第502話 僕にもわからない自分

 おかえりなさい♡

 

 地活Gにコロナの陽性者が出ましたが、濃厚接触者がいないので、保健所からすぐに施設の運営の許可がおりたそうです。大事にならず良かったです。


 僕は2回目のワクチン接種が終わる17日まで地活Gに行く事を控えます。電話相談もしてもらえるので、これを使おうと思っています。


 昨日の土曜日は月に1度のメンタルクリニックの診察日でした。


 この日はクリニックに9時に着いたので、整理券をもらってから受付をしました。受付までの間、ドトールで朝食をとり時間を潰しました。


 9時45分から受付が始まります。


 僕の整理券は3番でした。十文字さんの面接から始まります。十文字さんには希死念慮の話が出来ないので苦しい面接になりました。世間話をして終わりました。


 筑根先生も引退したし、もう近場でクリニックを探すのもありかなと言われました。もうしばらくは十文字さんのいるこのクリニックに通院したい事を伝えました。


 この日も10分くらいで面接が終わりました。


 次は主治医のM先生の診察です。地活に行ってもなかなか利用者さんと話ができない事を相談しました。


 M先生は僕が話す事が上手だと言います。そのままその調子で話せば良いと言われました。僕自身わからないのですが、3人以上になると突然話ができなくなるのです。2人だと大丈夫なのです。子供の頃から喋る事が苦手だと言うと、そうなんですねと言われました。


 薬の変更はありません。診療代は480円でした。処方箋を持って薬局へ行き、薬をもらいました。1,020円でした。


 帰り際、ケンタッキーを買い、家に戻るのでした。


*~*~*


 僕にもわからない自分がいます。


 人生を楽しみたいのに、何もしない自分がいます。本当はもっと人と接していきたいのです。人と接すると、途端に言葉が出なくなります。


 これは幼い頃の親父からの虐待の影響があると感じています。僕が喋ると親父から「男はそんなに喋るものでは無い。」と教育されました。時には「黙れ!!」と殴られました。


 僕は自然と暗い無口な人間になりました。


 そして死にたいと思うようになりました。過去の事を捨て去り、これからどう過ごしていくのかが僕の課題です。


 僕のお話に付き合って下さる、あなたに感謝してお話を終わりにいたします。


 どうか明日も生きていけますように……


 いってらっしゃい♡

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