応援コメント

深刻な話を切り出そうとしてみたら、」への応援コメント


  • 編集済

    手足を切り落とされてはいない……だと⁉

    なろうの時にも思ったのですが、仮に幸奈の手足が切り落とされていたとして、春は「幸奈の新たな手足を調達しよう」と考えていたって事なんですよね?例えば今まさに人犬加工される人間の手足を合法非合法に関わらず入手する…みたいに。

    そうだとすると春くん、耳と尻尾は……どうするの?。ファンタジー物によくある猫型獣人になってしまうじゃないですか? それはそれで可愛……失礼。

    ホントに専門分野以外は疎いってことですね。(自己完結しちゃいました)

    作者からの返信

    結論としましては、BCNR33さんのコメントの最後のひと文に尽きます。

    そのうえで、あくまでも補足ですが。
    本文にはそこまでこと細かには書いてないですが(春の意識にそこまで残ってないんでしょうね)、春は「幸奈を人間に戻す」という気持ちはあるものの、方法論を模索中だったんでしょうね……。

    春はなんだかんだでIT系(ざっくりな表現ですが)にいちばん親しみがあるため、おそらく四肢をくっつける方法とかオープンネットなどなどで調べていたのではないでしょうか。
    いまのネットスラングで言う「ぐぐる」ですが、この時代はネットワーク上の情報が多少精査されているため、いまでいうと近所の図書館に行って調べものをした、くらいの感覚で評価していいと思います。
    春も春なりにいろいろと調査をしているつもりだったのでしょう。そのうえでどうにもコレというものがなく、幸奈本人に対してそのあたりの感情が煮詰まってしまったのかもしれませんね。

    ただ、それはそもそも前提がちょっとズレていたんだよ、ということが明らかになってしまう回でもありました。
    幸奈の提示した前提で話を進めたほうが、ずっと有効であるわけです。春もそれを感じ取ってますから、幸奈に対するコンプレックスな気持ちも再燃しているわけですね。

    ご明察の通り、春はなんとなくそのへんが「疎い」傾向にあります。
    そして幸奈は、このあたりにかんしては「鋭い」ですよね。かなり。
    春の質問から、(感覚的にであっても)春の思考の前提がそもそも異なっていること、そしてそれは具体的に説明可能であることをすぐに嗅ぎ分けたわけですので。
    春を視点にしているとなかなかそのあたりの春の疎さは描き切れませんが、要所要所で描写はしているつもりです。

    ただやはりそこでだいじなのは、
    だからといって春が「劣等」なのかどうか、というところでもあるなあと作者の自分自身思いながら書いております。
    じっさい幸奈は高校時代は春のその疎さのせいで、彼を人間と見れなかった事情もあるのかもしれませんので……。


    感想返信ですのに長文で失礼いたしました。
    アゲインは、もちろん書いてあることだけですべてが伝わるように努力して書いておりますが、
    そうやってぽろぽろこぼれていることや、意図的にわざとこぼしているところも多いですので、今回のコメントのようにそこに着目してくださるのはとても嬉しいです……!!