普通に戻る君へ



細い、綺麗な手でギターを弾きながら、身体をゾクゾクとさせる声で歌う君の進路調査用紙には、夢がつまっていると勝手に期待してた。


どこへ行っても、君の歌声は消えないと、思ってたよ。


すきだったよ。


まだ、ここで聴いていたい。


すきだったの。



この星で、いちばん、だいすきなうた。

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