第67話 仕事移動中

その頃、 颯大そうた

遠藤えんどう マネージャーの車で移動中で、しんいさむも一緒だった。


今日はメンバー全員と

関係者一同で、カウントダウン

ライブの打ち合わせだった。


颯大そうた 奥さんは順調か?」


「はい おかげさまで順調です♪」


「今 八ヶ月だっけ?」


「はい♪ 明日から産休です。」


「なんか あっという間やな。 

そうはどっちがいい?」


「どっちでもいいよ♪」


「じゃ 名前は考えたの?」


「一応な!でも悩んだ。 」


「そうなんだよな。悩むよな。」


「そうなんや~。」


「いいなぁ~♪うちにも

コウノトリが来てくれへんかな~♪」


「近いうちに 来てくれるよ(笑)」


しばらくして打ち合わせ場所に

着いて車を降りて 会議室に

向かった。


打ち合わせが終わった。


「はい打ち合わせ おつかれさまでした。次はメンバー全員で

雑誌の取材に向かいます。」


車に乗り現場に向かった。


隼人はやと


颯大そうた奥さん 何カ月に

なったの?」


「八ヶ月になったで♪」


「そうなんや。性別はわかるのか?」


「それは生まれてからの

お楽しみにとっておくんだ♪」


「お腹大きくなったやろうなぁ~

触ってみたいなぁ~」


けん何を考えとんねん!」


バシッ!


「いやっ、そんな意味でなくてな。」


「ほんとやわ~。 触らせないで~(笑)今朝も 元気に動いてたで♪」


「胎動ってどんな感じなん?」


「幸せな感じやな♪」


「そうか~俺も結婚したい。」


「奥さん夜とか眠れてるの?

胎動で眠れないって聞くから。」


「時々な 夜中に目覚めるけど

眠れてるみたいだよ。」


「動きが激しくて夜中に目覚めるんや。大変なんやね…」


「お腹で子供を育てるのは大変なことなんだよ。俺らがこうしているのも母親がお腹の中で大事に育ててくれて産んでくれて子育てしてくれたおかげだ。」


「あ~そうだな。妊娠初期なんて ほとんど食べられなくて こんなんで子供が育ってるのかなと心配したねん。」


「ちょっと泣けてきたわ。」


「俺もや…涙もろくなって参った。」


「やっぱ…母は強しだよな。」


しばらくすると次の仕事場に

到着した。

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