恋歌
君と最初に会ったのは、いつだっけ?
そんなことを考えながら、駅前で、君を待つ。
「みつけた!」
そう言いながら、息を切らして私の肩を叩いた君の髪は、ぴょんとはねていた。
ねえ、思い出したよ。
君と最初に会った日のこと。
たんぽぽの綿毛が高く飛んでた春の日。
その日も君は私を見つけてくれたね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます