ななついろの色の心象 おきらく様

 ついに8年間より添い続けた財布とサヨナラすることを決めました。


 とりあえず財布を検索してみると、それはもうブランドが出るわ出るわ。


 特徴的なチェックを売りに落ち着いた大人も若者も一定の支持を得ているバーバリー。


 知名度は抜群。ロゴが個人的にすごい好きでシックなデザイン気味なブルガリ。


 鮮やかな色彩と個性的なデザインで、主に若者の支持を得るポールスミス。


 ここらへんは有名ですが、他には本格牛革と手作りにこだわったヴァレクストラ、グラデーションが美しい日本ブランドのユハク、繊細な拘りと薄手の作りを極めた大人のあのアイテムラルコバレーノなどが主に気になり、久しぶりに高島屋に行ったりしました。


 前来た時買った物? スパイダージェルです(カビ取り)。


 で、実際に見たところユハクとヴァレクストラの2択に絞りました。マイナーな方に行くところに、性格が現れている気がします。


 悩んだ末に、シンプルデザインかつ本物にこだわったヴァレクストラにしました。


 でも、問題は色です。


 シックさも内包したピンク(調べたらスパニッシュローズが一番近いです)

 明るめのフレッシュネイビー

 紺に近いディープブルー


 大きな買い物なので非常になやんでいたところ、店員さんは営業トークを始めます。


 店「男の人であれば、ピンク系は被らないこともあり、オススメできますよ」

 遠藤「確かに綺麗ですけど、青系も捨て難いんですよね。うーん」

 店「ちなみに今年の金運アップの色は













 ピンクとオレンジです」

 遠藤「ピンクで」




 今年の遠藤は、金運アップ(えっ値段? まあいいじゃないですか)





 ななついろの心象(改) おきらく様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885063126




 金の話スタートの次は、謝罪スタートです(とんだ駄目野郎)。


 前回の記事と、プロフィール欄では、なないろの心象と記述していましたが、正しくは、ななついろの心象、でした。

 誠に申し訳ございませんでした。




 それでくじを引かせて頂いたところ、普通を引きましたので、普通に語らせて頂きます。ええ。






 まず、こちらの物語。雲を掴むような難しい表現や、語彙に富んだ広域的な表現が多様されており、


 2周しました。


 そのお陰で物語の流れをかすかにでも掴みましたが、表現の意図や込められた意味にたどり着けたとは思いません。


 もうね、むしろ皆様方に読んでいただいて、私に教えて欲しいくらいです。


 現実と、作者様は心象と表現されている世界。身もふたもないことを言ってしまえば、妄想とも空想ともとれるような。もしくは泡沫の夢。いずれにせよ現実があるという前提であれば、現実ではない虚構世界のように感じます。


 旅をしているよりも、時に襲われるような黒いモヤから逃げたり、こいびとを壊されたり、現実でも心象でもそれぞれに愛を感じたり。


 断片的に詩のような語りも時折現れて、バラバラのパズルをこちらで並べなければいけないように思います。


 そこに何を見出すのかは、自分次第だと言わんばかりに。





 読む気がなければ、なんじゃこりゃで終わる可能性すらある物語だと思います。


 正直、企画でなければ最後まで読み進められただろうかと思いますし、物語を読み解く気にもなれただろうかとも思います。


 しかし、読んで行くと確かにななついろのおんなには異質性があり、それ故に起きる悲劇もあります。


 その罰のありかは確かに現実めいていて、心象の世界における緊迫感は、ななついろの葛藤や罪悪感といった人間的な心のようにも思います。




 ななついろの意味とはなんなのでしょうね?


 ななついろ、なないろ。虹が真っ先に思い浮かびます。


 けど虹の色が七色だっていうのは、日本人の概念ですからね。外国では日本ほど色が細分化されていなくて、5色だったり、逆に細かくてもっと種類があるところもあるそうです。



 虹のおんなのこというとしっくりこない。何かの比喩だろうか?


 それとも、虹の名を冠するものとして、虹彩が関係するのだろうか。


 目の周辺の膜。瞳を通した世界を認識するのは脳だと思いますが、映し出す虹彩そのものが変容しているとしたら……


 疑問は尽きません。





 あまりにも人を選びすぎる物語だと思います。


 意味を探ろうとしなければ、琴線に触れなければ「難しい言葉を使ってケムに巻いているだけの駄作」とも取られかねないくらいのものだと思います。


 ここまで直接的な物言いかはともかく、物語を読んだ感想は読者様のものなので、感想自体はどう思われてもいいと私は思います。


 この難解な、まるでスキゾフレニアに侵された世界を見ているような感覚。


 ちょっと覗いてみてもいいのかもしれません。

















 わかる人だけわかればいいという思いかもしれないですね。それに、文学というくらいですから、学問として解釈を問うような内容もありだと思います。


 というかわかる人に買って欲しいって、ヴァレクストラのコンセプトじゃないですか(また財布の話をしてる)。





 そんなわけでくじをひっくぞー。


 えー
















 あの子は未来の騎士王だんな様 22時55分様


 ふむ、おねショタか←一言で纏めるな。




 楽しみにしています。





 次回予告







 さよなら


 ヴィヴィアンウェストウッド




(今日のことじゃねーか)

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