第31話 約束
フレンズ達はロッジから遊園地に向けて歩き出した
「おい、早くしねーと置いてくぞ」
カズに呼ばれたのはかばんである
「はい、すぐに行きます」
かばんはロッジの一室へ向かう、そこには眠ったままのサーバルがいた
「サーバルちゃん…全部終わらせて必ず帰ってくるからね…」
かばんはまだ起きないサーバルと指切りをした、そして走り出す
フレンズ一行は遊園地へたどり着いた
そこには爪を生やしたセルリアンがうじゃうじゃいた
「こいつは…確かにヤバイな、オマケにこの数…」
そこへ変身セルリアンが現れる
「皆様ようこそいらっしゃいました、あのお方は山に居ますよ?トモカズさん」
「そんな重要情報言っていいのか?随分余裕じゃねーか」
「あなたと直接戦うと言うので…ね、ただし、たどり着いたらですが!」
セルリアンの右腕が巨大な刀へ変化する、へいげんで戦ったあのセルリアンと同じである
「チッ厄介だな…」
「あなたが恐れているのは感情を持ったセルリアン…10年前はあなた方についてしまいましたがね…忘れてないでしょう?」
「ああ忘れねーさ…だが今は関係ねー、さっさとお前を倒してテメーラの親玉をぶっ飛ばすだけだ!」
カズは木刀を構えた、しかし
「こいつは私たちに任せてくれ」
「へいげんにいたやつだったら〜倒せるでしょ、ねーヘラジカ?」
「うむ、だからカズお前はまっすぐ進め!」
「お前ら…ありがとうよ…絶対負けるなよ…」
走り出すカズを2人は無言で送り出した
「やれやれ、私を退けてもこの量のセルリアンはさすがに…」
「セルリアンの皆様!道を開けてください!」
「なっ!」
セルリアンは道を開けた
「この声…いったい誰が私の声を」
「まさか私の特技が役に立つとはね」
マーゲイがセルリアンの前に現れた
「なるほど、マーゲイさんでしたか、めんどくさいことをしてくれましたね…」
「いいでしょう!私があなた方の相手をしてあげましょう!バラバラにされたいフレンズからかかって来なさい!」
「みんな…ありがとよ…」
カズは山に向けて走り出した、その後ろからかばんがついていく
「僕も行きます、言ったでしょ?1人では行かせないって」
「そうかい…だったら何があっても…止まるんじゃねーぞ」
「フハハハハハハハハハハハハ!」
セルリアンは巨大な刀を振り回す
「あのデカイのが厄介だ!ライオン!先ずはアレを分離させるぞ!」
「分かったよ〜ヘラジカ!」
ヘラジカとライオンはかなり苦戦していた
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!私のこの刀が石なのですよ!砕けるものなら砕いてみてください!」
セルリアンは突然姿を消す
「どこに行ったんだ!」
「ライオン!上からくるぞ!気をつけろ!」
セルリアンは上空から巨大な刀を振り下ろした
ライオンは間一髪で避けたがセルリアンの一撃により砕けた破片が当たり、傷を負ってしまう
「くっ…」
「さあ!トドメと行きましょうか!ライオンさん」
「ライオン!」
セルリアンは刀を振り下ろした…
辺りには土煙が上がる…
「そんな…ライオン…」
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