花の惑星

作者 のまぐちこやり

88

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★★★ Excellent!!!

地球から遠く離れた場所にあると言う「花の惑星」。そこを目指す1人の男とその妻。しかし、長い時の中で目的地は未だに見えず、妻も少しづつ不安と不満を抱え始めていた。だがある日、彼女を待っていたのは……。

あまり深く書くとネタバレになってしまいますので詳細はあえて省きます。でも1つだけ言うとすれば、この小説そこものが、淡く優しく、そしてどこか切なく輝いている事かもしれません……。

★★★ Excellent!!!

素晴らしさを伝えたいのに、短編かつ予想を覆す展開が主軸をなす小説ですので、ネタバレとならないようレビューに気を遣う作品です。
ただ一つわたしが書くことを許していただけるのならば、恋愛をとても深い視点で描いた作品だ、ということです。
約10分間、この作品の世界に浸っていただくことを、強くお勧めします。

★★★ Excellent!!!

まず、文章が丁寧で凄く物語に引き込まれます! 読んでいるうちにまるで本当に宇宙船の中にいるかのように。

短い前半部でしっかりと物語に引き込んだ後だからこそ大どんでん返しが凄く効きます。そしてその大どんでん返しが、ただ無茶苦茶な展開にするわけではなく、リアリティの中での大どんでん返しだから読み終えた後も納得の読後感!!!
まさに圧巻の一言です。

少しネタバレになりますが、悲しくも温かい気持ちになれるこの作品を私は全力でオススメ致します。

★★★ Excellent!!!

 ある惑星を待つ、二人の夫婦。目指すはそれは美しい、「花の惑星」。然し……。何やらこの夫婦の行動、どこか、おかしいのです。
 積み重ねられたそれは小さな違和感が、ラストへ向けて急速に加速していき、待ち構えるラストを作り上げていくその様は、圧倒の一言。

 キャッチコピー通り、どんでん返しな結末が待っています。

 騙されたと思うなら、是非皆様も、ご一読。

★★★ Excellent!!!

導入部の一行目、二行目がいきなりラストへ向けての伏線になっている。
その後、宇宙船にも関わらずふんだんに使われている"鉄"、窓のない部屋、閂(かんぬき)と言ったギミックが読み手の違和感を誘う。
そして、それらを一気に回収していく終盤と、救いを描くラスト二行。
花の惑星の真実とは?
その目で是非確かめて欲しい。