グラウンド・ゼロ
ここはどこだろうか?
俺は何だろうか?
混濁する意識。
真っ暗な視界。
どこまでも続く闇。
そこにある何もかもが、黒く見える。
かなしい。
かなしい。
頭の中にその言葉が呪いのように何度も浮かぶ。
だがもっと恐ろしいのは、隙あらばその言葉に収まりきらなかった悲しみが、己の体を蝕んでバラバラに砕いてしまいそうになることだ。
そして俺はそこで・・・1人で泣いていた。
涙の出ない体に憤りながら・・・
・
・・
・・・
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前章 _-0【メモリーコード 0:~”始まりの日”~】
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※
・
・
・
恐怖を感じるほどの速度で、空中を進んでいた。
風が重さを持って打ち付け、眼下を地面が巻物のように高速で流れていく。
”まだ”確定した情報が入ってきたわけではない。
その思いがあったからこそ、最後の一欠片だけ冷静な部分を保つ事ができた。
そしてその一欠片の全てを使い、その辺にあったゴーレムを限界まで強化して飛んでいる。
その何もかもを無視した速度一点張りの運用に、一体いくつのゴーレムが犠牲になったかわからない。
だがそのおかげでルブルムから北の外れまで、半日で到達することができた。
それでも・・・
「遅い!」
今の俺にとっては、移動にかかる僅かな時間でさえ苛立ちの対象だったのだ。
その時、目の前に平野部が開け、その向こうに小さな町の影が見えてきた。
ドキリと鼓動が跳ねる。
温泉街である”ペトラム”の街からは、当たり前のように煙が立ち上っている。
だが俺は、それが温泉によるものではない事に気がついていた。
そして俺を載せた戦闘機のようなフォルムのゴーレムが、その街の上空を一瞬で駆け抜けると、そのままさらに方向を変えて旋回を始める。
あまりに速度が速すぎて、減速しなければ着地することができないのだ。
だがそのおかげで、上空から街の様子を眺めることができた。
夕日が沈み、徐々に暗がりに沈むその温泉街は、聞いていたとおり酷い有様だった。
”彼女”が見せてくれたパンフレットに描かれていた風光明媚な温泉街は、無残に破壊されて面影がなく、様々な物品が戦場で潰れた死体のようにおぞましい姿をさらけ出している。
そしてその残骸に多くの人間が群がり、瓦礫の下から救助しようと奮闘している姿が見えた。
それは字面だけ見れば勇ましい光景に思えるが、上空から見るとまるで死体に集る蛆虫のような気持ち悪さを感じてしまう。
そしてその破壊の跡がまるで道のように街を縦断し、その先で巨大な体の灰色の”ヒドラ”が、全身に無数の傷を作って死んでいるのが見えた。
その光景に俺がゾッとしながら、手をギュッと握りしめる。
その長さは100mに迫ろうかというもの。
聞いていたとおりAランク級の魔獣だ。
顔も蛇というよりは、もはや竜に近い。
こんな寒い地方に蛇の魔獣とは・・・
そして俺は、その光景に盛大に肝を冷やし、いても立ってもいられなくなって、街の中の破壊を免れた区画にある広場に向かって飛び降りた。
ドサリと大きな音を立てて広場の地面に着地すると、周囲の人間がその音に驚いてこちらに振り向く。
彼らの顔には恐怖と疲労、そして危機に瀕して間もない者特有の”興奮”が見られる。
それでも俺はその中から警備隊の制服を着ていた者を見つけて声をかけた。
「・・・医療所はどこにある?」
ここは北部連合内部、彼ら警備隊は中央の軍人である俺とは全く別の組織であり、俺に指揮権はない。
だが彼は俺に声をかけられるなり、顔に緊張を浮かべビシッと音を立てて立ち直ると、北部式の最敬礼を行った。
「こちらです・・・カシウス将軍閣下」
◇
そこは戦場だった。
サイレンのように子供の泣き声が鳴り響き、まるで爆撃のように大きな悲鳴がそこかしこから発せられる。
そして血塗れになった医者たちがその間を飛ぶように動き回り、床は足の踏み場もない有様だった。
その様子を見た俺の後ろのゴーレム達が、俺の指示も待たずに患者の下へ走っていく。
ここに来る道すがら、瓦礫から支援用の医療ゴーレムを何体か作っておいたのが無駄にならずに済んだ。
ゴーレム達はすぐに他の医者と合流すると、状況を把握して即座に治療に移る。
医療所に飛び交う連絡用の医者達の”怒声に”ゴーレムの独特の声が加わった。
我ながら恐ろしい性能だ。
だが俺はその様子に満足する余裕などなく、”目的の人物”を探すために必死に首を動かしていた。
「・・・カシウス様」
「アイギス伯爵・・・」
「・・・閣下」
すれ違う者たちが、口々に俺をそう呼んだ。
だがその顔は皆一様に暗く、それ以上何か声をかけようとはしない。
そして俺も、その”名前”が己を指しているのかどうか、判別がつかなくなるほど余裕がなかった。
ただひたすら、掛けられた声に軽く会釈を返す。
そんな状態が永遠に続くかと思ったときだった。
奥の建物へ向かう廊下に、特徴的な”近衛”の制服を着た兵士が包帯に包まれながら座っているのを見つけたのだ。
俺はそれを見るなり、早足で近づいていく。
そしてその足音が聞こえたのだろう。
”近衛”がこちらを向き、その顔から血の気が失せた。
「あ、アイギス伯爵!?」
まるで最も会いたくない人物と相対したかのような表情だ。
よく見れば、綺麗なはずの近衛服が殆ど原型が残らぬほど破損し、全身に包帯だけでなく”接合用”の医療魔法陣の書かれた魔法紙がベタベタと貼ってある。
俺の姿を見ても立たないのは、”そういうこと”だろう。
「
俺がそう聞くと、近衛の顔がさらに青くなる。
だが俺はその表情の変化を、絶対に見ないように意識していた。
「ロン!?」
突然、親しい人しか使わない俺の”本名”で声がかけられ。
その慣れ親しんだ響きに心臓が早鐘を打ち鳴らし、跳ねるように顔をそちらに向ける。
そこには黒く変色した血が滲む包帯を全身に巻き付けた、それでもなお美しい女性が杖に寄りかかりながら立っていた。
細身ながらもしっかりとした立ち姿、流麗な顔立ち、黄色味がかったクリーム色の髪。
だが目だけが”違う”。
” 君じゃない ”
その言葉が出なかったのは、俺にまだ理性があったからだろう。
「ウルスラ・・・いや、王妃殿下」
「やめてよロン・・・こんな時に・・・こんな格好で、あなたにそんな風に呼ばれたくないわ・・・」
ウルスラはそう言って顔を伏せると、そこから一筋の涙が零れ落ちた。
だが俺は、その涙の”意味”を拒否する。
「・・・・ごめんなさい」
ウルスラが絞り出すようにそう言った。
やめてくれ・・・
「やめてくれウルスラ」
たまらず俺がそう言う。
「フランはどこにいるんだ?」
俺は努めて平静にみえるように意識しながら、そう聞いた。
だがそれに対して作られたウルスラの表情を、俺は永遠に忘れないだろう。
◇
美しい人。
どこまでも美しい人。
最初に見たとき ”好みではないな” などと思った自分を、踏み潰してやりたくなるほど美しい。
でもまさかこんな所で・・・こんな形で、それを意識することになるとは思わなかった。
目の前に横たわる女性は、それはもう・・・とても美しかった。
他の事なんて暫く思い浮かぶ事すらないくらい。
でも、俺は知っていた。
彼女の柔らかくて甘い香りのする肌は・・・もっと暖かかった事を。
彼女の見惚れるほど美しいカーブを描く体は・・・こんなに不規則に曲がっていなかった事を。
太陽のような彼女の顔は・・・もっと
麗しの美女、俺の愛したフランチェスカ・アイギスはそこで眠っていた。
そして彼女を愛した俺はそれを見てその場に崩れ落ち、ただ茫然とその亡骸を見つめるしかできなかった。
その状態がいったいどれほど長く続いただろうか?
何度か兵士達が様子を見に来ていたようだが、全く意識に入らなかった。
ただひたすら彼女の前で、全てを失った喪失感に体が破裂しそうになる感覚に溺れ続けた。
後ろでウルスラが泣いている。
彼女も分身のように思っていた姉妹を目の前で亡くしたのだ、その悲しみは俺の物と比べても引けを取らないだろう。
それでも彼女は俺に向かって何度も謝っていた。
生き残ったことを謝り、助けられなかったことを謝り、俺からフランを奪ったことを謝った。
だが俺にはそれに反応する余裕がない。
もちろんウルスラに非がないことは分かっている。
その様子から、彼女だって生死の境を彷徨ったことも。
フランとウルスラの生死を分けたのは、ただウルスラが強力な白の魔力傾向を持っており、生命力がフランと比べて桁違いに強力だからだ。
むしろ、そんなウルスラにこれ程の傷を負わせていることからして、受けたダメージ自体はウルスラの方が大きいだろう。
だから”もし逆だったら”なんて、恐ろしい考えは持たずに済んだ。
もし逆だったら、もっと”潰れていた”だろうから。
だが、それでもウルスラは謝った。
この街にフランを誘ったのは彼女だからだ。
ウルスラは、フランが俺達の間に子供ができないのを悩んでいることを知っていた。
だから、浸かれば”子宝”に恵まれやすくなると評判のこの温泉へフランを誘ったのだ。
エミリアとクラウディアを授かったのはこの温泉のおかげだと言って。
だがそれだって彼女が悪いわけではない。
まさか旅行先の温泉街が、推定Aランクの魔獣に襲われるなんて誰が予想できる?
それに、元々は俺も一緒に来るはずだったのだ。
だが俺は仕事にかまけてそれを断った。
もし、来ていればあの程度の魔獣、いくらでも対処することができた筈なのに。
ようやく他のことに意識が持てる様になった時、既にウルスラは俺の後ろにある壁際で疲れたように眠っていた。
王妃である彼女にベッドすら与えられないとは、それほどまでに逼迫しているのか?
いや、違うか。
彼女もこの部屋を離れたくないのだ。
酷い臭いだというのに・・・・
その時、俺はその”臭い”がフランチェスカの体から発せられた、”血の臭い”であることに気付いて急に気分が悪くなった。
なんてことだ。
どこまで彼女を貶めれば気が済むというのか。
その時、後ろから老人の声がかかる。
「・・・・正気に戻ったか?」
その声で俺が後ろに振り向くと、そこに1人の老人が立っていた。
その老人は酷くやつれた様子で、俺は初めそれが”誰”か理解できなかった。
「・・・お
俺がそう聞くと、俺の義父・・・・
だがその姿はあまりにも老け込んでいて、かつて自分と渡り合った迫力は何処にもない。
「少し前に着いてね・・・君にも何度か声を掛けたが、フランの前で固まってしまっていて反応がなかった・・・」
そういって努めて気丈に振る舞っているが、その目があまりにもの悲しみで白いはずなのに真っ黒に見える気がした。
「ごめんなさい・・・」
その顔を見ていられなくて、気づけば俺は謝っていた。
「ウルにも謝られたよ・・・・そんなに私の顔は怖いのかな・・・」
「・・・そんなことは・・・」
「正直に言ってくれ・・・こんな時に気遣いなどされても・・・つらいだけだ」
そう言ってパトリシオが目頭を押さえた。
そして同時に俺は、わずかに残っていた”最後の希望”が打ち砕かれたことを理解する。
パトリシオは俺が知る限り、最も強力な治癒魔法を使える人物の1人だ。
その彼が何もしないということは、既にフランが戻ってこれないところに行ってしまったことを意味していた。
そしてそれを理解した時、俺の目から涙が噴き出した。
「え? ・・・あれ?」
自分の目から液体が出る感覚に・・・自分にそんな機能があったことに俺が驚く。
てっきり泣けない生き物なのかと思ってた。
生まれたときにも、お前は泣かなかったと聞いて育ったくらいである。
命を預けた戦友が死んだときだって泣かなかったのに・・・
すると正面から頑丈な体に覆いかぶさられるように抱きつかれた。
「泣きなさい・・・」
パトリシオの声が聞こえた。
どうやら彼に抱きつかれたらしい。
「そんな・・・お義父さんの前で泣けませんよ・・・」
だがその言葉とは裏腹に、堰を切ったように涙の量が増加した。
「気にせず泣きなさい・・・妻を失った悲しみは私もよく知っている」
その言葉が俺の最後の理性を吹き飛ばした。
両目から涙が滝のように溢れ、口から慟哭が飛び出す。
咄嗟にそれを止めようと、パトリシオの胸に顔を埋めるがそれでも止まらない。
そのまま俺は、まるで赤子のように声を上げて泣き。
流した涙でパトリシオの上着をグシャグシャにした。
目を閉じればフランと過ごした日々が、まるで走馬燈のように次々に浮かんでは消える。
初めて会った日の事・・・
デートで、お互いうまく喋れなかった事・・・
その帰りに手を繋いだ事・・・
結婚式での美しい花嫁姿・・・
腕の中で眠る彼女の寝顔・・・
その全てが輝いていた。
だが今考えれば、俺がこの旅行に一緒に行かなかったのは、俺がフランとの子供のことを考えることから逃げていたからかもしれないと思えた。
もしかしたら、子供ができないのは俺の”異常性”が原因かもしれないと思ったからだ。
いつしか彼女の笑顔が重荷になり、彼女の美しさが苦痛になり、彼女と寝るのに恐怖を感じていた。
だが今は、そんなことを考えた自分を呪い殺してやりたい。
この旅行から仕事に
「彼女を・・・幸せにしてやれなかった・・・・」
俺が絞り出すようにその言葉を出すと、パトリシオが俺を抱きしめる腕に力を込めた。
「何を言っている・・・フランが君と過ごした10年間、彼女は私が見たことないほど幸せそうだった。 君には感謝している・・・それは私では与えられなかった物だから」
パトリシオのその言葉は、途中から震えて発音がおかしくなっていた。
「だから、これからも・・・何があろうとも・・・・」
パトリシオの目に大粒の涙が浮かぶ。
彼が泣くところを見たことなかった俺は、その光景にすごく驚いた。
「・・・お前は私の”息子”だ」
”繋がり”を残せなかった筈の俺の心に、彼が掛けてくれたその言葉が染み渡る。
そして俺はさらに暫くの間、パトリシオの胸の中で慟哭を放ち続け。
それと同時にまた別の”何か”が大きくなっていくのを感じていた。
視界が徐々に暗くなる・・・・
そして俺の意識は、悲しみの渦の中で揉まれながら、再び混沌の闇の中に消えた。
※※※※※※※※※※※
2-3【激突! ライバル! 9:~謎の記憶~】
※※※※※※※※※※
突然視界が広がって、急激に焦点が定まる。
そして先程とは比較にならないほどの圧倒的な”実在感”が俺を支配し、
それがある一点を超えたところで、
自分が”何者”かを思い出した。
「・・・ロン?」
『モニカ・・・なのか?』
その瞬間、急に涙腺が熱くなり、その直後に視界がグシャグシャに歪む。
「・・・・よかった」
モニカが噛みしめるようにそう呟いた。
そして同時に胸の中に大量の”あたたかさ”が込み上げる。
「どうしたの?」
視界の中の白衣の女性が、モニカの様子を見て近づいてくる。
ああ、彼女は確か俺達の”主調律者”をやってくれているロザリア先生ではないか。
そしてここはどこかの医務室か?
見た感じ、いつものアクリラ北病院ではなさそうだ。
「ロンが・・・戻ってきた」
その時、モニカが絞り出すようにそう言うと、ロザリア先生が大慌てで器具を取り出し、いくつもの魔法陣型コンソールを開いてその様子を見つめた。
「戻ってきたのか!?」
するともう一人の男性が慌てて近寄る。
スコット先生だ。
彼の顔にも驚愕と安心が混じってる。
これはどういう状況だ?
「・・・どこ行ってたの・・・こわかったんだから・・・」
モニカがそう言って泣き続ける。
その様子に俺が慌てる。
『ご、ゴメン・・・でも俺自身何が何だか』
「喧嘩が終わってから、ずっと声が聞こえなくて・・・・わたし・・・わたし、どうしていいかわからなくって・・・」
モニカのその言葉で俺は、俺達がルーベンと戦っていたことを思い出した。
あれはどうなった?
俺は慌てて完全記憶からログを取得する。
だが俺はその膨大な情報に面食らってしまった。
これでは何がなんだか分かったものではない。
『すまん、どうやら本気で動いた事で過負荷がかかったらしい、人格を維持しておくだけのリソースが残らなかったようだ』
ログを精査する限り、どうやら俺は相当無茶な動きをしたらしい。
何でそんなことになったのかは不明だが、とにかく俺の本体である”フランチェスカ”は全てを投入しての戦闘を決定したようだ。
その結果、俺の人格までもがその”目的”に沿った稼働を強いられ、そのストレスで人格層のシステムがフリーズ状態に陥っていたらしい。
それを知った俺は、慌てて体に異常がないかチェックを行う。
幸い暴走状態にはなっていない。
その辺は一応、”正常稼働”の範囲内ということだろう。
そしてそれから、俺が戻ってきた事で発生した安心感のショックにモニカが泣き続け、ロザリア先生が厳しい目でチェックを行う。
そしてスコット先生と俺は、そんな様子にどうしていいか分からなくってしまった。
だが俺にスコット先生に同情する余裕はなかった。
そんなことより・・・・
俺は今しがた自分が見ていた”もの”の正体に、愕然となっていた。
メカニズム的には”夢”が一番近いだろうが、その内容は深い所に隠れていた”記憶”の閲覧に近い。
フリーズ状態からの回復時、人格システムを”再構成”するために記憶領域を一気に読み込んだのだ。
だが俺はその内容を思い出してみると、なぜか胸いっぱいの悲しみが溢れ出した。
残念ながら都合よく忘れてはいない。
今でもハッキリと”思い出す”ことが出来る。
どういうわけか”完全記憶”の方には残っていないが、そんな事は関係ない。
まるであの”出来事”が、俺の魂”そのもの”に刻み込まれているかのごとく、鮮明に思い浮かぶ。
だがそんなはずはない・・・
というかそもそも・・・・
何 だ こ れ は ?
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