幕間「ジャンルとカテゴリー①」

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※ゲームルールを詳しく知りたい方向けのルールガイドです。

 本編だけでもなんとなくわかるようになってはいるので、ストーリーだけ読みたい方は、読み飛ばしてください。


※次の話!→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054885180670/episodes/1177354054885237033

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 こんにちは、敬虔なる読者諸君。

 わたしは、【カタリナ・リーディング】。

 バカ弟子が、わたしを人前では「カタリナ」ではなく「リディ」と呼ぶのですが、その呼び方はバカ弟子にしか許していません。

 ですから、貴方たちは「カタリナ様」と敬意をこめて呼ぶようにしてくださいね。


 さて。

 今回は読者であり、ある意味で巻きこまれた観客オーディエンスである貴方たちに、バカ弟子である詠多朗が繰りひろげる物語士カタリストとしてのルールを少しずつ説明することにしました。

 これはバカ弟子の物語を楽しんでもらうため、師匠としての優しいサービスと思っていただければ嬉しい限りです。


 無論、このような説明ごとを読む必要などないという優秀な読者諸君は読み飛ばしてくださって結構です。

 これはあくまで、無知で愚かな読者諸君にむけた個人授業なのです。



 ……ただ。優しいわたしは、できの悪い生徒に対して、手取り、足取り、ねっとり、ゆっくりと、個人授業をしてあげるつもりです。

 この美しく愛らしい、クルクル金髪の碧眼JCに、蔑視され、嘲笑され、侮辱されながらも叱られたい方は、ぜひ読んでくださいな。

 もちろんなにも怖いことはありませんから、安心して身を任せてくださいね。











 ――あら。結局、読むのね。


 ふふ、図々しい子。


 まあいいでしょう。

 ただし、ここから先、貴方はブタですわ。

 いいこと?


 返事は「ブヒー」ですよ。


 ほら。お鳴きなさい?











 ――はい。いい子ね。


 では、まずはジャンルとカテゴリーについて説明するわ。

 よくお聞きなさい、ブタ。


 ジャンルとは、キャラクターカードに結びつけられた属性の1つで、最終的には物語士カタリストが物語る方向性を示す要素です。

 そしてカテゴリーは、そのジャンルをグループ化したものですわ。

 ブタにもわかるように、一覧にしてさしあげましょう。



●カテゴリーA(舞台カテゴリー)

↓異世界ファンタジー

↓現代ファンタジー

↓SF


●カテゴリーB(イベントカテゴリー)

↓恋愛

↓ドラマ

↓ラブコメ


●カテゴリーC(シチュエーションカテゴリー)

↓ホラー

↓ミステリー

↓ノンフィクション


●カテゴリーD(ギャグカテゴリー)

・ギャグ


●カテゴリーE(禁断カテゴリー)

・(???)



 たとえば、「現代ファンタジー」は「SF」に強く、「SF」は「異世界ファンタジー」に強く、「異世界ファンタジー」は「現代ファンタジー」に強いという三角関係にあるのよ。そしてこの3つがカテゴリーAというグループになるの。


 それに対して、「恋愛」は「ドラマ」に強く、「ドラマ」は「ラブコメ」に強く、「ラブコメ」は「恋愛」に強いという三角関係になっているわ。そしてこの3つのジャンルがカテゴリーBと呼ばれるわけね。


 さらにカテゴリーBは、カテゴリーAに強いという性質があるけど、これはジャンルごとの強弱とは性質が違うの。これはカテゴリーAが「舞台カテゴリー」であることに対して、カテゴリーBが「イベントカテゴリー」であることに起因するわけだけど……ああ、ブタには難しすぎたわね。わたしのかわいいバカ弟子の詠多朗はすぐに理解できたみたいだけど。


 そうね……たとえば、「現代ファンタジー」が「異世界ファンタジー」に負ければ、【場】が「異世界ファンタジー」に変わってしまうわ。

 しかし、「現代ファンタジー」が「恋愛」に負けると、【場】は「恋愛現代ファンタジー」になるのよ。


 ……え? それがどういうことか知りたいって?


 やめましょう。

 これ以上、ブタに説明しても頭に入りはしないでしょう。わたしの優秀なバカ弟子とは違うのですから、いっぺんに詰めこんでも無理でしょう。

 また、気が向いたら個人授業をしてあげるわ。

 それまで大人しく続きを読んでいなさい。

 わかったかしら?



 ……ほら、わかったら「ブヒー」でしょ?



 わかったかしら……愛しきわたしの子ブタちゃん?

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