第39話 スローライフ…告白
フェリー乗り場に到着した。
フェリーのロビーに通され
荷物を置きソファーに座り
飲み物を飲んでると…
「ゆりちゃん!デッキにでて
話しようか。」
「うん。」
デッキにでた。
「ゆかちゃん 俺らも向こうの
デッキで話しよ。」
「うん」
デッキにでた。
「行ったな。俺らのことも
「うん。わかった。
そうちゃんとのロケは2回目だけど
あの時より緊張したよ。」
「そやな。でも ももちゃんと
一緒だったから楽しかった♪」
「うん」
ももは ソファーに横になり
眠ってしまった…
その頃、
「ゆりちゃん ほんまに、
最後までおつかれさん。」
頭をポンポンしてきた。
「おつかれさま。ロケが終わってホッとしたような寂しいような
感じがする…」
しばらく海を見つめる…
「俺も無事にロケが終わってホッとしたけど…それ以上にゆりちゃんと別れるのが淋しいねん。」
「あのな…一緒に行動してたら
ゆりちゃんの事…好きになってしもた。もし…彼氏いないなら…
俺と結婚を前提に付き合ってほしい…」
「えっ??なんで私?出会ってまだ3日だよ。他にも章ちゃんに
見合った子、たくさんいるよ。」
「俺に見合った子はゆりちゃん
だけやで。一緒に行動をしていく中でピンと感じるものがとても強かったんだ。今、言わないと一生後悔するし ゆりちゃんみたいな女性にはもう会えない。付き合ってくれるか?」
「ほんとなの?夢みたい…
私でいいなら…宜しくお願いします。」
「ほんまに?断られると思ってた。
一生守ってやるからな。」
ゆりを優しく抱きしめた。
反対側のデッキで
「ゆかちゃん疲れたでしょう。
ほんまにおつかれさま。」
頭をポンポンしてきた。
「おつかれさま。ロケに参加できてよかった。♪大好きな
「俺もゆかちゃんと別れるのは
淋しいな…これからもずっとアコギ聞かせてあげたいし…ずっと一緒にいたいと思ってるよ。」
「彼氏おるの?」
「今はフリーだよ。」
「俺な…ゆかちゃんのこと
好きになったんだ。なんかな…
ピンとくるものがあったねん。」
俺と付き合ってほしいんだ…
もちろん結婚前提で、駄目かな?」
「え!!嬉しい…
私なんかでいいの?」
「私なんかではないよ。
俺の中ではゆかちゃんが
一番の女性だから。
一生大事にするからな…」
「本当に本当?嬉しい。
宜しくお願いします」
ゆかを優しく抱きしめた…
ロビーに戻って来る。
「おかえり~♪ももちゃん。
「あっ眠ってた…おかえりなさい。」
顔を洗ってコーヒーを飲む。
「みんな、話が、あるねん。
聞いてほしい。実は…「ゆりちゃんと結婚前提で付き合うことになったで♪」
満面の笑顔♪♪
「こっちもゆかちゃんと付き合うことになった♪もちろん結婚前提で♪」
満面の笑顔♪♪
「よかったな~おめでとう~。
ゆかちゃん、
「信じられなかったけど
嬉しかった♪」
「うん♪」
「俺からも話があるねん。
ゆりちゃん、ゆかちゃん。
実はな…俺の奥さんは
ももちゃんなんだ。」
「え~~?ほんとに?」
「ほんまだよ。
奥さんはももちゃんや。」
「うん、なっ、ももちゃん。」
「うん
私の旦那なの。ゆか、ゆり
黙っててごめんね。」
運転免許証をみせる。
「あっほんとだ♪
ももだったなんて思ってもいなかったよ。びっくりした。」
「ほんとだね!びっくり!
ロケの時…そんな感じは
しなかったけどな。」
「いや~ 他人のふりしな
あかんって言われたからな。」
「うん…でも、ゆか、ゆり良かったね~おめでとう♪」
「ありがとう♪」
「でも…なんで応募したの?」
「私、スイーツプレゼント目的で
結婚前に応募したら当選しちゃって放棄もできないって書いてあるからロケに参加したんだ。」
「あ~お取り寄せスイーツのセットだったよね♪」
「美味しそうだったもんね♪」
「ゆかちゃん、ゆりちゃん、
ももちゃんと友達になってくれてありがとうな♪
これからもずっと仲良くしてな。」
「こちらこそ ももと友達になれてよかったよ。あんな美味しい
料理を毎日食べてるなんて幸せだね。もちろん、これからもずっと友達だよ。」
船内アナウンス…
(まもなく到着します。
お荷物のお忘れないように
お願いします。)
フェリーが到着した。
フェリーを降りて…
全員集合し
ディレクターより挨拶…
「それではみなさん
3日間おつかれさまでした。
OAは来週の木曜日になります。
じゃ解散します。気をつけて
帰って下さい。」
「みんな おつかれさま。
車で送っていくから乗って下さい。」
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