例題『十二支』

異世界鼠人

・顔


大きく丸い耳に飛び出た鼻、顔の大部分はベージュの肌が露出しているがそれ以外は黒くて短い体毛に覆われている。

大きくつぶらな瞳は黒く、髭はほぼない。

表情豊かでリアクションの大きさもあってか言葉が通じなくとも何が言いたいのか何となくわかる。

男。


・体格

96.4cm  10.4kg

小さな体で頭だけが大きい。

完全な二息歩行で人とほぼ同じシルエット、しっぽもない。

目立つ違いとしては大きな耳と、手足の指が四本なことがあげられる。


・服装


基本は上半身裸で、下半身に赤い短パンと、それを止めるサスペンダーを愛用している。それにブーツと白い手袋がいつもの格好。


・経歴


異世界転送実験のまさにモルモットだったマウスが、力をもって変異した姿。

本人曰く、ドリームランドパワーなるものに触れて頂上なるものの眷属へと進化したらしい。


・性格


比較的友好的で、正義感が強くシャイでいたずらっコなところもあるが、礼儀正しくジェントルマン。とても陽気。好奇心旺盛で楽しいこと好き。しっかりものだが金銭にはルーズな所が見られる。

ただし、異世界を越えることには厳しい考えを持ち、自分かそれよりも上の存在しか許さず、試みるだけで手痛い報復を加える。

実験に参加したのは警告のため。


・能力


多次元存在の召喚、自分を中心に他の次元の『自分』を引き寄せて召喚する。理論上は無限に呼び出せるのだが、その上限が決まっているらしく、99人が限度らしい。

更にその召喚された自分には固有の能力が付与され、治癒魔法、炎魔法、剣術、投げ縄、ピッキング、さらには音楽や芸術に特化した個体まで存在する。その能力や個体はランダムらしい。


・装備


召喚した自分が持ち込むものを合わせるとほぼ無限ともいえるが、やや古いものが多く、銃や機械類は皆無。


産まれるべきではなかった。

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