異世界鷂

・顔


先が黒く、付け根が黄色い嘴に大きく丸い目、猛禽類なので表情までは素人では読み取れない。オス。


・体格


54cm  0.22kg

頭から背中、翼は黒く、腹部は白い。足の爪は鋭いが、黒紫色に変色している。

足の色を除けば一般的なハイタカ。


・服装


右足に銀色の輪を付けている。


・経歴


異世界にて契約した暗殺ギルドが使う暗技の一つの『鷹狩り』の技法を学ぶため、こちらから提供したハイタカの一個体。その調教は魔力を用いないで薬と毒を併用するというレトロなもので、こちらでも採用可能と判断された。

一方で、そこまで手間暇かけた暗殺用のハイタカが実践に通用するのかという問題の最終テストとして今回の実験に投入されている。


・性格


冷静沈着な暗殺マシーン。カンパニーでの追加の学習により銃器などにも対応できるようになり、こちらの街並みを表現した実験地域での暗殺実験には成功している。

主人と認めたものが遠くから指さした相手へ飛んで行って、殺す。それ以外のことは自力ではできず、世話が必要。ただし殺すことには特化していて、ルート選択や複雑な作戦を立案し実行するなど知能が低いわけではない。


・能力


飛行能力、タカ科の羽ばたきに視力とハンターとしてこの上ない能力を持っている。

毒爪、いわゆる毒手に似た技法で体得した爪。猛禽類の鋭さをそのままに、少しひっかいただけで自然由来の猛毒により様々な体調不良から死に至る。即効性で複数の毒素を同時に送り込むため治療は困難を極める。

ただでさえ軽量化している鳥なので骨はもろく、加えて毒の影響で非常に打たれ弱い。本来は使い捨てであり、ターゲットと相打ちになれば十分というデザイン。

生きた得物のみ食べられる。これは生き血の栄養価が必要なため。それに解毒の薬を飲ませなければならず、またストレスにも弱くて飼育が非常に困難。


大変危険

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