電子の海のaLiCE

作者 村雲唯円

175

60人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

 まだ人々にとってPCというものが、今ほど親しみがなかった時代。
 流行ったハッカー物語は、「アクション」ものでした。
 ウィルスに対して、高速でキーボードを叩いて戦うハッカーたち。
 それはまさにアクションヒーローの情熱でした。

 ええ、私もやはり書きましたよ、AIとのハッカーもの(笑)。
 でもだんだんと「そういうもんじゃない」と世の中がわかってきて、今はリアル志向になっていきました。

 私はあのキーボードアクションが忘れられず、あの動きを何かに置き換えられないかと、別を道(パズルを解くアクション)を選びました。

 しかし、村雲先生はそんな風潮など糞食らえと、真っ正面から懐かしのハッカーアクションを蘇らせました。
 ただし、今時のエッセンスをうまく組み込み、独自の環境設定まで作って「ありそうでなさそうな世界」を描いたのです。

 まだ読書中ですが、ここまで読んでもこの世界観の構築はうまく機能しています。
 これは脱帽物でしょう。

 最近、村雲先生はロボットアクション系ではなく、青春系を書かれていますが、思うに今の先生にはベストマッチしていると言わざるを得ません。むかつき、うらやむほどに良い空気感を作りだしています。
 これからまた成長と共に得意分野が変わったり増えたりするかもしれませんが、今の村雲先生には甘酸っぱいエッセンスが似合っているのかもしれません。

 これから村雲先生のことは、敬意をこめて「甘酸っぱい青春エロ作家」と呼ばせていただくことにします!!

★★★ Excellent!!!

実は村雲作品全てをこっそり読んでいて、今作は非常に自分の好みの仕上がりで毎回楽しみに読んでた。
まるで一本のエンタメ映画を観てるようで、ラストに近づくにつれモニターの前で「うぉっ」「おぉおお」って叫んでた。
正直これで完結もったいない。アリスのファンとして続編を希望するぞい。

★★★ Excellent!!!

競技感覚でハッキングを行う高校生、HN:グラスホッパー。この物語は、彼がひょんな事から見つけたパンドラの箱を持ち帰ったことから始まる……。

私は、AIやヒューマノイドインターフェースが自己認識をする話が好物です。好物でした。
カートゥーンめいたハッキングシーンではありましたが、それ故にアクション映えする描写でした。テロリストとの攻防は一見の価値あり。
ジュブナイルとして完成度が高かったのですが、欲を言えば「AIとは」「その存在によって何が変わるのか」を敵性組織とのやり取りで描けられていたら最高だったと、個人的には思います。

★★★ Excellent!!!

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Dear NEXT_reader
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!!!! Best-ever!! Prodigious! !!!!

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最高でした。
脳内アニメーション再生余裕です。

初めてハッキング演出のある小説を読む方でも安心。それどころかヴァーチャル展開ならではの臨場感やスピード感が、ライトな文体で巧みに描かれています。
文字だからこそ、スクロールならではの演出もありきっと最終話まで一気に駆け抜けること間違いなし。

バーチャルのみならず手に汗握るフィジカルな展開のシーンでは主人公への没入感も素晴らしく。
「やっぱり主人公はこうでないと」と少年漫画にあるようなヒーロー像も兼ね備えている。でも彼は決して正義の味方ではない。

中立的な立場――それがGR445_Hopper《グラスホッパー》。
次回作も楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

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私自身はこの手のジャンルに全く明るくないが、そのような無知な読者にも分かりやすくスピーディーな展開と、現実の事件を彷彿とさせる内容に、思わずクリックをする手が止まらなかった!

キャラクタのアイコニックさも素晴らしく、特にAIであるはずのaLiCEがかわいい! 萌える! ギガキュンなのですっ!(古い)

物語は、ターニングポイントを迎えている。ひとつの大きな事件を乗り越えた主人公たちが、次に挑むのは――!

スピード感とキャラクタの魅力が溢れる、新時代のハッキング・ノベル! これは、素晴らしいエンターテインメント小説だ! 是非皆さんも、この情報社会の大海へと足を踏み入れて欲しい!

Exit ! See you next Hacking !

★★★ Excellent!!!

 かつて、ボクらが夢想した無双。
 そして、いつしか忘れていくかもしれない童話——不思議の国のアリス——物語が、ここにある。

 格好良く言うと上記になるが、もう、これ、あれ、だよ。
 学校に何故かテロリストが侵入してきて、何故か自分が戦って、何故か勝てちゃうやつ。
 中二病の通過儀礼。ついつい夢見ちゃうやつ!

 当時の自分を丸裸——ハックされたような僅かな気恥ずかしさ。と、同時に願望を形にしてくれたという爽快感。
 これは、ハイテンション、ハイスピード、ハイスタイリッシュ——!

 こちらもレビューを書くキーボードを、カチャカチャッンターン! ってしたくなるってもんだ。

 ストーリーも真相、いや深層に近づいてきた様子。彼女の口からもたらされるものは、そして、aLiCEとは?

 次なるヴァージョンが待たれる。

★★★ Excellent!!!

文句なしで面白い!
たかがPCの画面での出来事にもかかわらず、セキュリティをかいくぐりハッキングするシーンは手に汗握らずにはいられません。
セキュリティ要素、そのリスクへの警鐘、そしてとびきり可愛いメイドキャラのaLiCEを相棒にネットの世界を縦横無尽に駆け回る主人公の九十九零。

あらゆる要素において、この作品を上回る小説にはまだ出会えていません。

悔しいですが感服です……。

★★★ Excellent!!!

 この作品の素晴らしいところは、作者の狙いが見事に刺さってくる点にある。
 個性的なキャラクターと軽快な台詞回し、馴染み深くも意外性に富む設定はまさに正統派ライトノベルのそれだ。看板に偽りなしとはこのことを言うのだろう。
 蓋し題材になっている「サイバーセキュリティ」は扱いが難しい。リアルに書けばハードなSFか重苦しいエッセイになりがちだ。コミカルに書けばテーマが薄れたりぶれやすくなる。そんな中で、ライトノベルの題材として「サイバーセキュリティ」を扱うにはどうすればよいか。そのバランスゲームを、作者は見事に勝ち抜いているように思える。
 軽妙の二文字が似合うと言っていいだろう。

★★★ Excellent!!!

 少女AI……これだけでも心躍るとは思いませんか?

 身近なパソコンの中で、元気な挨拶をしてくれてなおかつサポートしてくれる。このアリスちゃんは最初固かったですが、ネットからの情報を入手していく内に段々と可愛くなって、それはもう最高ですね!

 主人公である九十九零は、高校生であると同時に天才ハッカーである。ある会社に忍び込んだ彼はアリスちゃんと邂逅し、やがて大きな事件へと巻き込まれようとしている……。

 セキュリティーをテーマにしたミステリーな展開、アリスちゃんの可愛さ。サイバーセキュリティーという題材でここまで仕上げる事が出来たのは、作者の秀逸な手腕があったからと言っても過言ではありません。

 ハッキリと言えます。セキュリティーに詳しくなくても楽しめます!!

★★★ Excellent!!!

普段はごく普通の男子高校生、しかし裏の顔は掲示板に書かれた依頼を次々にこなす天才ハッカー。
そんな彼がある日出会ったのは、様々な情報を得て成長し、自ら様々な事を考え、そして彼を慕い続ける奇妙なプログラム。『彼女』の力を借り、更に実力を伸ばしていく彼。ところが……。

無限に広がる電子の海で繰り広げられる、謎が謎呼ぶ現代のお伽話。それでも彼は、仲間たちの力を借りつつ、どれほど荒れ狂う地でも乗り込んでいく事になるのです。
果たして、近未来の魔術師を待つ運命は……?

★★★ Excellent!!!

 平凡な生活の合間に、スキルを磨いて電脳空間を馳せるハッカー少年…彼が、ひょんなことから接触してしまったAIの少女。二人が出会って一組のバディになるとき、新たな冒険が始まる!西暦2029年という舞台設定が、我々の現実から地続きの近未来で、とてもワクワクします。そして、合間合間で挟まれるコマンドプロンプトのような記述…いやがおうでも雰囲気、盛り上がりますね。氏の作品は最近、持ち前のリズムとテンポに加えて奥行きが感じられて好きです。オススメですよ!