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2019年5月29日 00:24
更新お疲れ様です。ちょっと適切な表現か分からないですけれど……こうして「この社会」で日々を過ごし続けることで。彼女を「南美川幸奈」として見ているのは、春だけなのだなぁと感じるのです。大多数の人物からは「ペットの犬」であり。ネネさんなどからは「人生を歪められた哀れな被害者」であり。南美川家の人々からすると「出来損ないの成れの果て」であり。三人組からすれば「自らの手で嬲れるようになった恐怖の対象」でしかない。彼女の人格を真っ向から見据えているのは春だけ。それは酷く尊いことであると同時に、あまりにも残酷。「南美川幸奈」に帰れる「社会」は無いのだ。はたして、この問題はどのように解決されるのか。続きが気になりますねぇ……
作者からの返信
いつもありがとうございます。南美川幸奈に帰れる社会はない、その通りですね。彼女は地上じゅうのどこに行っても、その身体、立場、人間未満という烙印で、死ぬ以外には解放されるすべはないのだなといつも書いてて感じてます。春にふたたび出会わなかったらどうなるかと考えますと、どうにもならず、ただそのままだったのでしょう。ここはそういう「社会」ですので、これからも覚悟してはっきり描写していきたいです。この「社会」の抱えた問題も……。
更新お疲れ様です。
ちょっと適切な表現か分からないですけれど……
こうして「この社会」で日々を過ごし続けることで。
彼女を「南美川幸奈」として見ているのは、春だけなのだなぁと感じるのです。
大多数の人物からは「ペットの犬」であり。
ネネさんなどからは「人生を歪められた哀れな被害者」であり。
南美川家の人々からすると「出来損ないの成れの果て」であり。
三人組からすれば「自らの手で嬲れるようになった恐怖の対象」でしかない。
彼女の人格を真っ向から見据えているのは春だけ。
それは酷く尊いことであると同時に、あまりにも残酷。
「南美川幸奈」に帰れる「社会」は無いのだ。
はたして、この問題はどのように解決されるのか。
続きが気になりますねぇ……
作者からの返信
いつもありがとうございます。
南美川幸奈に帰れる社会はない、その通りですね。彼女は地上じゅうのどこに行っても、その身体、立場、人間未満という烙印で、死ぬ以外には解放されるすべはないのだなといつも書いてて感じてます。
春にふたたび出会わなかったらどうなるかと考えますと、どうにもならず、ただそのままだったのでしょう。
ここはそういう「社会」ですので、これからも覚悟してはっきり描写していきたいです。この「社会」の抱えた問題も……。