第418話 魔の14時30分
おかえりなさい♡
いきなり真夏日になりましたね。
仕事をしていてもフラフラになります。くじけそうな気持と闘いながら、今もメッキ工場に通うのです。
昨日7月分の給料の支給明細書を頂きました。本来は月末に貰うのですが、帰り際になると忘れてしまうのです。
一応、儀式なので書いていきましょう。
勤務日数、17日で基本給は89,250円でした。それに通勤手当が
6,766円足されます。総支給額が96,016円で、これからお弁当代が
5,270円引かれます。銀行に振り込まれたのは90,746円でした。
このお金は先日、生活費に使うために下ろしています。
3カ月、お給料を下ろしませんでした。その前に下ろした20万円で生活しました。この通帳は純粋にメッキ工場のお給料だけの為に使っています。
障害年金は郵便局に振り込まれます。この通帳で引き落としのある、電気、水道、ガス代に対応しています。
それともう1つ銀行の通帳があります。これは昔の名残で残してあります。携帯代と保険料が引き落とされています。引き落とされるお金を1本化したいので、郵便局に集中させようと思っています。
メッキ工場で働いているうちは、お金の心配はしなくて済みそうです。
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【魔の14時30分】
今週の月、火は磨くメッキが1つもありませんでした。
月曜日は書類の処分とパソコンのデータ入力などで1日が終わりました。とてもらくちんでした。
火曜日は課長と二人で下駄箱の大掃除をしました。これが大変でした。更衣室の下駄箱と食堂の下駄箱の2カ所やりました。
すのこがひき詰めてあります。バラバラにすると四角いものになります。更衣室と食堂で約100枚になりました。水道場で洗い、乾かす時短になるからと、エアーを吹きかけ水分をはじきます。
すのこを洗うのと、エアーを吹きかけるのを、僕一人でやりました。
課長はその間にすのこをどかした場所の掃除をしていました。洗ったすのこにエアーを吹きかけるのが大変でした。
右手にすのこを持ち、左手でエアーを吹きかけます。微妙に重いのです。終わりの頃には両手がパンパンになりました。すのこを階段で乾かして、元に戻せば完了です。
きれいになったと、課長は大喜びでした。
午前中に終わり、お昼ご飯を食べていると、右手に持った水の入ったコップが震えていました。食事が終わると、手のつるのが収まると言われている漢方薬を飲みました。
そして午後の作業です。
書類の処分、データ入力などをしました。すると両手がけいれんして指がつるではないですか!!時間を見ると14時30分でした。僕は更衣室に逃げ込みました。
最近はずっとこんな調子です。僕にとって、魔の14時30分になろうとしています。
どうしてもつるのなら、勤務時間を減らさなければいけません。1時間、時短すれば頑張れそうです。30分でも良いかもしれません。
明日は僕のメインの仕事である、N社からの入荷があります。品出しをして、メッキ磨きが再開されます。手袋も課長の提案で、新しいものが用意されています。
あとは無心で仕事に立ち向かうだけです。
仕事をする気持ちはあるのです。乗り越えて行きましょう。
今日も応援して頂きありがとうございます。お話しはここまでです。
どうか夏の暑さに負けませんように……
いってらっしゃい♡
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