潜り人〜クグリビト〜 いーすと様
最近サボり気味だったため、筋トレのメニューを見直しました。
休みを投入してメリハリをつけたことが、果たしてどう影響するのでしょうか。
ダンベルを買ったことで、上半身強化は捗りそうです。8000円もしたんだから使わなきゃ!
次回の筋肉エッセイは、半年後です(打ち切り)。
潜り人〜クグリビト〜 いーすと様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883452769
くじは普通です。
特殊で残っているツンデレとかMとかギャルとかは、果たして消化できる日がくるのでしょうか。
地方都市に住んでいる高校生の伊駒は、黒い狐を追いかけるうちに、名もない山の鳥居をくぐっていった。
突然顔のない白い化け物に襲われたが、命からがら生きながらえた。
そこは、化け物と呼ばれるべき生物たちが当たり前に混在する、日本とは違った別世界。
時折別世界から現れる人々は、潜り人と呼ばれていた。
別世界ではキコロと呼ばれる魔法のような力を用い、村の人々から生きる術を学んでいった。
伊駒の戦いの日々が幕を開ける。
いつか必ず、元の世界に戻れる日を夢見て。
進んでいくにつれて、文章には濃度が増して、さほど気になることはなくなっていきました。一気に読むことの醍醐味がありますね。
化け物の他に鹿などの馴染み深い動物も混在した生態系のようで、最初の狩りは化け物ではなく野生生物から始まります。
どのような印象を抱いたかというと、きちんと段階を踏んでいくあたりはとても理にかなっています。
この世界での力を使っていくために、まずは走らされたり練習を重ねたりと、きちんとした順番で進んでいく展開は、堅実さと説得力を感じました。
いきなり強敵を不思議な力でバーンとやっちゃうよりも、とても現実的。
そう考えると、前半部分を占める設定の説明や修行のシーンは必要性があっての挿入なのでしょう。
物語が進んでいった先で同行するニーナは、なんとなく嫌いになれない(むしろ好き)。
絶世の美女という設定ではないところに、なんとなく親近感が湧きます。なんだか友好的なギャルチックなイメージを勝手に抱いています←そういうこと言うから誤解されんぞ。
異世界でありながら現実に即している部分はとても考えられて創られているものだと思いました。
この感覚を説明することが、どうにも、とても難しいです。
グイグイと先が気になる、読ませられるといった印象を、どうしても強く受けないところが感想として残ります。
必要なシーンではある修行シーンが若干物語を引っ張っていくような力強さに乏しいのかもしれません。
伊駒の最終的な目標は、元の世界に帰ることです。しかしまるでヒントがなく、その道のりはまだまだ遠いように思います。
おそらく、最終目標が遠すぎて、進んでいる実感が湧きにくいんじゃないかと考えられます。
そのために、ぜひとも伊駒を異世界に導いた黒い狐を活用してほしいんです。
時折示唆的に現れて展開を仄めかす、なんらかの謎に少しヒントを与える。
読み飛ばしてしまったのかもしれませんが、黒い狐に関する事柄が全然出てきていないのです。
黒い狐が気になって伊駒は異世界まで辿り着いたのですから、その後の物語を牽引したり混乱を与える役割として機能させることも選択肢の一つではないかと感じました。
そしてもう一つ、おそらく徐々に解明されていくと思いますが、伊駒が潜り人であることが、物語にとって効果的であってほしいと思うのです。
潜り人でありながらも、やっていることや能力はこの世界の住人と、今のところなんら変わりはない印象です。
タイトルにしているくらいなので、潜り人であることが後々のキーであるはずなのでしょうけれど、潜り人であることで発生する、他とは違ったメリットが特に見当たらないのです。
11万字ほど語られているので、そろそろ伊駒は潜り人だからこんな特殊性があるんだぜというところを強調してもいいのかもしれません。
なんだかんだで主人公が物語の中心であるはずなので、彼が主人公としての特別な何かはあってもいいんじゃないかと思いました。
何はともあれ、地道に路銀を稼いだりする姿はけっこう好きだったりします。あと地味に言葉はわかるけれども、文字は覚えたてだから下手くそという設定には、細やかな気くばりを感じました。
今後の展開に期待ですね。
4415000
まだまだ残っているくじの数に戦慄です。
戦慄です。
えーと。
【スライム婚】突然ですが私、スライムと結婚します 富小路とみころ様
タイトルに戦慄。
本当に突然やん!
読み進めます。
次回予告
グランスライムよりゴールデンスライムの方が耐性的に強くね?(なんの話?)
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