第47話 出発…帰宅

ももの車に乗り 

洋次ようじ

運転を まかせて出発した。


東京に着いた。

自宅近くの公園で降ろしてくれた。


「今日はありがとうございました。気をつけて帰って下さい。」


「ありがとうございました

気をつけて帰って下さい。」


「せっかくきたから 

東京観光でもして 帰るわ。」


社長が帰ろうとすると…

1台の車が停まった。

颯大そうたしょうしんが降りてきた。


「本物だ。来てよかった。」


「ちょと。美奈みな

失礼だぞ。こんばんは。初めまして。」


「こんばんは。はじめまして。

田辺たなべです。

いつも妻がお世話になっております。また家に泊めさせていただいた上に

送っていただきありがとうございました。」


「初めまして。こんばんは。

上岡かみおかです。この度は妻がお世話になりありがとうございました。」


「初めまして。こんばんは。

佐藤さとうです。この度は大変なご迷惑をおかけしてすみませんでした。また お世話になりありがとうございました。」


おばちゃんから…


田辺たなべさん 

ももちゃんは いい子なので

これからも宜しくお願い致します。」


洋次ようじ


「初めまして。ももちゃんは

泣き虫だけど、頼みます。

じゃ失礼します。」


洋次ようじの運転で車を

走らせた。


遠藤えんどうマネージャーが

降りてきて…


「ももさん 迎えにいってくれてありがとうございます。じゃあ、しょう達としん達は送るから車に乗って。」


「ももちゃん ほんまおおきに。」


「ももちゃん ありがとう。」


車に乗って帰っていった。


「ももちゃん おかえり~。

体調大丈夫 ?心配やったよ。

さっ帰ろうな。」


颯大そうたの運転で

家に着いた。


「そうちゃん?…」


「ん?」


「あのね…赤ちゃんできた。

地元の病院で診てもらったら 

3ヶ月で予定日は2月7日だって。」


「え~ほんまに?」


「うん。」


エコー写真を見せながら…


「これが頭でこれが心臓。

これが指だって。」


「うわ~嬉しい♪」お腹を触り…


「ここに?」


「うん♪東京の病院も紹介してもらったし 明日、区役所に行って母子手帳もらってくるよ♪」


「俺、夕飯食べてきたから用意する事ないよってか用意させない。」


「私、普段通りに用意はするよ。

過保護も駄目って言われたよ。」


「疲れもぶっとんだわ~。

お風呂洗ってくるね♪」


お湯がたまり…


「一緒にはいろうな。」


「うん♪」


浴槽につかり…

お腹に手をあてながら


「おーい。聞こえるか?

おとうさんだよ~♪」


「そうちゃん。嬉しそう♪」


「嬉しいよ~だって俺とももちゃんの子供。。可愛いだろうな♪」


「うん。」


お風呂からあがって

ソファーに座って…


「そうちゃん…

もし発表する時は安定期になってからにしてほしいな。」


「うん そやな…わかった」

「じゃ寝ような。」


ベットに横になり眠りについた。

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