第211話 バレンタインデー

「バレンタインデー向けに入浴剤を1個追加しました」

「?」

 バレンタインデーで入浴剤?

 コレもピンと来ないのだが…

 ソレ以前に、バレンタインデーって女の子からチョコを貰い告白をされる日であって…ラブホ関係あるかな?

 カップルが~ということなんだろうけど、ウチのホテル、デリヘル客が多いわけで、告白される可能性が0の男達が嬢にチョコを貰いに来る日なわけだ。


 テンション下がらないだろうか?


 そもそも、バレンタインデーで入浴剤…チョコの香りとかなのかなと思いきや、関係ねぇ…コレ、クリスマスの余りじゃねぇか?


 掃除嫌いなクセに、なんで掃除を面倒にすることばかり考え、実行するのか?


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る