更新お疲れ様です。
春と幸奈の関係性は、再会当初より目まぐるしく変成し続けていて。
過去の因果を咀嚼し、互いの痛みに触れて、どろどろに心を溶け合わせた。
辿り着いたのが、この滅茶苦茶なカタチをした「絆」なのかなと。
放つのは仄かな輝きなのに、酷く目に沁みるような気がしますね。
さて。
幸奈ちゃん自身も自覚しております通り、人犬に出来ることは少ない。
春は幸奈にいかなる「協力」を求めるのでしょうね……?
続話も楽しみにしておりますね!
作者からの返信
すたーげいざーさんのコメントは、いつも読んでいてどきどきします。表現がすごくて、はっとするからです。そこにひらかれた秘密が、さらにひらかれて、奥までいく感覚を覚えます。
すたーげいざーさんのコメントじたいがひとつの作品や物語に値するものだな、と僭越ながらも感じております。
いつもすばらしい感想をほんとにありがとうございます!
続きも楽しみになさってください! よろしくお願いします!!
編集済
全責任クローズドネット開示要求はあまりメジャーではないとのことですが、
necoの審判は優秀者に有利なんでしょうか?
普通に考えたら、社会ポイントの低い人たちの自衛用最終兵器として、もっと市井に出回ってそうですが……
作者からの返信
もっともな疑問とご指摘を、ありがとうございます。
本文にまだ出していない「後出しじゃんけん」で恐縮ですが、いちおうそのあたりにも事情はございます。
そのあたりは、じつはこの社会の法律や制度のクローズ度合に多くかかわってきてますね。
私たちはだれでも六法全書を参照したり、また必要に応じて法律や制度について学ぶことができますが、この世界では一般人がそうすることはできません。春の上司の橘のように、ソーシャル・プロフェッサーをはじめとしたかなり高い専門性が必要となってきます。
なので、全責任クローズドネット開示要求というものがあることを知っているのは、まずソーシャル・プロフェッサーたち。
そして、その次に挙げられるのが、「Necoの専門家」です。原則、制度のことはNeco専門家とて知らないはずなのですが、Necoはじっさいに法律や制度の実行がなされるときに深く関与するという性質上、じつはNeco専門家は法律や制度にも少々、いやかなりタッチしていくことになるのですね。
けれど、Neco専門家はソーシャル・プロフェッサーとは違って、ふだんの言語ではなくNeco対話のプログラミング言語のなかで法律や制度を見つけていきます。
Necoプログラミング体系はいまだ全貌があきらかになっておらず、そこを解明するのにNecoプログラマーたちは必死なのですね。
もちろん、法律や制度を開示せずわかりづらい独自の言語で隠すだなんて、マジでありえない感がつよいのですが、そういう世界になっちゃってますねここは……(理由はいずれ別作品とかでもしっかり過程を描きたいところです……)。
春は自分ではたいしたことないと思ってそうですが、じつはNecoにかんする専門性は現時点でも非常に高いです。
なのでどっかで全責任クローズドネット開示要求というのを発掘(発見)したんでしょうね。たいしたものです。
そして、前半のご質問につきましては、今後の展開でアゲイン本文で描いていけると思います。どうぞこれからもよろしくお願いします!