京丁椎・ドレスアップをしてみる。
ジャイロXの外観を弄る。
私の場合、基本的にメカは好きだけど見た目はどうでも良い方です。バイクや自動車は調子良く動けばそれでOK、だけど汚いのはNG。錆が出ていたり泥だらけなんてのは嫌なので洗車をしてピカピカにするけれど、スポイラーやステッカーなんて要らない人です。
車高を下げるとか太いタイヤを付けたり極端なインチアップをするなんてもってのほか。ただしアルミホイールはOK。ただし純正同サイズもしくは1インチアップ・ダウンまで。
そんな私ですが、ジャイロXは少しだけ見た目を変えてみようかなと思いました。事の始まりはフロントシールドの劣化です。十二月に入っても雪が降らないので通勤に使ってみました。スーパーカブと並んで働くバイクのジャイロシリーズは寒さ対策が万全です。初期型はフロントシールドが標準装備。シールドのおかげで風を顔に直接受けないのは良いのですが……。
「前が見えへんやん……」
アクリル製(?)のフロントシールドは劣化して透明度が著しく落ちています。
「ええい、前が見えんよりマシじゃ~!」
そんな訳で取り払ったのですが、土台が残ってしまいます。土台だけ取り付けておくのもなんだか格好悪いのと無意味なので新しいシールドを買おうと値段を調べました。何と純正品はパーツリストによると一万円ほどのお値段。一万円と言えば車体より高価です。
「多分やけど、今も似た値段かそれ以上やろうな」
ジャイロXの現行型と共通の部品はパーツリストと変わらない値段で新品を買えるみたいです。絶版品は倉庫代がかかって値上がりする様ですが、現行品は倉庫代が掛からないのでしょう。
「でも面白うない」
値段が高いのは仕方が無いとして、そこまで高価な部品を付けるのもどうよって感じです。幸いな事に、実用ユーザー向けに純正と似た形の社外部品があります。ところがレビューによれば風圧で撓んだりする強度(厚み)不足の物があるみたいです。
「そもそも目一杯上までシールドせんでもエエねん。しっかりガードするのはATフィールドに任せよう」
ジャイロシリーズはカスタム派にも人気。初期型はマフラーや駆動系に社外改造部品がほぼ有りませんが、外装は後期型とほとんど共通です。せっかく外見を弄るなら気になる部分も変えてみようか、どうせマフラーを変えた時点でオリジナルじゃないんだから純正と違う部品を取り付けて遊んでみようかとなりました。
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