第65話 バスルーム

 見知らぬ部屋にいた。

 アパートなのだろう殺風景な部屋、誰かが泊まっていったような気がした。

 誰だか思い出せない。

 バスルームへ行くと、まだ使用したばかりのようだ。

 青いバスルームに髪の毛が浮いている。

 長さ的に私の髪ではない。

 短い髪の毛、ぼんやりと誰かの顔が思い浮かぶのだがすぐに消える。


 浴槽の、お湯を抜いて換気を入れる。

 リビングへ戻ると、食べかけのお菓子のとコップが2つ。

 確かに誰かいたのだ。

 付けっぱなしのTV、誰かと昨日笑っていたような…。


 バスルームを掃除しようと立ちあがる。

 私がバスルームへ行くと、誰かがバスルームを使っている。


 ココは自分の部屋じゃないのかな?

 違うんだな…どうりで見覚えがないはずだと納得して、そっと部屋を出た。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます