第32話 YouはShock

「ライオンも爪が甘いですわね」

セルリアンが舌打ちをする

「…チッまた厄介な事になりましたね…」

セルリアンの刀をカバが防いでいた、その手には石が握られていた

「大きいのはあなたの刀だけじゃない、私の口も負けてないですわ、さすがに素手だと危ないのでこれを使わせてもらいましたわよ」

「カバ!」

「フフフ…いいでしょう…何人束になろうが私には勝てませんよ?」

しかし突然セルリアンの足元が崩れ始め、穴に落ちた

「っ…コレは!」

「今ですわ!」

カバが合図をすると何人かのフレンズが桶を持ってきたその中には

「あれは…海水ですか、どうやら私もこれまでのようですね…まさか頭脳戦も行うとは、フレンズとは面白い生き物ですね」

フレンズ達は落とし穴めがけ海水を流した、セルリアンは溶岩となり動かなくなった

「どうでありますか!」

「バッチリっす」

「あの時の戦いがまさか役に立つとは、俺も予想してなかったな」

「満足ぅ…」


「おい!ライオン大丈夫か!」

ヘラジカがライオンに駆け寄る

「なんとかね…だけど少し休みたいねー」


一方こちらは大量のセルリアンを相手にしている他のフレンズがいた


トキもその一員だがいつもと様子が違う



♪愛をとりもどせ!!

「激流を制するは静水」

補星ほせい・・・北斗七星のよこに寄りそうように光る星・・・・・

またの名を死兆星!」

「セルリアンどもよ天を見よ見えるはずだ あの死兆星が!!」

「北●有情破顔拳!」

トキが両手を振ると気のようなものが放たれセルリアンを消していく

「せめて痛みを知らずに安らかに死ぬがよい・・」


場面は変わり

「ようやく着いたな…」

「ええ…」

カズとかばんは山にたどり着いた、そこには

「待っていたぞ人間よ…」

人型セルリアンが立っていた

「お前…あの時の!なんでここにいやがる!」

「10年前、セルハーモニーを起こそうとして失敗した…あの時私が食ったかがやき、サンドスターは弾け飛んだが少しだけ残っていてな、長い年月をかけサンドスターを食らいこの姿と知能、感情を手に入れたのだ!」

「…あの後てめーが撒き散らしたサンドスターが大量のセルリアンを生み出した…そのせいで俺たちはパークを出る事になった…前回も、今回もてめーが元凶か、だったらさっさと倒させてもらう」


「フフフフフフ、まあ慌てるな先ずは…」

女王が手を挙げると

大量の人型セルリアンが現れた

その手は刀になっていたがへいげんや先ほどのセルリアンよりは小さかった


「こいつらを倒してみるがいい私の精鋭達だ」

「上等だ…やってやるよ!」

「やりましょう!カズさん!」

「「うおおおおおおおお!!!」」

2人はセルリアンに向かっていった








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