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やまゆりの味」への応援コメント


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    布ずれの音までも感じさせる白い色。植物の青臭い匂いがゆりの濃厚な匂いに混ざって全体に感じられるのはさすがの力量と思います。それが乾いた墓石の感触と対比され、墓が祖母の墓であることも。森を象徴するゆりを噛じらざるを得なかった主人公の気持ち。膨らみますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ヤマユリの白は、生命力溢れる夏の山中において、不自然なくらいの脱生命感があるように思います。
    里山の宝石であるヤマユリが、祖母をつよく想起させる花だった場合、このように貪ることしかそれを殺害する術が無かったのだろう。
    そのように、好意的な一面には、思います。