作品レビュー 第1部終了時点にて

グッドエンド到達記念レビュー

 いちおう評論カテゴリで書いている文章なので、いい加減ゲームレビューをするよ。


 この『ランス10』という作品を、一個のゲームとして見た場合の評価って、難しいよね。


 ものすごく主観的な評価をすれば「100点満点中53万点」とか言いたくなるんだけど、でも人にこのゲームを勧めるかっていえばあんまり勧めない。


 まず、「このゲームをやるに相応しい人は俺が勧めるまでもなくとっくにやっている」はずだし、「このゲームをやるに相応しくない人がやるとその価値は著しく下がる」という難儀な問題を抱えているから。


 単純に、「ゲーム性があってエロさもあるゲーム」というだけなら、エロゲー未修者に勧めるなら『闘神都市Ⅱ』を越えてはいないと思う。さすがにあれは古すぎるのでもうちょっと最近のゲームで実際にプレイしたものでいうとソフトハウスキャラの『ウィザーズクライマー』とかの方がとっつきはいい(育成とエロの組み合わせが絶妙な、エロいプリンセスメーカーみたいなゲーム)。


 結局、ファンサービスなんですよ。嫌がらせみたいな難易度すら、サービスだと思えるようなプレイヤーに向けたゲーム。だから価格が高いのもあまり問題じゃない。


 エロゲーは人生、みたいな言い回しが流行ったのは葉鍵とかの全盛期だったと思うけど、実際にいまこの20年を振り返り見て人生の中に位置付けるに値するエロゲーはランスシリーズ以外には存在しなかったと思う。


 だけどそれは俺がランスシリーズの時代に生まれたからであって、たとえば今鬼畜王を改めて遊ぼうとするとあれをリアルタイムでプレイした俺ですら辛いんだよね。ゲームシステムが古すぎてさ。


 思うに、時を超えて愛されるような作品ではない。ランスシリーズはおそらくエロゲーという文化の歴史の墓標となるべき定めなのだろうし、それでよかったのであろうと、思う。


 などとまだトゥルーエンド見てませんが総括してみた。

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