アーマード・フェアーズ なはこ様

 いやー職場の日帰り旅行は本当に楽し疲れました(一行もたなかった)。


「役員って言ってもやることないから大丈夫。旅行会社さんが仕切ってくれるから特にやることないから大丈夫大丈夫」


 うんまあそれならと甘言に惑わされ、渋々やりますと言ったら厚生部長とかいうのにされました。


 まあ旅行自体はガイドさんがいますし


「それでは幹事さんにまず出発の挨拶を頂きまーす」




 うそつきいいいいいいい!


 で、




「じゃあフェリーに乗りますので、幹事さんチケットお願いします」

「宴会場の下見をお願いします。飲み物の出し方ってどうしますか?」

「宴会の挨拶と締めの言葉もお願いしますね。あと皆様に集合時間とシステムの説明も」

「幹事さんカラオケしたいんだけどいれてくれなーい?」





 うそつきいいいいいいい!(二度目)




 中島みゆきの『糸(独唱)』

 とサザンの『TSUNAMI(熱唱)』を披露してきましたとも。




 ふぅ、疲れた。これでもう今日の私は出し切りました。もう何も出んですよ。ゲロすら出んですよ。





「幹事さーん。歌途切れたからもう一回幹事さんに歌って頂きましょーう」





 うそつきいいいいいいい!(うそつきいいいいいいい!)




『未来予想図II』を歌いきって、ようやく解放されました。





 アーマード・フェアーズ なはこ様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883157150


 そんなこんなで昨日は久しぶりに22時で既に眠かったです。更新できずにメンゴメンゴ。


 2週間の連勤(旅行は仕事扱い)に疲れて今日は休みを取ったので朝からいきますよー。


 言葉が浮かばなすぎて、ついに勢いで書いていた才能も枯れ果てたかと思っていたら、どうやら疲労でしたね。自分がどれだけ疲れているかなんて、自分では本当に気付けないので、みなさん要注意ですよ。


 そんなこんなでくじは普通です。



 アーマード・フェアーズ。強化スーツのようなものを着用し戦う、空想科学競技の物語です。


 主人公はまだ高校生ですが、父親はアーマード・フェアーズ開発者であり、主人公も競技においてその名を轟かせる有名選手でした。


 しかし、機体の損傷は特になく、比較的手軽にできる『ポイントマッチ』から、実際に期待同士の衝突や破損なども日常的に巻き起こる、より実践的な『フリーマッチ』で戦うことを選びました。


 その結果、主人公は20連敗し、部活動は廃部の危機に陥るのでした。


 というスタートです。




 そこに機械工学分野における天才少女、真理沙が加わることで、今までの問題であったあまりにも弱い機体についての改善がなされ、フリーマッチの大会に出場するというものが物語の筋です。


 独自の設定から理論、レギュレーションについても詳細に考えられており、機械工学や理系分野に疎い私には真偽がわからないくらいには作り込まれていると感じました。


 やはり創作分野に取り組んでいる皆様は、設定を考えることが素晴らしくお上手だと感じます。設定を考えるのは苦手を通り越して好きじゃない私からすると、脱帽どころか脱カツラです(なんで小説書いとるねん)。


 物語の展開としては、非常に王道的です。最近ありがちなとにかく無双するだけでなく、機体の長所短所に弱点なども考えた上で戦いを描かれています。


 面白いなーと感想を漏らせるぐらいのパワーを感じました。






 ただ面白いという感情とはどうしても別物で、好ましくない場面があったことが、今回の評価となった要因です。


 これはかなり個人差が大きな部分なので、普遍的な感想ではないかもしれません。


 物語において、意外な真相や想像を裏切る展開というものはつきもので、使い方によっては物語を昇華させる最大のスパイスとなりうるものです。


 今回に限っては、ただ単に好ましいとは感じなかっただけです。


 軽く予想を裏切る場面があるのです。その行動を起こした理由づけはなされています、繋がりに関する伏線や、事前のフォローもあり、この展開を作るために、周到な準備がなされていたことは伺えます。

 ものすごく配慮がなされている。

 そのことを前提においてください。




 それでも尚、腹が立ちました。


 理屈と感情は別のものだと思います。そんなことがわかってたら、そもそも人は浮気もしないでしょう。この物語がそういった出来事があったわけでなく、あくまでたとえです。


 理由があり、その後の主人公に対するフォローもあり、主人公は許します。だからそれはそれでいいです。


 ただ私の狭い器では受け止め切って流し切るまではいきませんでした。これは完全に読み手の感情の受け取り方によるものなので、良いのか悪いのかでは考えられません。


 特に気にならないし、許せるという方もいる。そんな解釈できいてくださいね。


 こういった展開を、誰が起こすかということは至上の命題だと思います。


 あのキャラが起こしてしまうしか理由も必然もないのだとしても、非常に扱うには厳しく思います。


 誰に入れ込むか、読み手として誰のことを思って応援したくなるかと考えると、ね。


 もしあの出来事以降にやりようがあるとすれば、相手選手への真摯の謝罪や、あの展開に関わった友人にももう一つ何かしらの展開が必要のように思います。

 加担しておいて、なんでお前は平然としとんねんという気持ちがどうしてもあります。きっと描かれていない部分での葛藤があり、見えていない部分での揺れ動きがあることは想像に難くないのですが、なんらかのケジメの形があったほうが、受け入れられる可能性はあったのかもしれないと感じました。




 とはいえ、物語の独自性に富んでいますし、描き方は非常に力がある。面白いと言える物語だと思います。





 999000






 長編が続くとなかなか厳しいですが、無理せずにやるぞー。






 ええーと。










 Over the Rainbow 岩井 喬様




 ゾンビ? アンドロイド? ミリタリー?


 なかなか壮大な予感がしますね。


 読み進めます。


 また長編ですが。





 次回予告









 バスガス爆発





 大☆事☆件

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