革命の狼煙

やってやるよ

徹底的にな

にやり

わたしは笑った

風が頑張ってねと応援してくれた

おう

わたしはそれに応えた

やってやるよ

たとえば途中でやめるとか

気が変わってしまうだとか

そういったことは一切無い気がした

徹底的にやってやるよ

ここで見てるね

足元で咲いている花たちが微笑んだ

ああ

御期待に添えるようにするよ

とにかくこの世界は退屈すぎる

もうみんな飽き飽きなんだ

昨日と同じ景色なんて見たくない

一体、誰の陰謀が炸裂しているのか知らないが

もうわたしたちは約束事を守らない

筋書きの無い世界へ

人は生まれてそれから死ぬ

たった一度

だがその真実をみんな本当に知っているのだろうか

謎だ

もしそうだとしたらそのような行動はあり得ないと思うからだ

もしかして何かまだ甘い夢のようなものを信じているのだろうか?

思い返してみてほしい

かつてこうなればいいななどと淡い期待を持って眺めた世界が

その後どうなったのか

あらゆる希望を捨てそして共に戦おう

旗にでたらめな花丸を描いて掲げよう

宇宙人がそれを眺めていたらいいな

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