ネタを仕入れました。
手を怪我して一週間が経ちました。医師が言うには「大きな血管が通っていて神経もある部分だから、指が痺れたり動かなくなったら言ってね」だそうです。幸いな事に指の感覚はほぼ普通ですが、指先を使う仕事なので難儀しました。
しかも困るのが手を濡らせないこと。お風呂や洗顔で困るのはもちろん、オイル汚れなんて厳禁です。オイルで汚れたらどうするって感じ、だって洗えないんだもの。
抜糸は三月十九日の予定です。この文章を書いているのは三月十四日ですから五日後ですね。抜糸してからすぐに何をしてもOKとはならないみたい。今月は今やってる五〇㏄エンジンの製作どころじゃないのかな~と、テンションダダ下がりです。
そんな私の元に怪我をする前にオークションで落札した部品が届きました。カブ系エンジン搭載車、CD五〇のクランクケースです。今回は少しだけ何故CD五〇のクランクケースを買ったのかを書いていきます。
スーパーカブとモンキーは基本的に同じエンジンです。ただ、基本的に同じだけど決定的に違うのがトランスミッションの軸受け部分です。スーパーカブはトランスミッションの軸受けがボールベアリング、モンキーはニードルローラーベアリングが使われています。ベアリングの種類が違ってもミッションの軸径が同じなら問題ありません。
ところがホンダさんは変えたんですね。理由はわかりません。
トランスミッションの軸径を補正するのに『強化ラー』という商品が有ります。強化ラーを使うとスーパーカブのクランクケースにモンキーのトランスミッションを組みこんで四速ミッションに出来ます。メリットは社外のトランスミッションも使えることです。五速でもクロスでも組み放題です。
さて、今回購入したCD五〇のクランクケースは『モンキーと同じギヤだけど軸受けはカブと同じトランスミッション』がインストールされているクランクケースです。今回は『中身はほとんど空っぽ』で出品されていた物を買いました。
スーパーカブのエンジンにモンキーのマニュアルクラッチと四段ギヤが組みこまれたのがCD五〇なのかな? つまり中身が無ければスーパーカブのクランクケースを買うのと一緒です。じゃあ何故買うかって?
マイナー車だから安いんです。
まぁ今回はシフトドラムが付いていたってのも理由の一つだったりします。マグナ五〇のミッションとCD五〇のカウンターシャフト(すでに組み合わせてCD五〇のミッションになってる)があります。これにCD五〇のシフトドラムと絶賛在庫中のカブ系部品を使えば四速ロータリーシフトの完成となる訳です。
今回使うか使わないか、予定は未定ですが買っちゃいました。ほら、よく言うじゃないですか。『こんなのはいくつ有っても良い』ってね。
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