栗、栗、渋皮煮

 こんな時間に、栗の渋皮煮の仕上げをしている私。もちろん、ダーサンは2階で寝ている。夜に弱い。(笑)


 昨日、実家の山林地に植えてある栗の木を見に行って来た。苗木をお取り寄せして育てた栗なので、良い実がつくのはいいのだけど、泥棒が来るのが難点で。

 案の定、早落ちしていたイガは空っぽになっていた。


 まともに消毒すらしなかった栗だから、虫が入っていて、どうせ食べられたもんじゃないだろうと、私は思っていたのだけれど、ダーサンは違って。


「泥棒されるの面白くない」と、口は開いてもまだ青く、枝になってるイガを叩いて落とし始めたから大変!

 ちゃんと熟してないのは美味しくないと言っても聞かず、結局、大きいイガを落として箱に拾い集めて帰宅。

 よほど腹が立ったんだろうなぁ、泥棒に。とは理解しても、負けずな性格には苦笑いしか出なかったり。


 イガを外した栗は、熟しているモノを栗ご飯用に取り分け、残りは即、茹でて置き、明日調理するからと約束。

 おかげで今日は朝から生栗を剥いて栗おこわを炊き、昼から父の病院へ面会に行き、夕方帰宅して茹で栗を剥いて、渋皮煮を開始。

 茹でこぼしを3回、実を崩さないよう慎重に弱火で行う為、仕上げがこんな時間になってしまった……という次第。


 菓子作りは途中で止める訳にはいかないので、手間がかかるリクエストは出掛けない日にして欲しいと、つくづく思った私は、既に限界寸前。


 栗づくしの1日終了。疲れた……



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