とうどうさん~002
「じゃあ……えっと……どうしようかな……」
悩んでいる国枝君。どう証明しようかと。
ならば俺が助け舟を出そう。つっても前回の焼き直し、麻美が絡まないバージョンだが。
「倉敷さんの財布の中でも霊視して見せれば?」
「うん、それでいいかい?倉敷さん」
「う、うん……」
了承したので集中する国枝君。暫し経ってホッと息を吐く。
「4580円入っているね。後はレンタルビデオ店のカードとドラックストアのカード……病院の診察券かな?花粉症で通っているようだね」
慌てて財布の中身を確認すると、みるみると青い顔になった。
「……ぴったり合ってるよ……これが霊視……?」
何故か春日さんがドヤ顔で頷く。物凄い誇らしげだ。可愛いぞなんか。
「ほ、他には?」
「え?そうだな……ハンカチが紫の花柄?カバンの中にタブレッドが入っているけど、画面に引っ掻いたような傷があるね……」
やっぱり慌てて確認すると、青い顔から真っ青にチェンジした。
「……合ってる!!」
「……そう、それが国枝君の力」
「春日ちゃん、彼氏自慢で得意気になってるよ」
遥香の突っ込みで場が笑いに包まれるが、倉敷さんはやっぱり青い顔の儘愛想笑いに留める事になった。
「いや、国枝君の霊視って初めて見たけど、凄いもんだね。私の財布の中身も当ててよ」
興味津々で身を乗り出した大橋さんに倉敷さんが訊ねた。
「お、大橋さん、意外と簡単に信じている様な……槙原さん達は兎も角、大橋さんもこの事知ってあまり時間は経っていないんでしょ?」
「うん?それはそうだけど、さっきも言ったでしょ。友達が言った事を信じないでどうすんだって」
そういやそうだと、やはり青い顔で頷いた。それとほぼ同時に項垂れた。
「ど、どうしたの?」
「いや……なんだかんだ言って信じ切れていなかったんだなって、自己嫌悪」
ああ、と全員納得の頷き。
「……責めないの?」
「は?なんで?逆に信じる方がどうかしていると俺は思うけど?」
「そうそう、ダーリンの言う通り。だって普通に生きていれば関わる事の無い話だもん。私だってダーリンが関わっていなかったら信じないよ」
俺達は当事者ながら、こんな話、信じる方がおかしいと思っているので、倉敷さんの方が正常だとは思う。
「ああ、緒方君は最初からそんな感じだったよな。信じられなくてもしょうがないって」
「そういやそうだったな。俺もなかなか信じる事が出来なかったが、お前が信じられる所で信じてくれたらそれでいっつってさ」
大雅と河内の言う通り。信じようが信じまいが事実は事実。なので自分のタイミングで信じてくれればそれでいいと思っている。やっぱ信じられんとなっても、それはしょうがない話だ。
では本題に戻るか。
「このメールどうする?警察に持って行くか?」
一応代表で俺が発した。答えは解っているけれど。
「実害が目に見えないのは無理でしょ。持って行ってもさ」
うん。解って言ったんだ。ポリってなかなか動かないから。機敏だったら俺みたいな奴はとっくに捕まっているわ。
「里中さんは放置するって言っていたよね?」
「うん。もっとメールくれれば勝手に重要な事言ってくれるかもだしね。しかし、言われた通り迂闊だわ、須藤。私だったら知られていようがいまいが良きメール相手を演じ切るけど」
ケラケラと馬鹿にしたように笑う。感心するのは倉敷さん。
「成程、このメンバーだったら川岸程度何て事は無かったんだね」
いやいや、それは違う。
「いや、そうでもない。鬱陶しいのは間違いなかったし」
だから倉敷さんの尽力も有り難かった。掛け値なしの本音だ。
「ま、またメール来たら、こんな感じでみんなに教えるよ。美咲のオゴリで此処にまた集まるも良し」
「うわ、私を破産させる気満々だこの子」
「大丈夫大丈夫。大沢も出してくれるって。だって彼女もここのバイトだから売り上げに貢献しなきゃだし」
「ああ、そうか、だったら大沢君、次はオゴリでお願いね」
「なんでいっつも俺にとばっちりが来るんだ!?」
笑いに包まれる場。勿論冗談だから、ヒロ、本気で困惑した顔すんな。
「ごめんごめん。遅れちゃった」
ここで波崎さんが合流。ヒロが身体を浮かせるも――
「あ、来た来た、じゃあ此処からは女子会でーす」
目を剥いた。いやいや、最初からそう言っていただろ。
なので遥香にこそっと耳打ちをする俺。
「とうどうさんの情報、みんなに話してくれ。ヤマ農に行った時にトーゴーと兵藤から仕入れたヤツ」
「OKOK。向こうはダーリンに任せてもいいよね?」
「おう。だから気兼ねなくガールズトーク楽しんでくれ」
「はーい。じゃあそっちも楽しんできてねー」
立ち上がって手を振る遥香。いってらっしゃい的な奴だ。女子達全員倣ってそうした。
「おい、折角波崎が来たっつうのに……」
「だったらお前は残ってもいいぞ」
「……流石にあの中にポツンと居たくねえよ……」
だったら諦めろ。俺はもうおたふくに行くから、そこでグダグダ悩んでいてもいいぞ。
そんな訳で楠木さんにお礼を言って店を出る。流石にヒロも慌てて付いて来た。
「こんなムサイ野郎共とお好みか……俺も不幸な男だな……」
げんなりするヒロに同調する河内。
「お前なんかまだいいだろ、なんだかんだ言って同じ白浜なんだから、俺なんて千明さんと会える日は限られているっつうのに……」
「お前、そもそも着信拒否喰らっているだろうが。今更だ」
不幸を嘆く前に自分の行いを正せっつうんだ。証拠に誰も同情しないだろ。
まあ、兎に角お好みだ。今度こそ絶対にじゅうじゅう言わせてやるんだからな!!
さて、おたふくに到着。今日は天むすのての字も言わない、言ったらまた天むすになっちゃうかもだからだ。
すんごい集中して案内された席に座り、メニューを開く。
「千明さんと一緒なら楽しかったんだろうけどなぁ……こんなムサイ野郎共とお好み突くとか、どんな苦行だ……」
ブチブチうるせーぞ河内。俺の集中を乱すな。
「緒方君、前回は天むすと焼きおにぎりだったよな?今回はどうするんだ?」
いらん事聞くなよ大雅。天むすってキーワードは呪言なんだよ。だからもう言うな。
「おい隆、お前はまた天むすか?」
「うるせーんだよヒロお!!!喧嘩売ってんのか!?買ってやるから外出ろよ!!ああコラア!!!」
「いきなり何キレてんだお前!?」
ヒロは愚か、全員ドン引きのキレ方だった。俺に天むすを勧めたら漏れなくそうなるからな。気を付けろお前等。
「ま、まあ、俺はブタ玉にするか。国枝はどうする?」
「う、うん。僕はミックスにしようかな」
木村と国枝君のように平和にお好みを決めろ。俺は俺で自分のお好みを決める、いや、
「じ、じゃあ俺はイカ玉……あ、エビ玉もいいかな……」
何悩んでんだ河内の野郎?俺に迷いを生じさせる作戦か?
「この前牛スジが売り切れだったからな。今回も頼んで見よう」
大雅も前回の記憶を俺に甦らせようとしてんのか?天むすを頼ませようとしているのか!?
「よし、俺も決まった。店員呼ぶか」
ヒロがもう決まっただと!?メニューチラッとしか見ていないのに!?
……慌てるな。落ち着け。先ずは深呼吸だ。
大きく呼吸して肺に一杯息を溜める。天むすにこんだけ警戒するとは、我ながらどうかしていると思うが。
そして頭に思い描く。定番のミックス。これさえ頭に叩き込んでおけば、少なくともじゅうじゅうは言わせられるんだ。
焼きうどんや焼きそばのような『焼き』に拘ってもいけない。なぜなら焼きおにぎりと言ってしまう可能性があるのだから。
程なく店員さんがスマイル宜しく注文を取りに来た。のだが……
「本日は天むすをご注文なされたお客様に限り、ドリンク無料となっておりますが、どうなされますか?」
脳天からつま先に稲妻が抜けた感覚!!何だそのお得情報!?
「マジか?だったら俺は天むすだ」
「僕も天むすで」
「俺も、俺も」
「じゃあ俺も」
「当たり前だが俺も!!」
「あ、じゃあ俺もそれ」
ドリンク無料に惹かれた馬鹿野郎共が俺を裏切って天むすを注文しやがった!!!
「緒方はどうする?」
汗ダラダラで一言も発しなかった俺に、生駒が訊ねて来た。
「俺は……俺は……っ!!」
ドリンク無料は魅力的だ。この店フリードリンクじゃないから。しかし、俺はじゅうじゅう言わせたいんだ!!
「俺は……っ!!!!!!」
「どうした隆?真っ青だぞ?今にもぶっ倒れそうな顔色だ」
真っ青なの俺!?たかが天むす云々で!?
「馬鹿言うな。天むす「天むすですね。畏まりました」……え?」
ちょっと……?俺は天むすを頼まないって言おうとしたんだよ?ドリンク無料は魅力だけど、それよりもじゅうじゅう言わせたかったんだから……
だから……うん……もう行っちゃったか……そうか……そうかぁ…………
「どうした緒方君?顔色が土色だぞ?」
大雅に心配されるが、何でもないと返した。当然だ。天むすを頼んだダメージでこうなったとか言えないだろ。
「あ、店員さんが通りかかった」
丁度通りかかった店員さんを呼びとめる生駒。何の用事だ?天むす頼んだだろ、お前も。
「追加で焼きそば」
追加!!追加って手があったか!!何回も言っている台詞だけども!!
「を、4人前」
4人前!?多くないそれ!?お前そんなに大食いだったっけ!?
「畏まりました。他にご注文は?」
俺も追加しようと身を乗り出したが、生駒が制した。
「いいよ、焼きそば奢るから」
奢り!?だから4人前も頼んだのか……
「みんなで摘まむ分には4人前くらいで大丈夫だろ?」
「え?ああ、うん。そうだね……………」
生駒の好意だから俺だけ単品で頼むとか言えない……いや、言ってもいいんだろうけど、小心者の俺には言えない……
「しかし、悪いだろ。お前だけ奢りとかよ?」
「ああ、バイト代多めに入ったからな。向こうじゃ美咲がドリンクとポテト奢ったから、これくらい気にすんなよ」
木村の申し訳なさ気な気持ち(生駒はバイト代が生活に直結しているからだ)を何でもないと言い切った。そうまで言われちゃ、やっぱ俺一人だけ単品追加は無理だろ……
んで、相変わらず天むすの来るスピードは早い。
「お待たせしました~」
全員分の天むすが運ばれ、それぞれの前に置かれる。
「おい、コーラ誰だ?」
「あ、俺のだ」
「やっぱ大沢かよ」
「お前だってスプライトじゃねえかよ。隆はどうせアイスコーヒーだろ」
なんか飲み物が適当に置かれたのでちょっとしたカオスになっていた。俺はヒロの指摘通りアイスコーヒーだ。
ともあれ、飲み物も揃った事だし、戴きます……
「お待たせしました、焼きそば4人前です」
戴きますの前に焼きそばが来た!!当たり前だが頼んだ生駒がそれを受け取った。
あれもじゅうじゅう言うんだよな……焼きたい!!じゅうじゅう言わせたい!!
「生駒、何なら俺が焼こうか?」
それとなく焼きを促してみる。
「いいよ。気にしないで先に天むす食べろよ。俺が焼いてやるからさ」
「そ、そうか?」
焼いてやるって、焼きたいんだよ俺は!!だけどお前が焼くっつうんなら譲るしかねーだろ!!お前のオゴリで好意なんだしさー!!
まあ、それは兎も角天むすを食う。相変わらずうまい。うまいんだけどなぁ……
「これ本当にうまいな……」
初めて天むすをためだ河内も目を剥くうまさだ。
「食いながら聞いてくれ。ヤマ農に行ったんだが、その時にな……」
木村が代表であの時の話をした。俺が話して然るべきだと思うが、天むすのダメージがなぁ……
全員天むすを食う手を休めてその話を聞いた。いや、俺とヒロ、国枝君は除く。だってその場に居たから。
「とうどうさんは須藤に負けたのか。何となくそんな気はしていたんだけど、確証したんだな」
焼き上がった焼きそばをみんなに回しながら生駒が言う。
「なんでそんな気がしたんだ?黒潮に来たとうどうさんも結構な女だったぜ?好意を植え付ける技で無限に仲間を増やすんだぞ?それでも負けたんだ。逆に須藤がそこまでとか思わなかったぞ俺は」
河内が戦慄の表情でそう述べた。
「いや、実際対峙してみて解ったけど、あの女って自分よりも弱い奴としか戦って来なかったんだと思ってさ。とうどうさんが負けたのを納得したのも、とうどうさんって自分達より弱い奴等としか戦って来なかったんじゃないかと思って」
「なんでそう思った?」
木村が疑問を述べる。有り難かった。俺も同じ疑問を持っていたから。
「だって須藤は俺にぶっ飛ばされるまでは勝つ気満々で見下していたんだぞ?負ける筈がない、勝って当たり前だってさ。それって負けた事がない。つまり勝てる相手としか戦ってないって事だろ」
成程……少々強引なロジックだが、一理あるか……
じゃあとうどうさんが弱い奴としか戦ってないって理由はなんだ?
「とうどうさんは、河内の話を聞いてそう思った」
河内の話って、上杉って女の事か?
「何か訳解らねえ術みたいなので戦うんだろ、とうどうさんってのは?黒潮の女に関しては、数で押すってのが明白だろ?」
成程、なんだかんだ言っても数が多い方が勝つ事は当然だ。よってその結論に達した訳か。
「じゃあとうどうさんが須藤に負けたのは?」
「どっちが強いかって事で考えて、自分の事しか考えていない須藤の方が強いだろ。とうどうさんは今までの情報で言えば、誰かを守る、つうか望みを叶える戦いだし。だけど、望みを叶えるって言っても、そんな大層な望みは叶えられないだろうから、精々喧嘩の助っ人程度だろ」
それは松田も言っていた事だな。叶えられる望みがかなり限定されるって。
そして、これは俺の持論だが、喧嘩は狂っている方が勝つ。だったらとうどうさんよりも朋美の方が勝つ。
「だけど、湖の死体があるだろ?なんだかんだ言っても殺人は犯しているって事だ。だったら須藤と同じじゃねえか?人を殺す事なんか屁でもねえとか思っていないか?」
河内の反論。生駒は涼しい顔で返す。
「その湖の遺体だけど、多分相当ひどい事をしたから殺されたと思うぞ。助けて、許してって言ってたんだろ?」
国枝君に目を向けながら訊ねた。国枝君、咄嗟ながらに頷く。
「具体的な事は何一つ解らねえけど、誰かの母親……それこそ、とうどうさんの母親なのかもな。虐待っての?それで追い詰めて追い込んだ。日常的に。そこで多分とうどうさんは死んだんだ」
とうどうさんが死んだ!?虐待で殺されて!?ぶっ飛んだ発言で全員生駒を食い入るように見た。早く続き話せと。
「なんで死んだと思ったのか。国枝が言ったんだろ。とうどうさんは緒方と同じだって」
繰り返し………?国枝君曰く、繰り返して来たからおかしな術を使えるようになった、と。
「そうか……そこでとうどうさんは殺されたのか!繰り返して今度は逆襲したのか!」
すんごいしっくりきた。これが正解じゃなくてなんだって話だ。
「ちょっと待ってくれないか?緒方君の場合は繰り返し地点が高校入学の日だ。生駒君が今言っているのは、死んで直ぐに生きかえって仕返ししたって事だよね?それは繰り返しとは言わないんじゃないかい?」
「そこがとうどうさんにとっての繰り返し地点なんだろ」
「……成程……そう言う事も有り得るのか……」
考え込む国枝君。可能性は充分にあると言った感じで。
「本気で憶測だからな?言っておくけども。それが答えだって思うなよ?」
「……いや、一考に値するよ、その考えは」
国枝君の返しに全面的に乗る俺達。全員うんうん頷いたし。
「生駒の言う通りだぜ。今死んだと思った奴が生き返ったんだ。相当ビビるだろうよ」
「もしかして、ボートで湖に沈めに行ったのがその母親なのかもな。ボートで生き返ってそこで逆襲した。助けて、許しても通るぜ」
木村と河内も予測を言い合う。こんな会話で突破口が開ける事も多々あるので大助かりだ。
「なんとなく答えだって感じになっているけど、何回も言うけど、俺の勝手な憶測だからな?」
不安に思ったか念を押す生駒。
「うん。解っているから大丈夫だ。可能性の一つだと認識しているから問題無い」
「こんな戯言が可能性になるのか……」
困惑するな。充分だよ、俺だけだったらそんな考えに辿り着かないんだし。
松田にも助けて貰ったしで、やっぱり持つべきものは友達だ。
「そういや緒方、今度の日曜日、渓谷の奴が白浜に来るんだってな?なんでもとうどうさんの情報を仕入れたとか」
木村の問いに気持ち良く答える俺。
「おう。東山がこっちに来るってよ。俺と遥香が会う事になったけど、お前等も来たいの?」
「お前一人だったら頭の出来で心配でしょうがねえが、槙原が同席するんならおかしな事にはなんねえだろ。だから俺はパスだ」
なんだ木村の野郎?自分から話しを振ったってのに、パスすんのか?
「波崎にしては珍しく日曜日も休みなんだよ。よって俺も行かねえ」
波崎さんが日曜に休むのは結構あるんだが、まあいい。二人でどこかに行きたいんだろうし。
「言うまでも無くバイト」
まあ、生駒はそうだろ。だからお前に無茶は言わんから安心しろ。
「隣町だからな……興味はあるけど……」
大雅は残念そうに。まあ、お前は遠いからな。仕方がない。
「俺は千明さんと……」
デートが出来ると思っているのか?まあいい。お前が居ても邪魔になるような気がするからそれでいい。
「僕もその日はちょっと……」
国枝君は用事があるのか。だったら仕方がないから気にしないでくれ。
「話が終わったらメールか何かで教えるよ。とうどうさんの情報をどうやって見つけたのか不思議だが」
「確かにそうだね。だけど、僕達がその話をしたから、不思議な事がとうどうさんさんの仕業じゃないかと思ったんじゃないかな?」
国枝君の仮説通りでもいい。それもひょっとしてとうどうさんの仕業かもしれないんだし。
まあ、今は天むすと焼きそばに集中しよう。つっても天むすは全部食べちゃったけど。
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