10万PV御礼

登場人物紹介(現在:7人)

【萩野瑠璃】

 16歳。作中にて高校1年 → 2年

 ごく普通の女子高生。自室の鏡が異世界に繋がってしまった人。

 鏡を元に戻してもらうため、ブラッドガルドが魔力を取り戻すのに協力する。

 お茶会コンビの小さいほう。


 正体とかは特になく、良くも悪くも普通の人間。

 同時に現代と異世界を行き来できる扉を開けられる唯一の人間でもある。マスターキー。そもそもがドア型のものから移動するため、誰かが勝手に閉めても普通に開けてしまう。そのためマスターキーとしての自覚は皆無。殺意なしでブラッドガルドを殴れる唯一の人間でもある。

 ブラッド君は友達。(力説)

 あんこは粒あんもこしあんもイケる中立派。



【ブラッドガルド】

 ?歳。

 ごく普通ではない常識外れの迷宮の主にして魔人。

 勇者に倒され死にかけの消滅を待つ形で封印されていたが、突然異世界と繋がってしまった。

 影や黒い炎を操り、蛇を好んで使う。底無しに近い魔力量と強さを持つ脳筋。

 「虚無の王」の名の通り、何をしても心は満たされない。

 お茶会コンビのでかいほう。


 正体は世界創造主である四大精霊の一柱、火の龍。

 傲慢と邪悪に堕ち、火の権能を引き剥がされ、長い時をかけて形となった呪詛のなれの果て。いわゆる邪神。アイデンティティを喪失して虚無に堕ち、記憶すら曖昧なまま「迷宮の主」の座におさまることで存在を固定化。

 勇者に封印されて消滅寸前のところを瑠璃と出会ったのがはじまり。チョコレートに魅了された。

 小娘は下僕。(力説)

 あんこはこしあん派。理由はつぶあんだと「豆が甘いという現実を受け止めきれない」から。



【使い魔たち】

 使い魔……魔人が生み出し、魔人に仕える分身のようなもの。広義の意味では、蟻の魔物のような女王を頂点とした歩兵のようなものも使い魔と呼ばれる。性格は様々だが、主の性質の一部を継承している。


 影蛇……ブラッドガルドの影から出てくる、影で出来たような黒い蛇の使い魔。だが他の迷宮のように迷宮に散らばっているわけではなく、ブラッドガルドの要請に応じてその都度出てくる。

 一匹だけ瑠璃の監視についた際に、ヨナルと名付けられたため独立してしまった。

 みな主に対して「もうちょっとすなおになればいいのに」と思っている。

 あんこよりチョコレート派。


 カメラアイ……ブラッドガルドがインターネットのネットワークをヒントに作り上げた使い魔。眼球がひとつだけの肉の塊に蜘蛛の足が生えている。お互いに魔力が繋がっていて、目で見たものを映し出したり保存できたりする。命名は瑠璃。魔力も小さくすぐ逃げるため、役割がわからない人間にはなんのために作られたのか理解できない。

 みな主に対して「もうちょっとすなおになればいいのに」と思っている。

 あんこよりコンペイトウ派。



【カイン】

 15歳。本名カイン・ル・ヴァルカニア。

 ブラッドガルドの迷宮拡大に抵抗しきれず、魔力嵐に呑み込まれた国の王家最後の末裔。

 幼い頃からブラッドガルドを倒し、国を取り戻すことを誓ったものの、他の子供たちと違うということに孤独と疎外感を感じて育ってしまった。オマケに孤児院の親友に殺されかけたり、女神に選ばれなかったことで勇者からも取りこぼされたり、不幸を煮詰めたような人。

 ブラッドガルドから見逃されたことで瑠璃と出会い、ヴァルカニアの真実を知ったことで、討伐以外の方法で国を取り返し少年王となった。

 ブラッドガルドのことは「瑠璃がお気に入りなんだな」と思っている。

 あんこはこしあん派にならざるをえなかったが、つぶあんも嫌いじゃない。



【セラフ】

 ?歳。

 この世界を作った光の女神。

 正しく言うなら、世界創造主である四大精霊の一柱、風の鳥。

 聖女の祈りと、聖女が自らの自由を捧げたことによって顕現した風の鳥の一部。

 ただし火の権能を剥ぎ取って太陽としたときに、その貢献によって光(真昼)としての性質に変化している。

 風の鳥は自由の象徴であるためか、光の女神として振る舞おうとしてもどこか抜けている駄女神。自分の役割には忠実だが、変なところでに頭が固い。ブラッドガルドが自分の権能を諦めていないことに勘付いていた。シバルバーの魔力が地上の魔力と混ざれば世界のありかたそのものが変わってしまうため、世界の敵と化したブラッドガルドを眠らせるしかないと思っていた。

 ブラッドガルドがどうして瑠璃に拘るのかあまりわかってない。

 あんこは食べたことがない。



【リク】

 16歳。本名は草薙陸。

 あるとき女神セラフに異世界に召喚され、女神の祝福を受け取って仲間を集めてブラッドガルドを封印した。そして二度目も召喚された。

 みんなを救う勇者であろうとしたがために、その手から取りこぼしてしまったものが見えなかったり、良かれと思ったことが自分本位になったりする。悪気がないぶんややタチが悪く、悪い意味でニブい。その代わり勇者としてはけっして悪くないので、男女問わず好かれやすい。

 ハーレムの中心部にいるのだが、リクとしてはアンジェリカに気持ちが傾いている。ただし自分では気付いていない。悪い意味でニブい。(二度目)

 ブラッドガルドがどうして瑠璃に拘るのかあまりわかってない。

 あんこはつぶあん派。



【アンジェリカ】

 17歳。本名アンジェリカ・フォン・ハイド・ドゥーラ。

 召喚されたリクとはじめて出会った魔術王国ドゥーラの姫君。ややツンデレ気味。

 リクのことが好き。

 運命に従い帰還するリクをただ見送ることしか出来なかった自分と反対に、死にゆくブラッドガルドの運命を横からぶん殴った瑠璃に、ある種の羨望と仲間意識を持っている。仲間を裏切ることになると知りながらも、魔導機関の台頭(と、自分の恋心)や諸々からそれとなく瑠璃に賭けることにした。

 ブラッドガルドのことは「(自分のためにも世界のためにも)瑠璃とくっつけばいいのに」と思っている。

 あんこは食べたことがないので、後学のためにも食べたいと思っている。



+etc...

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