8/24 セッション

将来がかかってる

だからもう会わないほうがいい

何度も考えてみたけどうまくいくわけないんだ

最高のドラマーになるためには

今よりもっともっと練習しなきゃいけないから

君と会う余裕はなくなっていくだろう

会っても頭のなかはドラムのことばかり

ジャズとか譜面のことをずっと考えているから

きみは不満に思うんだ

それで自分と過ごすために練習をへらせってきっとぼくを責める

それはできないから

そんなこというきみがうっとうしくなってぼくは怒鳴るようになる

出会うたびに喧嘩になって互いを憎しみ合うようになる

だからそうなっちゃう前にキレイさっぱり別れたほうがいいだろう


ぼくは偉大になりたいんだ


いまはちがうの?

偉大な音楽家になりたい

私がそれを邪魔するっていうの

そうだ

偉大になるのを私が邪魔するって確信してるわけ

ああ

もうあなたには会えないってこと?

そう

もしあえてもなんとなく生きてる私なんかとは話もかみあわない

高い理想をかかげ努力するあなたに

女なんて足手まとい

だからデートする時間があったら練習をして夢を追いたいってこと?

つまり、そういうこと


一体どうしちゃったの?

わかったもう二度と会わない

もういいありがとう



退学になった後

おいおい、どうなっちゃうんだよ…

承の最後で急速にペースダウンする

主人公の密告でフレッチャーもクビに

仕返しに、ちがう曲を演奏させられ恥をかかされて終わったかと思いきや

席に戻ってくる

唐突にウイップラッシュを演奏し始め、無理やり周りを巻き込んで演奏をする

観客は消え、2人だけの世界で高みを目指す













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