第4話 朝の戯れ
『良いセッションだったぜ星彩!』
ケパケパと、鳴く声が足元から突然聞こえた。
「・・・え?」
見遣れば少し大きな黒い鳥が、ぱしぱしと足を叩いてきた。
「雨鳥!? いつの間にいたの?」
『ロックな笛につられて来たのさ!』
「今日は突っ込んでこなかったんだね」
『へへっ、笛の音に合わせて飛んだら自然と速度が落ちたんだよなあ。このリズム感を褒め称えてくれよ!』
「ううん、よくわんないけど、突っ込まなかったのはえらいえらい」
星彩になでられて、雨鳥はケパケパと上機嫌に笑った。
『なあ星彩、今日は時間に余裕があるんだっ、ちっと遊ばねーか?』
「え? でも今、舞妓の見学してたんだけど・・」
『ええー? ンなのいつでもいいだろ? 遊ぼーぜ! オイラはあんまり時間ねーんだからよ』
「? 今日は時間あるって、言わなかった?」
『いつもよりはってことっ! たくさんはねえから、早く遊ぼうぜ!』
「う~ん、確かに、雨鳥そんなに来ないもんね。わかった! じゃあ遊ぼ!」
「あ、あの、星彩さま? 先程から何とお話しされているんですか?」
小蓮がおずおずと尋ねる。すると雨鳥の目がきらりと光った。
「っ! きゃあ!?」
突然、雨鳥は飛び上がって小蓮に襲いかかった。悲鳴を上げた小蓮の髪が、ばさりと肩に落ちる。
『いっただきぃっ!』
雨鳥はその蹴爪に簪を引っ掛け、頭上を飛び回る。
「そっか! 雨鳥は光りものが好きなんだった!」
「ええ? カラスか何かですか、あの鳥」
「カラスではないけど、とにかく好きなの! ―――こら雨鳥! 小蓮のもの取っちゃダメ!」
『悪ない星彩! こればっかりは鳥のサガだ! 返して欲しかったら捕まえてみな!』
と、ケパケパ笑いながら低空飛行で飛んでいく。
これは決して抗えない本能などではなく、あきらかに鬼ごっこをしようという誘いだ。
「雨鳥! イタズラしないの!」
星彩が急いで後を追い、続いて天祥、小蓮と駆けてゆく。
「あああの簪は、都に出る前に父ちゃんが買ってくれた大切なものなのに!」
「ええ!? こら雨鳥! ほんとに返しなさーい!」
必死に叫ぶも、鳥はどこ吹く風だ。宮の門も軽く飛んで越えて行く。
「雨鳥!」
「れれ? 妃殿下?」
門を飛び出すと、待ちぼうけていた皓大が驚いていたが、構わず雨鳥を追う。
「どうなさったんです?」
とりあえず皓大も星彩と並んで走り、尋ねた。
「雨鳥が小蓮の大事な簪を持ってちゃったの! 皓大も捕まえるの手伝って!」
「いや、そんな知らない名前言われても俺、まったく事情がわからんすけど・・」
「あの黒い鳥! 捕まえるの!」
「はあ・・」
息が切れてきた星彩は、あまり長い説明ができず、皓大は首を傾げたままであったが、もう仕方がない。
雨鳥は空ばかりでなく、室内にもどしどし突っ込んでゆく。
「わああっ!?」
「きゃああっ!」
厨房に入りこんで料理人や女官に悲鳴をあげられつつ、ついでにつまみ食いまでして飛び回る。
「雨鳥!」
更にそこへ星彩らが飛び込み、惨状に拍車をかける。
また、空飛ぶ鳥に気を取られてよく前も見ずに爆走するものだから、出仕してきた官吏たちも轢いてしまう(皓大が)。
医局に飛び込んだときなどは、薬の棚を盛大に引っくり返して何が何だかわからなくなり、典医たちが顔を青くしていた。
『――雨鳥! いい加減に、する!』
あるところで、ついに業を煮やした天祥の角が光った。
瞬間、よく晴れた空に青い稲妻が走り、雨鳥に直撃する。
『ぎゃんっ!』
雨鳥は空中で停止し、屋根の上に落ち、急斜面の瓦を転がって地面にぽたりと落下した。
「わああ天祥やりすぎだよ!」
もともと黒いはずなのに、更に黒く焦げたようになって、雨鳥はぴくぴくと痙攣している。
「雨鳥! 雨鳥! お願い死なないで! ちょっと困ることもあるけど、雨鳥がいなくなったら寂しいよ!」
『うう・・・星彩、妻子を、頼んだ・・がく』
「うちょーーーう!? 結婚してたの!?」
「妃殿下、妃殿下、なんの小芝居か知りませんけど、問題の簪、屋根の上に引っ掛かってるっすよ?」
「え?」
皓大の指差す先には、高い屋根の中ほどのの瓦に、きらりと光るものが引っ掛かっている。
「うーん、俺が登ったら瓦割れるしな~」
高身の皓大なら、跳べば屋根のヘリを掴めそうだったが、その後が難しい。他に頼もうにも、一番望みのありそうな鳥たちが近くにいない。
「ああ・・」
小蓮がしょんぼりと肩を落とす。
「仕方がありません。諦めます」
「そんな! ダメだよ!」
早々に断念する小蓮を励ますように星彩が言う。
「あれは小蓮の大事なものなんでしょう? 待ってて! きっとわたしが取ってあげる!」
「で、ですが、どうやって?」
「えっと・・・あ、ほら、皓大に肩車してもらえばいいよ!」
「え?」
「わたしが屋根に登って取って来る! わたしの体重なら瓦も割れないんじゃないかな?」
「あ、なるほど~」
皓大は納得したが、小蓮は慌てて首を横に振った。
「いいいけませんよ! 危ないですそんなの!」
「平気だよっ」
「平気じゃないです! 星彩さまにそんなことさせられません!」
「んじゃあ、嬢ちゃんが登ればいいんじゃねえか?」
「・・・え?」
こいこい、と皓大に手招きされ、しかし小蓮は後ずさる。
「わ、わた、私、高い所とか、その、苦手で・・・」
「じゃあやっぱりわたしが登るよ!」
「いいいえっ! あ、あんな簪、ほっといてくださって構いませんから! どうかお止めくださいぃっ!」
「やだっ。だって小蓮に迷惑かけたの、わたしのせいだもん! 皓大、持ち上げて!」
「はいっす!」
「ああああだからいいのにぃぃぃ・・・」
泣きながら小蓮が取り縋るも、皓大の肩に立って、星彩は屋根のヘリに手を掛けた。
「よ・・・っいしょっ」
なんとか体を持ち上げ、四つん這いになりながら、慎重に登っていく。屋根の上は斜がきつく、瓦は思ったよりもよく滑る。落ちても死にはしないだろうが、骨の一本くらいは折るかもしれない。
星彩は極めて身軽というほどではないにせよ、普段、木登りなどをして遊ぶため、ある程度高さに慣れている。よって恐怖は少なく、ひょいひょいと簪のところまで登っていけた。
「やった!」
だが、簪を掴もうとして、最後にぱっと右手を伸ばしたのがいけなかった。
つい勢いが余って、星彩は左足を滑らせた。
「あっ、れっ!?」
そのまま急斜面を後ろ向きに滑り落ちていく。
「わわわわわっ!?」
何に掴まることもできないまま、滑り台の要領であっという間に宙へ放られる。
(落ち―――)
覚悟し、目を瞑った瞬間、突風が下から吹き上がり、ふわりと体が浮いた。
「―――よ、と」
続いて、柔らかく抱きとめられる感覚。
「おはよう星彩。朝から楽しそうだな」
そう言う相手は今日は初めて会う、見慣れた顔。
「宗麟! おはよう!」
星彩は安堵して、首に抱きついた。
この恭国の若き王にして、星彩の夫である鄧宗麟は、腕の中にいる小さな妃が頭や体に怪我をしていないことを確認する。
「ありがとう宗麟! もう起きたんだねっ」
「朝議があるんで早めに出てきたんだ。星彩はどうして屋根から落ちてきたんだ?」
「小蓮の簪を取ろうとしてたのっ。ええと、どこから話せばいいのかな?」
なにせ短時間の内に色々あったので、まず何を説明すればわかってもらえるのか、すぐには思いつかなかった。
「何にせよ、星彩、俺に言うことは?」
「? ありがとう?」
「それは聞いた」
「? ・・・あ」
星彩はようやく、宗麟がすぐに降ろしてくれない理由に気付いて、頭を下げた。
「危ないことして、ごめんなさい。もう屋根には登らないようにするよ」
「よし」
頷いて、宗麟は星彩を降ろした。
辺りを見て、星彩は結構な勢いで放り出されたらしいことを知る。建物から随分離れていた。
「せせせ星彩さまっ! ごぶごぶご無事ですか!?」
小蓮が可哀想なほど慌てて星彩に取り縋る。
「申し訳ありません申し訳ありません申し訳ありません! 私なんかのためにこんなっ」
「大丈夫だよ? 宗麟が助けてくれたから怪我もないし。はい、これ」
と、星彩はぎりぎりで掴み取った簪を差し出した。
「雨鳥が迷惑かけてごめんなさい。傷とかは、ついてない?」
「――ええ! ないです、ないです! ありがとうございます!」
もういいと諦めていた小蓮は泣き笑い、何度も何度も頭を下げた。
「いやーよかったよかっぶっ!?」
一人のんびり歩いて来た皓大は、突如、背後から急襲され地面に倒れた。
「お前という奴はどうしてこう、使えないんだ?」
ぐりぐりと、皓大の顔面をより深く地にめりこませながら深い溜め息をついたのは、いつも宗麟の側にいる従者の徐朱。その後ろには同僚の韓当もいる。
「徐朱!? どうして皓大を踏むの!?」
「おはようございます星彩さま。これは星彩さまのお側にいながら屋根に登らせ、あまつ落ちてゆかれるのをアホ面で見ていた者に相応の罰ですので、どうかお気になさらず」
「気になるよ! 皓大は具合が悪いの! いじめないであげて!」
「は? この者が、ですか?」
徐朱は意外なことを聞いたとばかりに瞬いた。
「皓大は具合悪くて訓練できなくて、でも仕事はしなきゃならないからって、がんばって散歩のお供をしてくれてたの! 屋根に登るのもわたしが言い出したことだもの、皓大を怒らないであげて!」
「なるほど、そういうことでしたか」
にこりと徐朱はその綺麗な顔で微笑みを作って、皓大の頭から足をどかす。
そうして皓大が起き上がりかけたところで、再び思いきり踏みつけた。
「ぐぎゅうっ」
「なんでまた踏むの!?」
「星彩さまの純真なお心を利用し、訓練を抜け出したとまであっては容赦できません。非常に面倒ではありますが、同郷のよしみとして、腐った性根を叩き直してやらなければ」
「じょ、徐朱? なんだか、今日は怖いよ?」
「星彩さまはお気になさらず」
韓当が間に入って、背後の惨状を妃の目から隠す。星彩には何かが潰れるような、折れるような、とにかく恐ろしげな音だけが聞こえた。
「ね、ねえ、皓大が死んじゃったりしないよね?」
「ご安心を。徐朱は拷問など生かさず殺さずな類が得意ですから」
「・・・安心、かな?」
「それより星彩さま、楊佳が探しておりましたよ? 城内のお散歩でも、どうか黙って出て行かれないでください。我々も心配いたします」
韓当が少しだけ眉根を寄せて注意したので、星彩はそれにも素直に謝った。
「ごめんなさい。今日はとっても早起きしたから、楊佳はまだ寝てるだろうなと思って。今度からは書き置きしとくね?」
「いえ、そういうことではなく、できればあまりお一人でお出掛けにならないで欲しいのですが」
「一人じゃないよ? 天祥も一緒」
『一緒!』
「・・いえまあ、そうなんですが」
韓当は足元でぴょんぴょん跳ねて存在を主張する天祥を見つつ、困ったように頬を掻いた。
「・・・こういうところは、ご夫婦で似てらっしゃいますよね」
「どういうところだ」
家来の呟きに宗麟が反応を示す。
「周りの苦労も考えず動き回られるところです」
「? 苦労なんて、いつかけた?」
「まさかの無自覚ですか!?」
「星彩一人が駄目なら、今度は俺も付いて行くかな」
「やめてください! 星彩さまはまだ素直に捕まってくださいますが、陛下が絡むと最悪城下にまで逃げるでしょう!?」
「え、城下に連れてってくれるの!?」
「お、行きたいのか? じゃあ、また時間作って二人で遊ぶか」
「だからおやめくださいってば! 一旦お出になると夜になっても帰って来られないじゃないですか! 探す方の身にもなってくださいよ!」
ほのぼのと笑い合う主夫婦を相手に韓当は一人絶叫する。
「早くしないと朝議が始まってしまいますよ! せっかく今日はすんなり起きてくださったんですから、遅れないでください!」
「面倒くさい・・・なんで朝も早くから髭面のおやじどもを眺めなきゃならないんだ?」
憂鬱そうに言って、宗麟は星彩を後ろから抱きしめた。
「こーして可愛い妃がいるってのに、むさい連中と過ごす時間の方が長いっておかしくないか? おかしいだろ」
「お気持ちはわかりますが、皆そーゆーもんです。大人は我慢するんです」
「大人はつらいなあ」
「宗麟、つらいの?」
心配そうに見上げられたその額に、宗麟は口づけを落とした。
「ああ。だから今夜は一緒に寝てくれ、星彩。そしたら今日も頑張れる」
「もちろん、いいよ!」
「っ、そーゆー約束は他人のいる前でなさらないでください!」
「なんでお前が照れる」
「陛下はもっと恥じらいというものを持ってください!」
「お前、そんなんばっか気にしてるから楊佳の鬱憤がたまるんだぞ」
「っ!? ななんで急に楊佳の名が出るんですか!?」
「朴念仁の数少ない女の知り合いとくれば、勘繰るのが当然だろう」
どこか晴れやかな表情をして、徐朱が韓当の背後からにゅっと現れた。
「ここぞというときは押すべきだぞ?」
「お前に指図される謂われはない!」
同僚に拳を振りかざし追い払う韓当を、宗麟は妃の頭をなでつつ半眼で眺めていた。
「どーでもいいが、たまには機嫌くらいとってやれ。楊佳が不機嫌だと俺や星彩にとばっちりが来る」
「それはお二方が怒られるようなことをなさるからでしょうが!?」
「ねえ、何のお話してるの?」
例の如く、この三人の会話にいまいち付いていけない星彩は、宗麟に尋ねた。
「好きな女に告白できない男の話だよ」
「っ! ち、違いますから! 星彩さまに妙なことを吹きこまないでくださいよ!」
「ええっと・・・」
真っ赤になった韓当と、にやにやと楽しげな徐朱や宗麟とを見比べて、考える。
「韓当は、楊佳が好きってこと?」
「っ!」
「ズバリおっしゃいましたねえ」
何気なく言ってみると、韓当は硬直し徐朱は愉快そうに笑った。
「合ってるの?」
「大正解」
「違いますっ!」
肯定した宗麟を、韓当が全力で否定する。
「星彩さま、お願いですから楊佳には何も変なことはおっしゃらないでくださいよ!?」
「? 何を言っちゃダメなの?」
「え? そ、それは・・・」
「やーい墓穴掘った」
「うるさい!」
韓当はからかう徐朱をどつき、咳払いをする。
「とにかく、私のことで楊佳には何もおっしゃらないで頂きたい、ということです」
「要約すると、告白は自分でするから手助けはいらないってことだ」
「陛下!」
「告白? 二人は結婚するの?」
「ですからっ・・・もう、いいです」
怒鳴り疲れ、韓当はがっくりと肩を落とした。
そのとき徐朱が不意に横の方に目を移して、「あ」と声を上げる。
「陛下、そろそろ行かないと本気でまずいですよ。縻達さまが睨んでおられます」
徐朱の視線の先を追えば、少し離れた渡り廊下に、立派な官服に身を包んだ人物が立って、じっと見ている。星彩の位置からは表情までははっきりと見えないが、髭を生やした老人であることは辛うじてわかった。
頭の上で、宗麟がまた深く溜息を吐く。
「確実に小言を言われるな。面倒くさい・・・」
渋々といった様子で星彩を放す。
「目付役に見つかったんじゃ仕方がない。また後でな、星彩」
「うん。お仕事がんばって!」
手を振って宗麟を送り出す。三人は渡り廊下で老人と合流すると、そのまま奥へと消えていった。
「あ、あのぅ、あのぅ、星彩さま」
すっかり人が少なくなった頃、おずおずと小蓮は尋ねた。
「今のお方はどなただったのですか? なんだかまるで国王陛下のような」
「当たりっ。宗麟は王さまだよっ」
「・・・」
小蓮はもはや声もなく、青くなって固まった。この朝の短時間だけで王妃と王の両方に会ってしまったことは、地方の村から出てきたばかりの娘にはいささか衝撃が大きかった。
「星彩さまっ!」
突然甲高い声が響き、星彩は振り向く前にもの凄い力で腕を掴まれた。
「貴女って人は貴女って人はもう!」
「よ、楊佳っ?」
裳裾を乱し叫ぶ侍女の名を、星彩は戸惑いをまじえて呼んだ。
「どうして勝手にいなくなるんですか! また何かあったんじゃないかと心配するでしょう!?」
彼女がこんなにも取り乱しているのは、以前、星彩が一人で街に放り出されたことが原因にある。あの出来事はこの侍女にとってかなり堪えたらしく、それからは主が無断で後宮を抜け出すと、すぐに探し回って連れ戻すようになった。星彩が一歩後宮を出れば、必ずどこかで問題が起こると思っているらしい。当たらずとも遠からずといったところではある。
「ご、ごめんね、楊佳」
「反省なさるなら少しは私の言うことも聞いてください! さ、帰りますよ! ちゃんとお着替えもして頂きますからね!」
「いやあの、着替えは別にいいんじゃないかと・・・」
「駄目です!」
ずるずると引きずられていく星彩。その後を天祥が追いかける。
「・・・」
残された小蓮は、すっかり皆に忘れられた兵士の屍と、黒焦げの鳥とを見遣り、最後に陽光を浴びてきらきらと光る己の簪を見た。
「・・・戻ろう」
ささっと髪をまとめてしまい、静かになった城内を走り去った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます