公女IF 候補

①『アレン・ルブフェーラ』

 西方の雄。ルブフェーラ公爵家に拾われた場合のIF。

 レティさん溺愛+超絶過保護の為、王都へ出てくるのは十五歳。この時点で、西方の海千山千の各諸部族から絶大な支持を集めており、異例なことに次期ルブフェーラ公爵と明言されている。魔法衰退の流れを使った長命種の長老達も白旗。協力関係にあり、知識、という点では、本編アレンを一部凌駕。戦闘力はレティさん仕込みの為、前衛寄り。いざ、戦時となった場合、西方最強部隊『流星旅団』を預けられることが、内々に決まっている。

 ヒロイン本命は混沌。カレンが一歩抜ける。シェリルに勝ちの目がある数少ない世界線。

 このルートはハーレムになる可能性が高い。また、リディヤ、ティナの歪みが酷くなっている為、リンスター、ハワードがやや力を落としている。


②『アレン(※孤児のまま)』

 拾われず、東都の孤児院で育った場合のIF。カレンとは幼馴染。

 二年遅れで王都へ=カレン・ステラ・フェリシアの同級生。席次は上位。これは、孤児である+魔力が平均以下+授業よりもバイトに精を出していることが多大に影響。水色屋根で働いている。また、カレンと同じ家に住んでいる(※彼氏彼女ではない)。

 ヒロイン本命:カレン。対抗:ステラ。大穴:フェリシア。

 このルートだと、ティナとエリーは王都にはいない(※一度来たが、心を折られ、北都に引き籠っている)。リディヤは辛うじて王都にいるものの、闇落ちまでの時間は極めて乏しい。全般的に、選択を間違えると、本編においてアレンが『天才』と称した才媛が、潰れる可能性が高い。


➂『アレン・ウォーカー』

 ウォーカーIF。十七歳の時点で、実質的なウォーカー家実働部隊の長。既に北方各国には畏怖されていて、彼が表舞台に出て以降、濃いハワードの霧は更に濃くなった。おそらく、全世界線で一番怖いアレン。

 ステラ、ティナ、エリーは本編時よりも格段に成長。アレンとの関係性において、光と闇が際立っている。

 ヒロイン本命:ステラ。対抗:ティナ、エリー。大穴:???

 この世界線のアレンは、あっさりと人を殺し、同時に人を救う。リディヤとか、闇落ちしても、きちんと助けてくれる。まぁ、容易に死ぬ世界線ではある。

 反面、本編アレンが持っている、商業やら内政系の能力はやや見劣りする。


④『魔力有りなアレン』

 魔力増強されているアレン。とんでもなく強い。魔力を繋がず自前で『火焔鳥』やらの極致魔法、各秘伝を発動可能。しかも、徹底的に改良(※本編アレンは、自前で試し打ちが出来ない為、あくまでも仮想で構築していて、それをリディヤ等が実戦で使う→フィードバックを受ける→仮想で構築をしている為、膨大な時間がかかっている)されている為、余計に厄介。しかも、性格は殆ど変わらない。これは、幼少期の経験は変わることはない為。多少、自信家寄りになっても、彼は彼。

 まぁ……web版での王都攻防戦とかに遭遇した場合、平然と関係各位全員を活かし、自らも無傷で撤退を成功させることは間違いなく、残念ながら、黒リディヤは見れない。故に書く可能性は最も低い。

 本命:誰なんでしょうねぇ。対抗:分かりませんねぇ。大穴:シェリル。


 これくらい? ですかね。

 ああ、ウェインライトとハワードに拾われる世界線は存在し得ません。どっちも殺されます。十三歳まで生存する可能性は皆無です。

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