第113話 日本と異世界の違いに驚愕……。 (10)
と、思うと。儂の口からは更にさくらへと嘆願……。おねだりを始めだした。
「さ、さくらさま~。わ、儂の身体をもっと食らってください~」と。
まるで儂は、メスの蜘蛛やカマキリに食われている最中のオスのようだよ~。
というか? 儂はオスの蜘蛛やカマキリではないので?
彼等の気持ちまではわからないが?
まあ、儂が幼い頃に読み見た書物等に記載していた内容の通りならば。オス達は、今の儂の状態と類似したような気持ちと感覚だと思う。
まあ、とにかく、段々と変態染みてきた儂……。
というか? 変態親子化している儂等親子なのだが。さくらの奴は、儂のマゾ化している様子に大変に御満足──。
「フッ、フフフ~」と微笑を漏らすと。
「そうでしょう~。あなた~。わらわのあなたへの愛は、極上の至福の時──! 桃源郷や~。極楽浄土にいるようでしょ~」
と、歓喜の声をあげる。
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