット達や人の死ぬ間際の恐怖や恨みの念を固めたゴーストのようなモンスター達だ。


「ほう、肉やミルクね、次は酪農家でも始めるのか?」

「それも面白そうですが、私達はスピリットファームをゲペルの街が何かの理由でモンスターに襲われた時に逃げ込める避難場所として使ってもらおうと思っています。あの街にはマスターの妹君も暮らしていますので。幸いダンジョン内には使っていない空間が大量にありますからね」


 スピリットファームは管理者をイバラに移した時に自分達に必要ない罠などを取り除き、新たに誰も死なないような機能を付けた結果、運用するための魔力が足りなくなりダンジョンの規模を縮小した。そのため大量の使われていない空間が奥に出来上がった。その空間を使えば街の二つや三つは収められるだろう。だからいざという時にゲペルの街の人のためにダンジョンを開放するつもりでいる。


「そうした時に野菜や穀物だけでは嫌な人も出てくるでしょう。ダンジョンの能力で出せなくはないですが、魔力に頼らずにどうにか出来るならその方が安心ですので」


 ダンジョンでアイテムを作成するにはそのダンジョンに貯まっている魔力や気力を消費する必要がある。それらは生活に必要な空気をダンジョン内に循環させたり、汚れを消し去り清潔に保つのにも使われているし、ダンジョン内の明かりもそうだ。無駄に浪費してしまうと後で困る事もあるかもしれない。


「それで肉になるモンスターか。確かにココじゃ死霊系のモンスターしか作れないからな。自力で増えてくれる食肉モンスターを望んでるわけだ」

「はいカイリキー様の配下にそのようなモンスターはおりますでしょうか?」

「いつくか候補はあるな。つがいで持てば子を産むモンスターなら鳥、魚、イノシシに鹿、牛や羊に黒ヤギとミルクや肉、卵が期待できるヤツがいるし、魔力を蓄えて単体で分裂を繰り返す「スラビット」つう名前の白い毛玉みたいなスライムもいるぞ。別名「ごちそうウサギ」、兎の肉のような味と食感で毛皮も防寒着に仕えると思うぞ。後は無限に飲みものが湧き出る岩モンスターもいるな。こいつらは増える事は無いが、大きな穴にでも埋めておけば酒の湧く泉が作れるぞ」


 カイリキーが使えそうなモンスターを思い出しながら伝えてく。


「とりあえずそんな所だが、全部を雄と雌一体ずつでいいか?」

「え、どれか一つで十分です。全部だなんて、そこまでしていただいては……」

「なに、俺とトウヤは兄弟なんだ、困っているならいくらでも力を貸すさ、遠慮はすんなって。モンスターは後日ミズシマにでも届けさせっからよ」

「はい、ありがとうございますカイリキー様」

「気にすんな、美味い紅茶の礼なんだから。それじゃ俺はそろそろ行くとするか。入口に送ってくれるか?」

「はい、かしこまりました」


 カイリキーはゲペルの街に行くためスピリットファームを後にした。


 ◇◇◇◇


「さてと、いったいどんな奴だろうな?」


 スピリットファームで服を手に入れたカイリキーは夕闇に紛れて街の中に侵入した。結局魔王である以上、門をくぐる時にステータスを確認されると終了だと気づき、こっそりと壁を乗り越えるしか選択肢が無かったのだ。

 そんなわけで街に侵入したカイリキーは人気のない場所で過去を見るアイテムを発動させた。

 トウヤを買った野盗の姿をすぐに見つけ、後を追う。男は普通に買い物をし、通りを歩いている。


「なっ」


 そして急に男は姿を消した。一瞬も目を放していないのに姿が消えたのだ。魔力の気配も感じられないし、突然人一人が消えたのに、横や後ろを歩いている人間に驚いた様子はない。これは何かしらの力が働いているのは確実だ。

 時間を戻し、もう一度男が消えた瞬間を確認してみた。今度は時間を限界まで引き延ばし、ゆっくりと様子を見る。さっきまで歩いていた人達が止まっているとしか思えないほどゆっくりな世界で一人だけ普通の速度で歩く真っ白なフードを被った存在。それが男の前まで行くと包帯を巻かれた手を伸ばし、しかし止めた。そして男の背後、カイリキーの方を見た。


「……カイリキー……おじ様?」


 フードの中も包帯を巻かれ、右目だけが見えている。その右目が確実にカイリキーの顔を見つめていた。それに今、確実に「カイリキー」と自分の名を呼んだではないか。

 ここは過去の世界をアイテムで覗いているだけ。過去の世界に来ているわけではないので向こうがカイリキーが見えるわけでも、気付けるわけでもないはずなのだ。

 なのに向こうはカイリキーを認識している。これはいったいどういう事なのだろうか? なぜ目の前のフードは自分を……。


「理由や方法はわかりませんが見ていますね。私はナイ、アナタやその背後にいるアノお方の敵ではありません」

「アノお方ってまさか……。どうしてお前がそれを」


 カイリキーはその事を誰にも話していない。それは信頼している配下の魔族にもだ。接触だって絶対に他者にバレない方法を取っているのでカイリキーが彼女と繋がっている事を知る存在は当人達だけのはずだ。


「もしかしたら色々と私に聞いてきているのかもしれませんが申し訳ありません。私が感じられるのは未来からカイリキー様が見ているという事だけ。そのお声まで正確に把握は出来ません」


 とても残念そうな声でナイが告げる。


「今の私にはもう時間も力もほとんど残っていません。願わくば貴方がトウヤ様と兄弟分の盃を交わす未来に繋がっていきますようにただ祈るだけ。どうか108番目の魔王を信じて下さい。彼は貴方やベル様と志を同じくする、心優しき魔王です」

「トウヤだと! 108番目の魔王のトウヤだと。しかも盃の事まで」


 これはおかしい。だってこの過去はトウヤが魔王になるより前の時間軸の事だ。なのにナイのセリフは108番目の魔王にトウヤがなり、さらに自分とトウヤが兄弟になる事をすでに知っているようだ。


「もしかしてあの魔法陣は、そしてお前の目的は、トウヤを魔王にするための……」


 それはいったいなんのために?

 トウヤには何も特別な能力がある訳でも、恵まれた体を持つわけではない。そんなただの少年を魔王にする。それがナイの目的だと?

 それもカイリキーの領地の中でなおかつ竜穴を守る竜、タンザナイトの住むコロウ山のすぐ傍でもある。どうやれば魔王になるかなど誰にも分っていないはずなのに、バレたら即消滅させられるような危険な場所で魔法陣に魔力を集めていたというのか、それで確実にトウヤを魔王にできる確証も無いというのに。

 いや、ナイにはそれでトウヤが魔王になると確証があったのかもしれない。もしかしたらトウヤが魔王になった場所、それも狙ってあの場所にしたのだろうか?

 魔王になってすぐにタンザナイトやラピスラズリに出会い、強く鍛えてもらえるように。魔王になったトウヤを敵から守ってもらうために。

 カイリキーはトウヤがタンザナイトやカイリキーと出会った事まで全てナイの計画の内なのではないかと思うようになっていた。

 そしてナイの正体が気になりステータスを確認してみたが、過去の世界のせいかそのステータスを確認する事は出来なかった。だが、理由はわからないがナイの目的が自分との敵対ではなくトウヤのためだと分かり、これ以上のナイに関する調査はやめようと心に決め、アイテムの発動を終了させた。


「さてと、人間を魔王にする方法、もしかしたら竜の間では伝わっているかもしれないな」


 これは確認しなくてはならないな。

 イバラが酒はタンザナイトに渡したと言っていた事を思い出しながら、タンザナイトに会う口実を考えつつカイリキーはコロウ山に向かって歩き出した。

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