脳内迷路

巨大幼虫

　実家に毎日のように通っているのですが、毎日行っても目が届かないことは多く、気づいたら中庭のグリーンカラーが、丸坊主寸前まで食い荒らされていました。

　おのれ、害虫！　と、殺虫剤を手に駆け寄れば、なんと5㎝を超す巨大な黒い終齢幼虫が2匹もいるではないですかっ！

　黒地に派手な黄色とオレンジの丸い柄が両サイドに並び、お尻にはピンとツノが立っている幼虫は、食欲旺盛にカラーの葉をもりもりと食べ、茎まで食べ始めていました。

　お尻にツノがある幼虫、私がよく見掛けるのは緑色一色なので、こんなド派手な幼虫は初めて見ました。

　ただ、カラー(サトイモ科)についている状況から、もしや農家さんが里芋虫と呼ぶ蛾の幼虫かな、と漠然と判断して即、殺虫剤を見舞いましたが。

　殺虫剤をかける前に写真を撮ったので、夜にTwitterへ載せてみました。

　なんの幼虫？　と少ないフォロワーさんへ問い掛けた私。すると博識な方は必ずいらっしゃいます。

「セスジスズメって蛾の幼虫」と、教えてくださいました。

　早速調べてみると、おんなじ幼虫の写真が載っていました。食欲旺盛でとんでもない害虫(幼虫)と判明。いやぁ、駆除出来て良かったです。

　博識な木元宗さん、ありがとうございます。助かりました。勝手にお名前を出してすみません。

　幼虫愛好家の方々には人気が高いようですが、大切に育てているカラーを根絶やしになりそうなくらい食害されていては、駆除するしかありません。

　今年は害虫も多かった気がします。

　まだまだ油断ならない秋。

　我が家の庭も確認しておかないと、と思いました。