リストラされる少女

作者 naka-motoo

今の僕に読めるのかと思ったのだけれど

  • ★★★ Excellent!!!

この作品は僕の企画「僕」を殺す作品をくださいに寄せていただいた作品です。僕は企画を行い、参加していただいた作品を次々に削除するにつれてどんどん荒れていきました。そしてTwitterで企画のリンクと共にこう呟いたんです。

「トータル30~40作品→現在15作品。こんなことを繰り返していたら色んなものを失うことになる。(というか現在進行形で大切な何かを失っている)

もっと殺す気でこいよ。」

それに作者の @naka-motooさんから反応がありました。そして次に企画画面を開いた時には、この作品が僕の企画に参加してたんです。僕はこの作品のページを開き、作品内容とマジでかっこいいエピソードタイトルの数々を眺めながら考えました。 @naka-motooさんはご自身の166もの作品の中から、どうしてこの作品を送ってくれたのだろうと。

そして今の僕に読めるのかなと。ちょっとふらふらだったので。だって重そうじゃないですか。

でも今日読みました。まず思ったのは「読める」ということでした。確かに重いんです。リストラにいじめ、肉親との葛藤。第一話で主人公カナエの状況があまりにもまとまった形で書かれます。でもどこか優しかったんです。大人だったんです。そこには強さと無い筈の希望がありました。僕は4liveのファンになりました。

実際に@naka-motooさんがどういう気持ちで僕の企画に参加してくださったのかは分かりません。でも、@naka-motooさんが僕にこの作品を送ってくださった理由が何となく分かる気がするのです。それは言葉にはできないけれど。

暗闇の中出口を見失った人におすすめです。

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