第45話 過去…山形

その後、颯大そうた

携帯の着信音が鳴った。


「はい じゅん

さっきは どうもな。」


「今な…藤田ふじたにメールして返事がきて藤田ふじたから颯大そうたにメッセージあるから

転送するから。」


「うん わかった。

わざわざありがとう。」


電話をきってじゅんから

メール受信した。

   

(初めまして。藤田ふじたと申します。今、ももさんは寝ています。幸せにして守ってやって下さい。宜しくお願いします。)と書いてあった…


「めっちゃ優しいやん。」


「そやな…」


安心して涙ぐむ…


「こんな時にあれだけど…

腹減った~(笑)」


「俺も(笑)」


「そやな~あっ待っててみ♪」


台所に行きチンして


「これ…食べてや♪

今朝、ももちゃんが作って

くれたんだ。」


「美味そうや~。いただきます。

うまっ♪」


「いただきます。やっぱ、

美味しいわ~」


「いつも多めに作ってくれてるんや。俺とももが食うから(笑)」


「そやな~。」


その時…颯大そうたの電話が

鳴った。ももからだ。


「ももちゃん…大丈夫か?」


「うん さっきまで寝させて

もらってたからさっきよりは楽だよ。

心配かけてごめんね。今…山形に、

はいってゆかとゆりがいるところに向かってるから着いたら電話するね。」


電話を切った


「今、山形にはいって、ゆかちゃん達のところに向かってるって。着いたら電話するって」


「そうか…待つしかないわな…」


「うん…」


しばらくしてゆかとゆりがいる道の駅に着き 颯大そうた電話をかける。


「もしもし…着いたの?」


「今。着いたよ。行ってくるから。」


電話を切る


ゆかとゆりのところに歩いていく


「ゆかとゆり…迎えにきたよ。」


「もも…」「あれ?そちらの方は?」


「初めまして。藤田ふじた

申します。ももさんに頼まれて

一緒にきました。」


「会社の同僚だよ。気持ち悪くなって藤田ふじたくんに運転を頼んだんだ。」


「ちょっともも…大丈夫?」


「大丈夫?」


「うん 寝させてもらったから

さっきよりは楽なんだ。」

「旦那さんに電話どうする?」


「したいけど…できない…」


「私もそうだった。」


「ももも…そうだったの。そんなこと感じたことはなかったよ。」


「そうだよね。」


「今からでは東京にも戻れないから

私の地元に戻って明日戻るから。うちの会社の社長の家、私の叔父だけど、さっき電話したら大歓迎された。

フレンドリーだから大丈夫だよ(笑)」


「そうだよね~うちの社長フレンドリーで少し困ることがあります(笑)」


「でも よかった~、無事で」

「遅くなるから帰ろうね。」


「うん ももと、藤田ふじたさん迎えに来てくれてありがとうございました。」


「本当にありがとうございました。」


「俺、運転します。」


「大丈夫?疲れてない?」


「ももちゃんは ゆっくりしてな。」


「じゃお願いするかな……

あっ!電話しないといけなかった。」


颯大そうたに電話…

プルルルル…


「そうちゃん 2人共 

無事だったけど…今は電話はできないって言ってるんだ。」


「今夜はもう遅いから 社長の家に泊まって明日、帰るから安心して。」


「よかったわ。 伝えとくわ。

藤田ふじたさんに

よろしく言っておいて。」


電話を切る


「2人とも無事だったて。でな、

今夜は遅いから ももちゃんの会社の社長さんの家に泊まって明日帰るから安心してだって。」


「無事でよかったわ…」


高速に乗って地元に帰ってきた。


夕飯を食べてから藤田ふじたを送っていって ももの運転で社長の家に向かった。


「お邪魔します。おばちゃん。

久しぶりです。急にすみません。」


「大丈夫だよ。そちらが

お友達?」


「初めまして…佐藤さとう

いいます。すみません。お世話になります。」


「初めまして。上岡かみおかといいます。お世話になります。」


「お~ 着たか~。あっ初めまして。なにもないけど くつろいでいってね~♪」


「この人。ももちゃんが泊りにくるって聞いてからこの調子だ(笑)」


「あっ あがって。夕飯は?」


藤田ふじたくんもいたので 

食べてきました。」


「それならよかったわ~。

この部屋使っていいから。

それとお風呂沸いてるからね。

自由にどうぞ。」


「これパジャマ代わりに使って」とルームウェアを渡してくれた。


「おばちゃん ありがとう♪」


「あっ電話しなくちゃ♪」


颯大そうたに電話


トルルルル……ガチャ


「はい。ももちゃん」


「さっき地元に着いて社長の家に

いるよ。」


しょうちゃんとしんちゃんは?」


「いるよ。電話 変わるわ」


しょうちゃん 

ももちゃんから」


「もしもし…ももちゃん、

体調、大丈夫か?ごめんな…

あのさ…ゆりだして」


「うん 待ってね」


「ゆり、しょうちゃんが

電話変わってだって…」


「もしもし しょうちゃん、心配かけてごめんね。」


「ゆり…無事でよかったわ~安心したで。」「今、しんに変わるからゆかちゃんだして。」


しんに電話を変わり


「ゆか?無事でよかった…」


しんちゃん…ごめんね。」


颯大そうたとももに電話を

変わり


「そうちゃんにも心配かけたよ。まだ気持ち悪いけど疲れたんだと思うから心配しないでゆっくり休めば治るから…」


「じゃおつかれさまでした。

おやすみなさい。」


電話を切る。


「今日は 社長の家に泊らせてもらって 明日帰ってくるって。」


「泊っていってもええで。風呂沸いてるから先にはいってもええよ」


「寝るときはTシャツと

短パンかすわ。」


「ほんまに。ありがとう。」

「じゃ風呂もらうで。」


「ありがとう。」「下着は?」


「俺の新品あるけど…

ゆるいと思う。

それでもええならあげるけど(笑)」


「俺。それでええからちょうだい。ゆるくはないとおもうし。」


しんちゃんには。。

前にサイズ間違えて買ってきつくてはけないから これあげる(笑)」


「ええの?すごい色やけどありがとう(笑)」


しょうがお風呂からあがってきて次はしんで次は颯大そうたはいってしんしょうはソファーで眠りについた。

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